九州百名山の旅(5)

霧島山(韓国岳)

標高:1700M、 所在地:宮崎県


登山日: 2007年5月12日 晴れ    歩行時間:2時間10分   単独行

コース: えびの高原登山口(9:10)→(9:55)5合目→(10:20)韓国岳山頂(10:35)
    →(11:35)えびの高原登山口


えびの高原は観光地になっていて
土産物屋までありにぎわっていた。
駐車場の端から登山道に入る。しば
らくは舗装された林の中の道を進ん
で行く。

        硫黄山

硫黄山を左に見ながら登っていく。

     韓国岳

韓国と言うお隣の国の名前を持つ
この山名に誰しも興味を抱くだろう
と思う。私もそうで、本を見ると「山
頂からの展望があまりによく、韓の
国(朝鮮半島)まで見渡せることから
この名が付いた。」とある。山頂からの
展望を期待して先に進む。

  5合目からの景色

硫黄山と不動池、その左奥に
白紫池。その右にもう一つ御
池があるがここからは見え難
い。これらの池を廻るコースが
ある。

  溶岩で出来た登山道

山頂近くでは溶岩で出来ていて
この様に赤くなっている岩や砂
礫の上を登る。

   韓国岳山頂(1700M)

太陽はキツイが風がとても爽やか。
山頂は割合と広く多くの人が休んで
いた。さあ、韓の国が本当に見えて
いるのだろうか?全ての方向を見渡
せる。

 韓の国が見えている?

その方向の写真で遠くは霞ん
でいて今日は見えていない。
きっと見える日があるのでしょ
う。えびの高原が眼下に見える。

     高千穂峰

その反対の方向にはどっしりとして
しかも均整の取れた素晴らしい姿
の山が目に入った。あの山が天孫降
臨の神話伝説の山・高千穂峰。あの
峰を最も美しく眺められるのはここ
韓国岳からだそうだ。しばらくは見
惚れていた。

      噴火口跡

直径800M,深さ300Mの霧島火山群
の中で最大の噴火口跡。ここだけが
水が無く池になっていない。写真を写
している私が今立っている所は噴火口
を取り巻いている断崖絶壁の一部で
ここが山頂になっている。

比較的登りやすい山であるためか子供達も多く登っていた。小学校低学年生ぐらいで
も十分に征服できる山だと思う。

下山後この旅の最後の地「指宿」へと車を走らせる。桜島を左に見て、更に南下。薩摩
半島最南端の開聞岳登山の為の宿指宿国民休暇村へ。

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