九州百名山の旅(4)
阿蘇山
高岳:1592M 所在地:熊本県
登山日: 2007年5月11日 晴れ 歩行時間:4時間 単独行
コース: 仙酔峡(8:40)→鷲見平(仙酔山)→(11:15)高岳・高岳東峰分岐
→(11:28)高岳東峰→(11:37)分岐へ戻る→高岳→(12:05)中岳
→(12:40)火口東ロープウェイ乗り場→仙酔峡登山口
今日も快晴で山が良く見えていて駐車
場から阿蘇山の山々が手に取る用に見
渡せる。正面にこれから登る高岳を確
認する。一見なだらかなようである。
ミヤマキリシマ
初めはミヤマキリシマの花を見
ながら登る。
溶岩で出来た岩の登山道
すぐに溶岩で出来た岩の尾根を登
りだす。歩き難い。次第に傾斜も急
になってきた。阿蘇の山には緑の
木々は一切無く太陽の直射日光が
きつい。この登りはバカ尾根とも呼
ばれているらしい。途中で休憩して
いたグループの人達もそう言い合い
苦しさを紛らせていた。
火口稜線の高岳への分岐
辛い岩登りと溶岩の砂礫の道を
登りつめると高岳への火口稜線
に着く。登って来た後ろを見ると遥か
下に町が広がっていた。先に高岳
東峰に向かう。
天狗の舞台と高岳東峰
地図には「天狗の舞台」とあり
多分一段と高く広くなっている
所がそうだろうと思うのだが。
高 岳
阿蘇山の高岳、中岳、根子岳、杵
島岳、烏帽子岳の5つの峰を阿蘇
5岳と呼んでいる。5岳の中の最高
峰がこの高岳・1592.4Mである。
高 岳
360度の展望はあるが緑が
無い。焦げ茶色の山肌が大きく
広がっている。これまで登った
山とは全く違う印象を受ける。
でも、雄大だ、自然が造ったもの
なのだがその自然界の力を感じ
た。
中 岳
高岳山頂より火口東駅
方向に少し下り西に向う
岩の稜線を進むと中岳
山頂に着く。ここからは
火口が良く見える。
火口と烏帽子岳
第1火口と奥の左に烏帽子岳
と右に杵島岳を望む。
中 岳
中岳西稜展望所より少し下った
所より中岳を見る。さらに下り
火口東駅よりロープウェイで
登山口まで降りる。
阿蘇山はやはり雄大だという印象を受けた。外輪山を含めるとその規模がさらに大き
くなる。そしてその外輪山の裾野が九重や祖母のしたまできているそうな。本当に驚い
てしまう。
九州百名山の旅も残すところ後二つとなった。雨に遭わず天気が味方してくれている。
体調も良い。これから南九州のえびの高原まで移動。