紀ノ川から和歌山城そして根来寺へ
走行日: 2008年12月12日、 晴れ、 走行距離: 約70キロ
コース: 紀ノ川道の駅〜粉河・竜門橋〜船戸〜田井ノ瀬〜紀伊風土記の丘〜和歌山城
六十谷橋〜根来寺〜粉河寺〜紀ノ川道の駅
師走になったが冬らしくもなく、暖かい日が続いていた。この春のような陽気に誘われて走りた
い願望を抑えられず出かけた。今回は和歌山県の紀ノ川沿いの自転車道から和歌山に入り、市
内を抜け再度紀ノ川を越えて根来寺へ向うコースを選んだ。
ここでお昼とする。おにぎりを食べながら、お城を見ていると、ふと徳川家のその権力と栄華を、更に、
NHKドラマ篤姫での最後の将軍慶喜の生きざまや江戸城明け渡しのをことなどを考え、その
昔に思いをめぐらせていた。
岡口門(私のスケッチ)
追手門
竜門橋
国道24号線の紀ノ川道の駅に車を置き
スタート。粉河町で左に折れ、竜門橋で
紀ノ川を渡る。
粉河寺
7号線に戻り粉河寺へ。
宝亀元年(770)土地の領主
によって創建された。古来より
西国三十三箇所観音霊場第
三番札所。(以上観光パンフ
レットより)
お昼の休憩を取り、次は根来寺を目指す。けやき通りから141号線に入り六十谷橋で紀ノ川を渡る。
そして7号線に沿ってひたすら根来寺へとぺダリング。
河南緑地サイクリング公園
川沿いを少し行くと広い河川敷に
緑地公園がある。道は真っ直ぐ
和歌山方向に伸びている。
ここから船渡までは堤防をたどるように走るが、土手の上の自転車道はこの先切れて新竹房
橋に出る。堤防よりの道を辿っていくとやがて道は住宅地の中に入る。時々広い桃の木畑の中
を行く。地図にはこの辺りが桃源郷と記している。桃のなる季節に走るときっと良い香りがす
るだろう。その時期に又走ってみようと思う。船戸からは、県道岩出南海線(14号)を行く。
紀伊風土記の丘
田井ノ瀬で左に折れて案内にし
たがって走っていく。
ここは岩崎千塚古墳群を中心に
整備された史跡公園
もとの道に戻り和歌山市に入り和歌山城へ。
和歌山城は、天正13年(1585)に紀州を統一
した豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始
まり。その後、桑山家、浅野家と続き、元和5年
(1619)に徳川家康の第10子である頼宣が入
城して以来、250年以上もの間、尾張、水戸と
並ぶ御三家の居城として長い歴史を刻んでき
た。(以上観光パンフレットより)
根来寺
新義真言宗の総本山である一乗山
大伝法院根来寺。古くは学問の寺と
して栄え、鉄砲隊を率いた根来衆の
古里でもあり、境内には国宝や重要
文化財が点在している。(以上観光パ
ンフレットより)
奥は秀吉の根来寺焼き討ちの際に延
焼を免れた多宝塔。
今日予定していたところはこれで全部立ち寄る事ができた。時間は午後3時を既に過ぎている。
冬の午後は暮れるのが早いがこれならまだ日のあるうちに紀ノ川道の駅まで戻れそうだ。後は
ゆっくりぺダリングを楽しみながら帰るとしよう。気温が低いからなのか、バッテリーがなくなっ
ているからなのか自転車のメーターが上手く作動していない。推定走行距離は約70キロ。