大阪府と奈良県の県境に位置する金剛山、標高1125Mで冬は耐寒登山のメッカとして知られている。メインルートである金剛登山口からは道が整備され登りやすくなっているために気軽に登れる山でもある。山頂では個人の登山回数が書かれた大きな看板があり、最高回数が1万回以上の人もいるのには驚かされる。毎日登っても一年で365回、10年で3650回、30年近くかからないければ1万回は越えないのだ。驚くべき数字である。私がいつも行く散髪屋の主人も金剛登山の愛好者で早朝に出かけ登ってから仕事を始めている。週の半分以上は登っているとの事である。

私はこのメインルートからでなく葛城山との間の水越峠から登ることにしている。このコースは表道よりも長くかかるが人が少なくいつも山の静寂の中、鳥の声などを聞きながら登れるのである。週に1度の割合で平日に登り、時には人に会わないこともある。

雪の多いときには登り始めてすぐにアイゼンをつけることがある。中腹からは積もった雪が根雪になり積雪も増えていき普段とはまったく違った趣がある。山頂付近からは樹氷がとても美しく別世界のなかを歩いているような気分にさせてくれる。

樹氷の世界へどうぞ

2008年2月13日 ・ この年一番の寒い日の金剛山の雪景色です。

こんな花も金剛山で咲いています

カタクリの花

9月に咲いている花

山頂付近ではこのように
ツツジが咲き始めていました。 青い木々の中の真っ赤なツツジはとても鮮やかな彩を見せてくれています

       山頂の海棠桜

展望台の広場にある大きな桜の満開の
時期に行くことが出来なくて残念ながら
その写真をお見せすることが出来ません
でした。

5月の金剛山

5月の金剛山は青い草や紫や黄色の小さな花が咲き始め、木々は一斉に緑に変わります。そして再びあの鶯の声が登山者を歓迎してくれます。いつも登っている道は両側の草花や木々がいつの間にやら自分の背丈以上にもなっているいるのです。山頂ではまだ桜が咲いていました。

金剛山

(1125M)