雪山・金剛山

2008年一番の寒い日・2月13日(気象庁発表)に金剛山に登ってみた。先週登った時と
はやはり違う。水越峠では既に道路が凍てついていた。青崩道入口はまだ土道で雪は
なかったがしばらく行くと少しづつ積雪が見え出す。道は凍てついていて時々滑る。登
るにつれて雪が多くなってきて、滑る心配はなくなった。30分程度で約1/3 地点に着い
た。このコースではここまでが急な登り。振り返ると、木々の間から道路と人家が見え、
一息入れたい所である。

更に先を行くと辺りの景色も白色に一変する。ここから30分程度は少し道は緩やかに
なる。しばらく登って行くと、樹林帯から抜け急に明るい場所に出る。丸太のベンチが
あり座って前方を見ると葛城山が望める所だ。周りの山の雪化粧が美しい。更に行く
と、道は杉林の中に入っていき、金剛山の山の自然を肌で感じることが出来る。杉林を
過ぎると道は少し下り、「セト」という分岐点に着く。ここが約2/3の地点。

最後の1/3は階段状の丸太などがある急な坂が続く。次第に道は樹氷の世界に入る。美
しい樹氷の中を行くと道は少し下り、その後階段状の坂を一気に登ると山頂に出る。山
頂はあたり一面雪景色。気温はマイナス6度。素晴らしい冬の景色を味わうことが出来た。