十勝岳
標高: 2077M 所在地: 北海道
登山日: 2023年9月24日 晴れ、 単独行
コース: 望岳台(5:35)→(6:55)十勝岳避難小屋→(9:30)十勝岳山頂(10:00)→(13:20)望岳台 登り:3時間55分、 下り:3時間20分 (休憩時間を含む)
噴火口の様なくぼみ
そして美瑛岳
十勝岳望岳台防災シェルター
昨夜はここ望岳台で車中泊。このシェル
ターは防災関係の資料もあり、トイレはお
湯まで出るので、車中泊も安心。
下山後、近くの吹き上げ温泉保養センターの温泉に入りこの山旅3座の疲れを癒す。入浴後
再び望岳台に戻り車中泊。翌25日、朝は遅く起き、ゆっくり朝食を取り、苫小牧東フェリー乗り場
へ向かう。26日夜8時半敦賀港着。夜11時過ぎに無事帰宅。
奥中央の山はトムラウシ山。百名
山で2012年8月に登った山で
その時の事を思い出し、懐かしむ。
真ん中が美瑛岳、その左は美瑛富士と
オブタテシケ山、右方が十勝だけに続く、
十勝岳
午後1時20分、無事に下山完了。一度の山行きで3山も登れるかととても不安の中出かけた
が、今この十勝岳を登り終えて元気に登山口に戻れ、北海道の9座を登ることが出来た。
じわーと達成感が沸きあがり、とても嬉しい気持ちになる!95座(94.9)目の百名山。
今年はこれで終わり残りの5座は来年に持ち越すことになるだろう。この年(81)で1年間のブランク
は大きいだろうと思う。今の体調が次年度も続いてくれることを祈るばかり。
登山道の先に望岳台が見えてきた。
あと少しで北海道百名山9座全て
踏破となるんだと思うと軽やかな気
持ちになる。
さらに下って振り返ると、遠くに山頂が
ある。あそこまで行ってきたのだと、今は爽
やかな感じで眺められる。
振り返り山頂を見る
今なお活動を行う火山
眼下の登山道
山頂からの美瑛市街
十勝岳山頂にて
ここも同様に山頂まではあと少しの
登りが大変だったな。岩の間で写真を
撮ってもらう。
今回の山旅でこのように快晴の中、山
頂に立てたのはこれが初めて。やはり良
いもんだ晴れの山頂は!時間はまだ9
時半、お昼休憩して、ゆっくりと山頂での
気分を味わう。気が付けば30分も。
奥に美瑛岳望む。さあ、あともう少しだ。
正面の斜面を登り振り返ると
歩いて来た道が見える。
目標の山頂がはっきりと確認できる。
登山道は正面の斜面が落ち込んでい
る所の少し左を稜線まで登り、左の山頂
を目指すことになる。
道は黒い火山の砂状になり、所々
小石などがあるので、やや歩き難い。
360度の展望も開け、気分は軽快だ。
ガスが動き少し晴れてきた。山頂が
見えている様だ。しかしまだかなりあるな!
右奥に山頂があるようだが雲が張り出
していて不明。でもあの雲の中だそうだ。
ここまで高度を上げると山の様子が一
変する。
まさに岩陰にひっそりと咲いている花だ。
名前はリンドウの仲間かな?
十勝岳避難小屋(1260M)
登山口から1時間少々でここに着いた
。山ガイドでは1時間とあるので私の脚
でこの時間で来れたのが嬉しい。 こ
こから本格的な登りが始まる様だ。
美瑛岳との分岐点
しばらく登って行くとこんな花に出会う。
名前は調査中。 この辺りからは次第に
草木などもなくなる。十勝岳は今尚活
発な活動をおこなう火山で、頂上付近で
は火山岩がゴロゴロしていて、当然山全
体に樹木など生息できない。見渡しても
樹々など何もない。植物も少なく、岩のわ
ずかな隙間にこのような高山植物がひ
そかに咲いているようだ。
最初は緩やかな道を登って行くが、直ぐに
岩交じりの道になる。前方に見えているの
が山頂かな?
望岳台より山頂を望む
今日は天気に恵まれこれまでと違っ
た良い山歩きになるだろう。日曜日と
重なり登山者が多いようだ。