蔵王山

標高:1841M   所在地:山形県


登山日: 2013年10月27日   晴れ    夫婦登山

コース: ロープウェイ蔵王山麓駅→樹氷高原駅(10:04)→(10:12)斉藤茂吉歌碑→(10:17)いろは沼→
    (10:44)樹林帯出る→(11:00)ワサ小屋・いろは沼分岐→(11:39)熊野十字路→(11:52)蔵王山・
    熊野岳(12:10)→(12:41)地蔵岳(1735M)→ロープウェイ蔵王地蔵山頂駅→(13:19)蔵王山麓駅


東北の旅を兼ねて百名山を二つ登る予定で自宅を車で出発。車で山形までは矢張り遠い。900Kほど走り
蔵王温泉のロープウェイ乗り場着。行きは樹氷高原駅までロープウェイで行き、そこから登る。

蔵王山の紅葉

ロープウェイからの山の紅葉が綺麗。錦のじゅうたんを広げたよう
な山の姿にしばし見とれる。

磐梯山へ

ロープウェイを乗り継いで下山。紅葉が美しい山歩きだった。
下山後は蔵王温泉でゆっくり旅の疲れを癒す。77座目の百名山。
次の山は会津の磐梯山。

ロープウェイの乗り場の近くにある大きな地蔵尊

山の紅葉と蔵王温泉の町

地蔵岳(1736M)

下りは地蔵岳を経由してロープウェイの乗り場へ向かう。

蔵王山・熊野岳山頂(1841M)

そばに蔵王神社があるここが最高峰。ガスが立ちこめてきた。
晴れていれば展望が良く飯豊山や朝日連峰、遥かに太平洋
まで見えるようなのだが、残念!

火口湖のお釜

熊野十字路

登山道は良く整備されていて道幅もあり歩きやすい。スキーの
ポールを利用してロープを張っているのでガスがあっても迷う
ことはないだろう。緩やかな登りで無理なく歩ける。

霜柱の花

登るにつれて次第に気温も低くなりあちこちに霜柱の花が咲
いている。遠くから見たときに山の上部が少し白かったのはこ
の霜柱の花だった。

                ワサ小屋跡とヤマンバの石像

おワサさんと言う老婆がここにあった山小屋の番をしていて参詣者の世話をしていたとか。その昔、三途の
川のほとりで皮をはぐ婆さんという伝説あり、そこから先は女人禁制だったと言い伝えられていた。それがこ
の姥神、通称ヤマンバ様。

蔵王山・熊野岳

いろは沼からは樹林帯に入る。道は歩きやすいが次第に高度が
上がる。樹林帯を出ると眼前に蔵王山が現れる。なだらかな山
の稜線が頂上へと続いている。しかし山の手前・右側はいくつも
大きく落ち込んでいる部分があり、こちらから見ると険しい様子。

いろは沼

ちらちらと蔵王山を見ながら行くといろは沼へ。残念ながら
この辺りでは紅葉は終わっているようだ。

斉藤茂吉の歌碑

ゲレンデが終わり林の中へ入るとすぐの所にある。「陸奥の蔵王
山並にゐる雲のひねもす動き春たつらしも」の歌碑。茂吉は山形
が生んだ大歌人でその故郷からいつもこの蔵王を仰ぎ見てい
たことだろう。 

樹氷高原駅(1330M)を降りて登り始める。最初はゲレンデを行く。
誰も降りない、みんなはロープウェイで次の駅まで行くようだ。

百名山へ