しまなみ海道サイクリングの旅

2013年5月21日〜22日

うちぬき「名水100選」

多々羅大橋の上で出会ったイギリスの青年。
暫く立ち話をした後、次の伯方・大島大橋の分岐点
まで一緒に走る。彼は仕事を辞めてこの旅に来て
いて広島から自転車で旅をつづけていた。しまな
みを渡った後四国をしばらく走り、本州に入り姫路
城を見て信州の山に登る予定。大阪を通るなら我
が家に寄れとメモを渡しておいたが、6月の7日に
は離日の予定で姫路から列車で岐阜に行くと彼か
ら電話があった。私は伯方島の民宿で泊る予
定なので橋の所で別れる。

瀬戸内海の六つの島を渡って走る海の上のサイクリング、サイクリストなら一度は走ってみたいコー
スで尾道から四国の今治まで約72キロある。橋を渡った後は一般道に降りてそれぞれの島を走る。

途中の道の駅で東京からのサイクリストと出会う。彼
も急ぐ旅でも無いようで2時間近く喋る。同年輩で徳
島まで船で来て、私と逆の道でしまなみ海道を渡り、
広島から鹿児島までの予定とのこと。話を聞いてい
て、まだまだ頑張っている人がいると思い刺激され
る。彼と別れて私は彼に教えてもらった名水百選「う
ちぬき」を探して走る。フェリー乗り場を越えて走る
がなかなか見つからない。土地の人に聞いてやっとの
ことたどり着く。畑の真ん中にあり、特に案内図もない
ので判りにくい。地元の人がよく水を汲みに来ると
言っていた。

石鎚山が見えているのだろうがどれだか判明できない、二回も登ったことがある山なのにと思いながら
一路フェリー乗り場を目指す。

8時にフェリーに乗り込み、風呂に入り汗を流しレストランで夕食。予定通りの旅が無事に終わったとい
う安ど感でビールが美味しかった。

3日目の早朝6時大阪南港着。自宅まで1時間ほど走り、無事この旅が終わる。走行距離は155キロ。

しまなみ海道自転車道の終点サンライズ糸山からの来島
海峡大橋。ここにお昼前に着く。途中の島で一泊してい
るので時間的には余裕があり、休憩したり、写真を撮った
りしながら割合ゆっくりとサイクリングを楽しめた。新尾道
からここまでの走行距離は77.6キロ。美味しいケーキと
コーヒーで早めのお昼にする。

5月22日・2日目の朝、民宿近くの突堤で。今日も良
い天気に恵まれる。あと少しでこのしまなみ海道が
終わる。今日はのんびりと走れそうだ。東伊港のフェ
リー乗り場に夜の8時までに着けばいいので時間が
有り余るほどある。

今治まで34キロ地点。このように道路上にあと何キロ
が示されているので走る予定がたてられ休憩もし易い。

美術館のすぐ横の風情にあるトイレ。

生口島に入り道は海外沿いや街の中を走るが、島内は大
体どこも同じ様子。生口島の一番の観光スポットはこの平山
美術館だろう。この島は以前妻と来たことがあり、私はサイ
クリングで島内を一周している。お昼は美術館が見えるカ
フェでスパゲティとコーヒーを注文。美味しかった。

料金箱。渡り終えた所の設置されているが管理人はいない。
クーポンから50円を切り離して入れた。

一般道との分かれ道にはこのような案内板が設置され
ているので迷うことはない。自転車道がとにかくよく整備
されているのに驚く。

フェリー場からの道が判らずおじさんに教えてもらい
道路上のブルーのラインを確認して走る。とにかくブルー
のラインが目印でこれに沿って行けば迷うことはないよ
うだ。しばらく走っていると海に出た。

尾道港への途中で幼稚園児が上半身裸で走っていた。
何とも言えない光景でつい立ち止まりシャッターを切る。

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藤堂高虎
来島海峡大橋の上で。
最後の橋・来島海峡大橋を渡る前、奥に見えるのが馬島。
橋の下に渦が見える。急流観潮船でも見れる所。

サンセットビーチ

因島に入り、フラワーセンター、運動公園などを通り海
に出ると、3つ目の端・生口橋が見えてきた。
因島大橋の上部入り口に着く。海抜120M程で海の上
のサイクリングだ。ここは車道の下を走っている。後の
橋は全て自動車道の横を走る。
海に出ると気持ちがいい。風が爽やかでこれからどんな
景色が待っているか楽しみ。

新大阪から新尾道駅までは新幹線。自転車を組み立て
サイクリングスタート。(9:15)

今治城

しまなみ海道を終えて東伊港を目指す。途中今治
城に寄る。

因島大橋の真下を走りそのあと、自転車道は一般道から離
れて橋の上部まで続いているが割合と緩やかな勾配で自転
車で頑張れば登れるようになっているので安心。

尾道港で「しまなみサイクリング優待割引クーポン
(半額の250円)」を買う。まずはフェリーで最初の
島・向島へ。