DAY 2

Glade House to Pompolona Lodge

(グレイドハウス〜ポンポローナロッジ)

16KM/10MILES, 5-7HOURS WALKING

6:45: 
起床。温かい飲み物がラウンジに用意されている。各自でお昼のランチのサンド
イッチを作る。ハム類、パン類、ジャム類、サラダやその他サンドイッチ用の色々の食材が
あり、好きなものを好きなだけ作れる。あとバナナやりんご、クッキーやチョコレート類な
があり気がつくと取りすぎているのだ。食べきれないと思い少し返す。みんな集まって
きてせっせと楽しそうに作っている。

8:00: 朝食。メニューはコーヒーなどの飲み物、トースト、半熟卵、ベーコン、トマトのバタ
ー焼き、ハムサラダ、果物など。

8:40: ポンポローナロッジに向けて出発。今日は16キロのウオーキング。ただし出発は
全員一斉でなく各自用意できた者から出かけることが出来る。8:40は目安である。でも
みんな早いのだ。

ロッジの前のクリントン川を渡ると
ブナの茂る原生林に入る。吊橋の手前には必ず一度に渡れる人数が書いてある。それを確認して渡らねばならない。右の写真では橋の手前左にある標識がそれ。
先頭と中間と最後尾のwalkerにそ
れぞれガイドがついてくれている
ので安心だ。何かあっても大丈
夫である。道は一本道でまず迷う
事はない。標識もある(英語の)。途
中でいくつか横道にそれ滝や湖、樹
をなどがあり道から離れてそれら
を見に行く場合はメイントラック
(本道)に自分のザックを置いてい
く事になっている。最後尾につい
てくれているガイドがザックが置
いてあるのを見れば必ずそこで
待っていてくれるのだ。借りたザック
には番号が付いていてその番号に
より誰が道を離れているかが判る仕
組みになっている。

  Clinton Hut(クリントンハット)

Independent Walker の宿泊所。メイン
トラックから約250Mの所にある。私
達はここでトイレ休憩。ここからは平坦
で広い道が4,5キロ続く。かって荷物を
運ぶトラクターが通っていたらしい。
そして登りが始まりClinton Valley(クリ
ントン渓谷)へと入っていく。この谷
の壁の高さが1200Mにもなると言い、
開拓者は「垂直に切り立った谷」と呼ん
でいたらしい。 

Wetland Walk(ウェットランドウオーク)

歩き出して初めての寄り道。上の写真
のように先の人のザックが置いてあっ
たので私も行ってみる事にした。10分
ぐらいの周遊コースで湿原が広がって
いる。

ケアー(ニュージーランドのオーム)

昼食はHirere Falls(ヒレレ滝)の小屋で
とる。食事をしているとケアーがやって
来た。ガイドが言っていた通りだ。油断
をすると食べ物を持っていかれるので
要注意と聞かされていた。人を恐れず
本当に近くまで寄ってくる。誰かがアッ
ト言った瞬間パンをくわえて逃げていっ
た。すぐにガイドが後を追っかけてその
食べ残したパンを回収しに走っていっ
た。これも自然を壊さない為なのだ。

歩いたり止まっているケアーは見た
目にはきれいな鳥でないがこの様に
羽を広げると赤や黄色が混じったカ
ラフルな姿を見せてくれる。

Pretend Kiwi(偽キーウィー)

キーウィーに似ているが違う
のだとニュージーランドの
人がPretend Kiwi と教えて
くれた。キーウィ−は夜行性
なので昼間にこんなところに
出てくることはないそうだ。
この鳥も人間の食べ残しを
狙っているようである。

MacKinnon Pass(マッキノン峠)

昼食後しばらく歩くと視界が開け
1888年マッキノンとミッチェルが
切り開いた峠(MacKinnon Pass)
が目の前に現れた。明日あの峠
を越えて行くのだ。

  Hidden Lake(ヒドンレイク)

少し行くと「Hidden Lake」の寄り道
があり行ってみると小さな池があった。
昔はもっと大きかったのであろう。
天気も良くゆっくりと休憩するのに
丁度良い所である。

道は又ブナの原生林の中へ入って
行く。そこで見つけた蒼い苔群。

Fan Tail (ファンテイル)

目が美しく尾っぽは扇
のような形をしている
ので「扇の尻尾」と名付
けられたようだ。

Praire (プレイりー)

9マイル地点のサインを過ぎると
Praire と呼ばれる広い草原地帯
に出る。黄色い花などが咲いてい
て周りには万年雪を抱いた山の姿
にしばし心をを奪われる。ここを
過ぎると又ブナの森に入り登りと
なる。

    BUS STOP (?)

水が溢れている時はこの屋根
つきのシェルターで雨宿りをする。
ここまで来れば今日の宿・ポンポ
ローナロッジまであと10分程度
である。

   POMPOLONA LODGE

玄関にはジュースや温かい飲み物
があり、私はレモネードをもらい飲ん
で待っていると係りの人がロッジの
案内をしながら部屋まで連れて行っ
てくれた。

ポンポローナロッジから
マッキノンパスが見える

  トイレとシャワー棟

ロッジによって建物の配置
が違う。グレイドハウスでは
寝室、トイレ、シャワーなどは
同じ棟にあったがここでは
ベッドの部屋とトイレ、シャワー
室は別々になっている。私達
夫婦は今日はShared Room で
二人だけにしてくれた。凄い
サービスに驚いた。。

各ロッジでの生活はほぼ同じスケジュールで行われる。違うのは夕食のメニューだけ。
二日目以降の宿では食後はロビーでゆっくりコーヒーを飲んだり、喋ったりしてくつろぐ
時間がある。2日目も一日中良い天気に恵まれた。

To Day 3