釈迦ヶ岳
標高:1799.6M 所在地: 奈良県
登山日: 2006年7月27日 曇り 歩行時間:3時間50分 単独行
コース:不動小屋登山口→(47分)→尾根出合→(32分)→古田の森→(23分)
→千丈平→(15分)→奥駈道分岐→(8分)→山頂→(42分)→古田の森
→(30分)→尾根出合→(30分)→不動小屋登山口
不動小屋登山口
早朝4時家を車で出発、この
登山口に6時30分着。林道の
この先には峠の登山口があり
そこからも登れるようだ。ここ
は川のそばでとくに駐車場はない。
車を道の端に止めて登る。
コケの森
釈迦が岳の道標に従って山の
中へ入るとすぐにこの様な森の
道となる。岩のコケが美しい。
古田の森
樹林帯の中のつづら折れの道を
登って行くと尾根出合にでた。
峠の登山口への分岐でありそこ
からは尾根歩きとなる。しかし
ガスが張り出してきた。ブナ林の
中は低い背丈の笹が絨毯を敷き
詰めたような鮮やかな緑。その中
に細い道が続いている。それを辿っ
て小さい丘をいくつか越えて行くと
古田の森に着く。
何の足跡
今朝はどうやら私が一番に山に踏み
込んでいるようだ。釈迦ヶ岳へと続く
道にはまだ人間の靴の跡が無い。
目に入ってくるのはこんな動物の足
跡である。4,5センチ位の大きなもの
なので一瞬驚いた。まさか熊ででは!
と。近くで「ギャー!」という様な動物の
叫び声が聞こえた。すると向こうのほ
うで2,3頭の鹿が走り去っていった。
私が彼らの棲み処に早朝から入り込ん
でいたんだ。人間の勝手な行動で彼らの
生活を乱しているのだろうと思いすこし
申し訳ない気がした。
自然林が美しい
ブナの林
幻想的なブナの林
ガスが晴れた時の
ブナの林
千丈平
古田の森からは少し下り
湿地帯に入る。ここから
山頂まではあとひと頑張り。
大峰奥駈道分岐
この日も尾根から上はガスが晴れず山頂では雄大なパノラマを見ることが出来なか
った。しかしブナ林の中の山歩きは十分に私を満足させてくれ、古田の森からの釈迦ヶ
岳の姿や山頂からの景色が望めず心残りのままの下山であったが又来てみたいと思
う山である。山頂で一人、下りで一人と7,8人のパーティ、夫婦づれに出会う。
コケの森で見つけた
赤いキノコ
山頂の釈迦如来像の前で