トチノキ

落葉広葉樹で、食用となり栃
煎餅や栃餅に使われる。

  一番景色のブナ林

白神山地の中で広告塔になる一
番の景色らしい。吉永小百合さん
がそこに立っている写真がJRの旅
行ポスターに使われているとの事。

      青池

コバルトブルーの湖面が美しい池。
この日は湖面に落ち葉なのか何か
白っぽいものが浮いていて、本来の
「凄い!」と感じる美しさ程でないよう
だ。このコースのハイライトなのだが。

   カワウ

山の中で川の「ウ」?
でも、カワウなんだ。

     鶏頭場の池

「ブナやミズナラなどに囲まれた池で、上から見ると鳥の頭の形に似ていることかこの名前が付いた。」とのガイドの説明。奥に見えるのは白神岳。

   森の物産館キョロロ

バスで到着し、約1時間強の青池方面に
向けて出かける。

東北トレッキングの旅(2)

暗門川沿いの白神山地世界遺産
地域入口

西目屋村の宿からバスで着く。正面の
協力金受付で500円支払う。

夫婦の山へ

この後出発点に戻る。 これで東北トレッキングが終わり、帰りの秋田空港へと向かう。
19時半伊丹空港着、無事帰宅。

   沸壷の池

青池に筆頭する程の美しさと
透明度がある

十二湖散策

白神山地

白神山地とは、調べて見ると、「秋田県北西部と青森県南西部にまたがる約13万haに及ぶ広大な
山地帯の総称です。ここは人為の影響をほとんど受けていない世界最大級の原始的なブナ林が分
布し、この中に多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1993年12
月に世界遺産(自然遺産)に登録されました。」 ガイドさんの説明には、「この地域を通る道路計画が
持ち上がったが、大きなクマゲラなどの生息が判り、反対運動の末、県がその計画を中止した。」とあ
りました。

2023年10月11日

     トチカツラの大木

入り口を入り受付へ行くまでの左側に
早速ガイドにより指摘された樹

ブナ林散策道入口

さあ、ブナ林に入る。どん
な樹々が現れるのかな?

     岩木山

途中で再び出会えた均整の取れた美しい姿の岩木山に感動!

ゼンマイ

名前は。。。?シメジに似ているけど、茎が赤いので違うな。

  ブナハリタケ

鍋物に美味しいらし

ブナの林の中

道は少し登り

  上のキノコの名前は不明。

  下の方が 「ウスヒラタケ

白っぽくとても香りが良い。食べて
もクセがなく鍋やみそ汁にも美味しい
らしい。

     サルノコシカケ

まるでサルが座る椅子のように見える
のでそういわれている。これは漢方薬と
してかなり高価らしい。

スリコギタキ

ホウキタケ

最初は上部に出るまで長い登りが続く。

道はあと少し登る

   ブナの世代交代?

「手前の大きいブナの木が上に伸
びている間は、奥の小さなブナ
は充分な光を受けられないので
倒れてしまう運命。小さなブナは10
年でほとんど死んでしまう。」とガイド
の説明。

     道案内版

ここからは入口までは来た道を帰る。

とても大きなブナの木         根元から見るとその大きさに驚く

この散策道の一番奥にある水飲み場
冷たくてとても美味しい。

    朝焼けの岩木山

  早朝、宿の部屋の窓から


岩木山は東北の百名山で、私が今年に登る予定だった山。

美しいブナの木

       ミズナラ

最初の階段状の道を登った所で説明があっ
た樹。「ブナ科の落葉樹で、幹や枝に含まれる
水分が多く、燃えにくいことから「水楢」と呼ば
れる。」と説明。建築材として利用されている
との事。

ブナ林散策道

     ハリギリ

「広葉樹で、ケヤキに似た年輪
模様が美しく、建築材や家具とし
て利用される。」と説明あり。

    白神山地全体図

かなり広い地域に渡っていることが分
かる。「ブナ林散策道」は上の右端で
十二湖は左の赤い所。この二つの地
域を結んでいる道路は「白神ライン」
でほとんどが砂利道。この時は運悪く
通行止めで海まで出るう回路になる。

      サワグルミ

「沢胡桃」と書き、名の通り渓流沿いに多い。ブナの多い渓流沿いなら普通に見られる。マッチの軸、桶、下駄、リレーのバトンなどに使われている。」との説明。

    十二湖案内板

最初はこれら十二湖全てを巡るの
かと思っていたが、その内のメインの
「青池」中心のコースだと分かる。十二
湖全てを廻るには一日くらいの日程が
必要。

ブナ林散策道(2.2キロ、約2時間)の大周りを終えてバスに戻り、近くのレストランで昼食。
食後、バスで次の散策地・十二湖へ向かう。

ブナの幼木

    倒れた大きなブナの木

水分をより多く取り込むためにブナの根は
以外と細いようだ。この倒木がそれを
教えてくれている。ブナという字は木編に
無と書く。それは役に立たない樹とされて
きたからしい。それで多くの地域で伐採
されてしまう。しかし、保水能力が高く、山が
崩壊するのを助けてくれることが分かり、
更に家具材としても大いに利用価値があ
ることも分かり、今では重宝されているよう

ブナの寿命は300→400年と言われているようです。400年くらいのブナの木が倒れてしまった今
は現存しているブナの最長寿は樹齢300年近くにもなるのだろうか? このブナは250年位とのガ
イドの話。

        ブナ

「日本の低山帯を象徴する樹で、大木になり
ます。ブナの林はだんだん少なくなり、貴重に
なっています。」と書かれている。表面は灰白
色ないし暗灰色です。でも地類などがよくつ
いて、斑紋状になっているのが多い
ブナの木は強度があるので家具によく利用さ
れるそうです。このブナは樹齢200年らしい