北岳と間ノ岳

標高:3193M 、3190M 所在地:山梨県


山頂で再びコーヒーブレイク。山荘に戻るのがもったいないようで、1時間も景色を楽しむ。

西農鳥岳と農鳥岳が目の前にある。
3時間程度の山旅で行けるようだ。
ここはまだ登っていないけれど、今回
の予定には入れていない。 その奥
には。

登山日: 2016年10月11、12、13日   晴れ、   単独行

コース: 1日目: 広河原(6:50)→大樺沢→(9:27)二俣→右俣コース→(12:43)稜線上→
        (13:30)北岳肩ノ小屋(泊)
    2日目: 肩ノ小屋(6:15)→(7:05)北岳山頂(7:50)→((8:50)北岳山荘(9:45)→
        (11:20)間ノ岳山頂(12:20)→(14:20)北岳山荘(泊)
    3日目: 北岳山荘((6:30)→(9::30)二俣→(12:00)広河原
        (下山では膝関節不良のため特に休憩多し。)

6時30分下山開始。今日も快晴
に恵まれる。下りは北岳を通らず
にトラバースして八本歯のコルの
ルートを取る。

3日目

間ノ岳山頂(3190M)

82座目の百名山に立つことが出来嬉
しさがこみ上げてきた。 ここも360度
の大パノラマが広がっている。

御嶽山

火山の爆発で多くの登山者が
亡くなった山、自然の厳しさを
思わざるを得ない山。 360度の
大パノラマは時間を忘れさせて
くれる。長居をした後、7時50分、
次の間ノ岳へ向けて下り始める。。

百名山へ戻る

2016年のこの年は8月の終わりころから次々と台風がやって来て、結局天気が安定したのは10月
の体育の日からだった。さあ、待ってたぞ!という気持ちで山に向かう。

南アルプスで唯一残っている百名山・間ノ岳を目指す。2003年に北岳に登った時はまだ百名山の意識
がなく

、近くにある間ノ岳まで足が向かなかった。で、今回は北岳経由で間ノ岳に登る予定。

10月10日体育の日、車を走らせ甲府市芦安村の駐車場へ。ここで車中泊。深夜トイレで車外に出ると
雨がポツリポツリと落ちてきていた。明日は曇りから晴れの予報だったが天気が少し心配になる。

登山1日目の朝、雲は多いが一応晴れ。バスに乗り登山口へ。6時50分、2泊3日の山旅の出発。

よく見ると本当に贅沢な眺めだ!

日本第2番目に高い山・北岳から眺め
る富士山はまた格別だ! 均整がとれ
ていて本当に美しい!富士山はやはり
遠くから見てその姿を味わう山なのだと
思う。

塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳、茶臼山
光岳と赤石山脈が続いている。懐かし
い山々だ。どれもみん大変な山歩き
だったな。 こうして遠くからこれまでに
登った山を眺めるのも良いもんだ。、とても懐かしい思いしてくれる。 

登山口バス乗り場前の山岳資料館

12時到着。 バスに乗り芦安村の駐車場へ。
2泊3日の山旅を終え、再び車で帰宅の途へ。
翌日早朝帰宅。 
   82座目の百名山達成!

八本歯のコル入口

このコースは急峻な下りが続く要注意の
道。左隅に見えるのは北岳山荘。

途中の中白根峰(3005M)

北岳山荘

1時間ほどで山荘に着く。今日の宿だ。
部屋を確認しコーヒータイムの後、サブザックで間ノ岳へ
出発。 往復約3時間の予定。

仙丈岳の奥に北アルプス

槍ヶ岳、穂高連峰などの山々、
少し左に乗鞍岳

肩の小屋を後に北岳を目指す。山頂はもうすぐだ。

言葉には言い尽くせない素晴らしい景色に感動し、やはり山は良いもんだと納得する。苦労して登って
来たご褒美なのだろう。

ご来光を受ける富士山

ご来光!

太陽が顔を出した。

日の出は5時半過ぎで、朝食を終えて外で日の出を待つ。

2日目

3000メーターから眺める富士山

小屋の前のテーブルでコーヒーを
沸かしてお昼とする。眼前に見事
な富士山を眺めながら。

1日目の宿・北岳肩の小屋

標高は丁度3000メーター。ここ
でお世話になるのは二度目。

仙丈岳

2度も登っている仙丈岳、2003年は仕事
仲間と、2005年はニュージーランドの青年
を連れて。3000メーター級の日帰り出来る
山としては十分に山歩きを満足させてくれる
とてもいい山。

鳳凰三山とその奥に瑞牆山や金峰山

地蔵岳、観音岳、薬師岳の鳳凰三山の
稜線が綺麗。観音岳から薬師岳への稜
線は真正面にあの雄大な富士山を眺め
ながら歩ける言わば天井の散歩道。この
稜線歩きは百名山の中で最高の路だ!
2006年の金峰山と瑞牆山、どんな山だ
ったのかと記憶をたどる。 マルバタケブ
ギの花や、五丈岩、そして山頂から岩ばか
りの瑞牆山がすぐそこにあったな。 

稜線上に出る。素晴らしい景色が待って
いた。まずは、甲斐駒ケ岳、その奥に八ケ
岳の山々。主峰の赤岳はどれだろうか?
雪をかぶったように見える甲斐駒ケ岳は
一目で判る。 思えば、2003年に北岳に
登った帰りに、北沢峠から甲斐駒ケ岳の山
頂に立った。、八ケ岳の赤岳には2000年に夏
沢峠より登頂する。

二俣分岐、ここからは真っ直ぐ上に登り、高度を稼ぐことにな
る。目指すは稜線だ。素晴らしい景色が待っているだろう。

川沿いの道を少しづつ登って行くと視界
が開け、北岳が近くに見える。嬉しいこと
に青空が広がり始めている。

白根御池方面と二俣との分岐。

今回は大樺沢を通り、二俣コースを取る。

野呂川の橋を渡って、登山道に入る。正面には北岳。


中央アルプス

木曽駒ケ岳や空木岳の山々

朝7時6分、北岳山頂

風が凄い、長野側から吹き上げてくる風に
体がよろけそうになりながら上を目指す。

中白峰からの北岳と北岳山荘

バスを降りてすぐ、川の向こうに目指す
北岳が見える。