悪沢岳から赤石岳への山旅

所在地: 長野・静岡県境

千枚岳→悪沢岳(3141M)→中岳→小赤石岳→赤石岳(3120.1M)


登山日: 2013年9月9日〜11日  曇り  単独行  歩行時間:18時間50分(休憩含む)

コース:: 1日目:椹島登山口(9:05)→(10:00)尾根に出る→(12:16)清水平→(14:13)駒鳥池
           →(15:00)千枚小屋
    2日目:千枚小屋(5:40)→(6:18)千枚岳→(7:00)丸山(3032M)→(7:36)悪沢岳
           (7:45)→(8:50)中岳(3083M)→(9:54)荒川小屋(10:10)→(11:50)
           小赤石岳(3081M)(12:05)→(12:35)赤石小屋分岐→(12:35)赤石岳
           (12:48)→(14:43)富士見平(15:00)→(15:20)赤石小屋
    3日目:赤石小屋(5:45)→(8:40)椹島登山口
           


椹島登山口

送迎バスで1時間も揺られて随分と山深い所に来たが着いたと
ころは山奥とは思えないよく整備された場所。宿泊施設もあ
る。標高は1120

M。ここに来るまで一か所赤石岳が見えるとこ
ろがあったがガスで見ることはできなかった。天気はあまり期
待できそうもない。

登山2日目に続く

駒鳥池

草原状の広い所を行くと蕨段三角点、少し登った所に見晴台
があり悪沢岳や赤石岳が見えるらしいが、降りてきた人が「何
も見えなかった。」と教えてくれて私はそこへ行くのをやめた。
標高は2400Mを越えている。千枚小屋まではあと少し。

シラビソ、オオシラビソの森

まだまだ登りが続く。でも時々平坦な道になりシラビソや
ツガ、ブナ等の林の中を歩き、樹の香りをもらいながらの
山歩きも捨てたものでない。登りはしんどいけれど、こんな
気色の中を歩いていると疲れは少しは忘れる。

清水平

シラビソの森の中

シラビソの林

尾根道を登って行くと鉄塔がありそこから下る。再び
登りがありジグザグに高度を稼ぐ。小石下を通過して
行くと水場がある清水平に着く。

ブナの林からツガやシラビソの林を登って行くと林道に出
る。林道を渡りこの梯子を登り再び登山道へ。

前回の山旅(聖岳から光岳)を終え1週間は台風接近で自宅待機状態。何とか晴れそうな予報で山行き
を決める。畑薙第二ダムの駐車場から送迎バスで登山口の椹島へ。大阪の自宅を出てここまで来るの
に随分と時間がかかる。

奥西河内沢のつり橋

登山口からすぐの所の滝見橋の手前を左おれして
登山道へ。そしてこの橋を渡り左に沢を見なが
ら登る。

千枚小屋

大木とシラビソの原生林、これが見事に並んでいて本当に綺麗。
真っ直ぐに立っている何千本の木の間の道を行く。何か別世界
の道を歩いているような気分になる。でもこの登りがなかなか
終わらない。あと15分の標識、これを見て元気出る。千枚小屋
2500M、着、1380Mの登り。小屋泊。