蒜山登山



登山日: 2018年10月14日(日)  晴れ、雨、晴れ   単独行

コース: 塩釜登山口→5合目日留神社→県境尾根→中蒜山→県境尾根→五合目日留神社
      →塩釜登山口

展望が良いはずなのだが、ガスで何も見えない。とにかく早く上蒜山に進もうとするが道がなくよく見ると、
「入山禁止」の標識がある。これから先へはいけないのか!途方に暮れる。傍の小屋で人の話し声がてえ
てきたので、
尋ねてみようと中に入る。
夫婦と男性が一人いて上蒜山への道を尋ねると、夫婦登山者はこれからそこへ行く予定で、もう一人の男
性は下蒜山からやって来て同じく上蒜山まで行く予定だそうだ。


しかし、道は既にガスで濡れていて藪漕ぎも大変だろうという事。下蒜山からやってきた男性も「もうそれは大
変でその上に道がぬかるんでいてやっとのことでここへたどり着いた。」と話してくれた。
どうするかと悩んでいると、雨がひどく降り出した。止む気配がない。予報では晴れなのに、
「さあ!行こう!」という気になれない。
3人は予定通り上蒜山まで別のコースがあるので行くようだ。私はこの雨の中これ以上進む気になれずに下
山と決める。団体さん達が小屋に入って来て身動きできない。私は慌てて雨対策をして外に出る。

降り続いている雨の中歩くがとにかく滑る。道は粘土層のようでしかも固い部分に薄く粘土層があり、
そのれを踏んでしまうと簡単に滑る。
結局下山完了まで4回も滑ってしまった。
途中で上蒜山まで行くと言っていた男性が追い着いてきた。
聞いてみると「道がひどいので途中で引き返し、塩釜登山口に降りる。」との事。
後は二人で山の話などをしながら下ることが出来た。仲間が出来たことで下りもめげることなく
楽しい時間となる。「ありがとう、岡山からの0さん!」

翌日の蒜山三山、
手前から上蒜山、中蒜山そして少し見えているのが下蒜山
秋が深まる頃にまた来ようか。
ガスやって来ていて、道は濡れ、藪漕ぎでかなり
濡れる。
五合目の稜線分岐までの中間地点
静かな雰囲気の中を進む。
1合目
ひんやりとして、朝の山の空気が美味しい。

台風シーズンも終わり、少し天気が安定してきたようになり待ちかねて秋の山歩きに出かける。
心配なのは胸の怪我だが、はほぼ完治しているように思える。多分大丈夫だろう。きつくない山で比較的登り
やすい山を選び蒜山高原へ向かう。
予定では、中蒜山に登り、上蒜山へ向かい、もどって中蒜山から下蒜山へ歩く。再び引き返し中蒜山手前の
分岐点から下山する計画だった。
20年位前に夫婦で犬走峠から下蒜山を目指したが、途中で天気が急変して断念したことがある。私はこれ
で蒜山登山は二回目。
塩釜登山口から歩き出す。朝7時出発、天気は良好。団体さんが集まっていたので、それより先に出発した。
下界は晴れていた!
とても爽やかでいい感じの人だたったな。いつか再会して山の話の
続きをしたいと願いつつ別れる。
下山後、彼の車がある下蒜山登山口まで送る。
中蒜山(1,122M)

県境尾根分岐

リンドウ

根っ子の道ち続く
三号目あたりから木の根が現れる
登山口よりしばらく行くと、ススキが朝霧の中いい感じで迎えてくれた。