過去・現在・未来にまします三千ものみほとけのお名前をよみ、讃える法要です。
彼岸会は此岸(しがん)とよばれるこの世から彼の岸(彼岸・ひがん)である極楽浄土に想いをはせる法要です。阿弥陀仏や、ご自身のご先祖さまや
亡くなられた大切な人に対して想いをはせることにもつながります。
法然上人がお亡くなりになられた日を期して行われる上人の遺徳を偲ぶ忌日法要です。「御忌」という言葉は天皇や皇后の忌日法要を指していましたが、後柏原天皇より「知恩院にて法然上人の御忌を勤めよ」という「大永の御忌鳳詔」が出されました。これにより法然上人の忌日法要を「御忌」と呼ぶようになりました。
餓鬼道に落ちた亡者に飲み物や食べ物を施すことにより、我々自身に功徳が積まれます。その功徳を私たち自身のご先祖さまや、亡くなられた大切な人に対し回し向け、想い、偲ぶための法要です。
念仏会(ねんぶつえ)、「お十夜」「十夜法要」「十夜講」「十夜念仏」などともいい、正しくは、「十日十夜(じゅうや)法要」という。昔は十日十夜にわたる法会(ほうえ)でした。十日十夜にわたり不断(ふだん)念仏を称えて、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要です。
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