● 「薄桜記」発売記念インストアライブ in HMV名古屋栄店  ●

11月26日発売されたマキシシングル「薄桜記」。そのキャンペーンとして、12月19日HMV名古屋栄店で行われたインストアライブに行って来ました。 翌週にディナーショーが控えていることもあり、躊躇する部分もあったのですが、やはり生・京本さんにお会いできるまたとない機会。京本さんはもちろん、日頃なかなかお会いできない 遠く離れたファン仲間にもお会いしたいもん!と自分に言い訳しつつ、またまた参加してきました。

今回は電車と新幹線を乗り継ぐこと3時間。お昼前に名古屋に到着し、待ち合わせた友人と昼食をすませて 会場へ着いたのが14時少し前。
さて今回の会場は・・・と店内を見渡し、うーん別に椅子も並んでないけど何処なんだろう?と思いながらぐるりと 回ったところにありました。狭い店内の中ほどに一段高くなった小さなステージが作られ、その周りに「薄桜記」のポスターが沢山貼られています。 据え付けられたスピーカーからは「薄桜記」と「身勝手なkiss〜最初から泣いていた〜」が大音量で流され、 既にちらほらと何人かのファンと思しき方々の姿がありました。
うわーこれは前回のインストアライブより更にステージとの距離が近いよ!とびっくり。
そのままだんだんと増えてきたファンの方々と会話しながら待つこと1時間近く。
15時少し前になったところで、今回の主催者であるHMV栄店の方が、イベントの諸注意などを 話され、事前に各自が持っていた番号札の順に並び、皆緊張した面持ちで京本さんの登場を今か今かと待ちます。
今年に入って、イベント会場で男性の姿が多く見かけるようになったなぁと思っていたのですが、今日も早い時間から沢山男性ファンの方が おられました。

そうして、時計の針が15時を差す頃、ようやく先ほどの係りの方が「そろそろ京本さんの登場です。皆さん拍手で出迎えてください!」 とのアナウンスです。 と同時に会場の視線が一斉に店内奥の入口へ。

「うわーっ」という悲鳴にも似た歓声が上がる中、京本さんが「こんにちは〜」と颯爽とやって来ました。
しばし見惚れる一同。本日のいでたちは、襟の部分だけが黒いエンジ色の皮ジャケットに黒のタートルネックのシャツ。下は黒の皮パンツに黒い靴下に黒の ショートブーツっぽい革靴。胸元にはクロムハーツ系の大振りなシルバーのペンダント。目にはポスターと同じ緑のカラコン。指には綺麗なマリンブルーの 大きな石が光る指輪を嵌めておられました。

「皆さん、ようこそ京本政樹です」と挨拶があり、お店の方の司会進行でトークが始まります。 最初は「薄桜記」の話題から、ということで先日行われたAAAでの侍ギターにまつわるエピソードを披露。
2300万円のギターには、ミュジーシャンの皆様も興味津々だったようで、順番に楽屋に来られては「ギターを触らせてくれ」と 一緒に写真を撮って喜ぶ方が続出だったそうです。
また、同じくAAAに参加した作詞家の森雪之丞氏や森口博子さんが「薄桜記」を会場で初めて聞き、 「いい歌だ」と感激されて嬉しかった話をされてました。
シングルの次は、と今度はお店の方があらかじめ用意してあった写真集「必殺-THE美剣士-」を 手に取り、「今日お集まりの皆さんは既にお持ちですよね」と開いてくださったのが、あの刀傷を負った 竜の写真。思わず「きゃーっ」という悲鳴が最前列からあがります。すると、それを見ていた京本さんからすかさず「今、悲鳴をあげた人は 持ってないんでしょうねぇ」と冗談交じりの突込みが入ってました。

そんなこんなでトークコーナーはあっという間に終わり、「じゃ、そろそろ歌っていただきましょう」との アナウンスが。しかし、「すいません、その前にお水を」と頼む京本さん。が、肝心の水がありません。
「すみません。すぐ用意しますのでお待ちください」と頭を下げる司会者の方に「さっき言ったじゃない」と 笑顔でチクリと言われるお姿がとてもお茶目です。
また、今回は「ここで刀振り回してもねぇ・・ということで持ってきてません」とのお言葉どおり、侍ギターの登場はありませんでした。
そうして、運ばれてきた水をほんの一口含み、「発売してから先日のAAAで歌って、これが2回目なので 緊張しますね。『薄桜記』シングルバージョン聴いてください」と一礼して歌い始めました。
時折、右手でPAの方に音量の合図を送りながら、しっとりと歌い上げる京本さん。
一緒に口ずさむ人、うっとりと見つめる人、とにかく嬉しさのあまり固まっている人、狭い店内でこの一角だけ温度が確実に5度は上がってました。
毎回こういうイベントやライブでは、歌いながら客席に視線をめぐらす京本さんですが、今日はあまりにお客さんが目の前だったせいか、視線が常に 遠くを見られていたのが印象的でした。
そうして、最後の一音を歌い終えると、深々とお辞儀をされ、 「今日聞いて、少しでもぐっと来た方は『薄桜記』そちらで売られていますので、買ってください」としっかり宣伝されていました。

ここでサイン会の準備のため、京本さんは一旦退場。
直ぐに机が用意され、再び登場してサイン&握手会の始まりです。
今回はCDもしくは、お店が用意してくださった色紙、どちらか好きな方にサインでした。 また、今日の特典として入場者全員に”薄桜記ピック”が1枚ずつ配られました。

始まる前から異様にドキドキしていた今日でしたが、順番を待つため並んでいる間にますます緊張してしまい、 1人ずつステージの段に上がる際、思わずけつまずきそうになるほど。 すかさず、お店の方に「足元に段がありますので、お気をつけください」とアナウンスを入れられ、めちゃくちゃ恥ずかしかったです(^^ゞ。
自分でも呆れるくらい緊張していたおかげで、サインをしてもらい、ちょこっとお話を終えた頃、すっと京本さんが右手を出された時 「え、何で?あ、そうか握手か」と慌てて手を出しましたが、感触もロクに憶えておりません(泣笑)。

その後は、いつものように周囲の方々と順番に応対される京本さんを眺めながら楽しく歓談。 しみじみ「この距離で眺めてる方が、落ち着いて見られていいねー」なんて言ってしまいました。
今日も子供づれの方が登場すると、子供さんの頭に手をやったり、話しかけたりと、 とっても嬉しそうな優しい笑顔が見られました(^-^)。

イベント自体は40分くらい、と本当にあっという間でしたが、今日も沢山幸せを分けてもらった 半日でした。ディナーショーまであと1週間、今日の幸せを胸に頑張ろう!と思った帰り道でした(^-^)v。

2004年12月19日

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