● 仮面ライダーアギトSP−新たなる変身−  ●

仮面ライダー誕生30周年記念作品として、製作された「仮面ライダーアギト」。
アギトへの変身能力が覚醒した記憶喪失の青年・津上翔一(賀集利樹)、ギルスへの変身能力が身に付いてしまった葦原涼(友井雄亮)。G3装着員として運命の渦に飛び込んでいく氷川誠(要潤)。 この3人のライダーを巡る複雑なストーリー展開と、スケールの大きな特撮で子供から大人まで幅広い層の支持を受けました。
この「仮面ライダーアギトSP〜新たなる変身〜」は、テレビシリーズの高視聴率と放映中に公開された劇場版の大ヒットを受け、 ファンへの御礼企画として製作。特撮モノとしては快挙といえる、月曜夜7時〜というゴールデンタイムの1時間番組として放送され、その後ビデオやDVDにソフト化、 未だに根強い人気を誇る作品です。

ある日突然、人が灰になるという恐ろしい犯罪が頻発。警視庁はこれを目的不明の犯罪を繰り返す、未知なる敵”アンノウン”の仕業と断定し、対策に乗り出すが後手後手に回る状況に 頭を抱えていた。
一方、美杉家で暮らす翔一は、恩人である国枝教授に偶然出会い、一年ぶりの再会を喜び合う。しかし、喜びも束の間、国枝との話の途中で”アンノウン”の動きを察知し、飛び出した 翔一の後を追った国枝は、そこで彼がアギトであることを知る。そして、戦いの最中で自らを制御しきれなくなった翔一は、国枝を襲ってしまう!?


この作品で京本さんが演じたのは、美杉教授の友人で翔一の恩人でもある、心理学者・国枝 東(くにえだあずま)。 「仮面ライダーBLACK」以来の出演となった今作ですが、スペシャルゲストの名に恥じない、美味しすぎる様々な魅力をたっぷり見せてくれました。

黒いレザースーツで身を包み、大型バイクを駆るカッコよすぎな外見とは裏腹に、「大雑把に言って」が口癖で好物が芋羊羹(!)という、かなり三の色が濃い国枝教授。 随所で見られるお茶目で軽妙な演技に頬が緩みっぱなしです。様々に変化する表情の 中でも、今回は特に、バリエーション溢れる笑顔の眩しさをじっくり堪能できます。
しかし、陽気な外面とは裏腹に、かつてアギトと化した息子を失うという心の傷を隠し持つ一面も。
数ある見どころの中でも、翔一を励ますくだりでの青春ドラマの一コマのような、熱〜い想いがビシバシ伝わってくる熱演は必見。見事なまでの殴りっぷりのよさに加え、憂いを含んだ真剣な眼差しやふわりとした笑顔の優しさに、クラッときてしまうこと間違いナシです。

その他にも元々バイク好きで有名な京本さん。このドラマの為に、たまたまプライベートで特注していたバイクの完成を前倒しして使用するほどの熱の入れよう。スタント一切ナシの見事なバイクテクニックはもちろん、思わずため息が出そうな迫力ある美しいボディのバイクにも注目です。

最近(2004年春)には、何とフィギュアにもなった国枝教授。大雑把に言って、かなり好きな、再登場が密かに待たれるキャラクターです。

2001年10月1日

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