報恩寺/千石家墓地
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報恩寺 (市場門所) 臨済宗東福寺派 山号、万寿山 本尊 阿弥陀如来 脇立 観世音菩薩 大勢至菩薩 当寺は、平安時代の応徳年間に閑谷が創建してから後、二十一世天台宗に属し、二十三世鏡山より禅宗となった。大永元年(一五二一)に中興し、寺領荘田四〇〇石を寄付せられ、本郡喜村山城主の上野氏の帰依を受けたが、後に上野肥前守隆徳が備前常山城で滅ぼされた為、寺の財産も絶えた。然るに、鏡山より五世を経て、江戸初期の寛永年間に伊東家家老千石平左衛門定盛が再興し、千石(仙石)家の菩提寺とした。現在も寺の裏には仙石家代々の一偉観な墓石群(下写真)がある。