今日のこの気持ち
2000年6月3日



ど〜っぷりと専業主婦生活にはまっているこのところの私。
退屈で仕方ないんじゃないかしら?
なんていう当初の心配はどっかに飛んでっちゃった感じです。
会社勤めとはまた違った喜びや楽しみが見出せるものですね。
家族のために?!(大いに自分のためでもあるけれど)
お洗濯物にとびきり上等の朝陽を当てたり、
旬の食材を求めてごはんを作ったり、
少しずつ家の中を整えてみたり・・・
そんなささやかな努力の上に成り立つ穏やかな生活は
私の精神や肉体に、よい作用を及ぼしています。
このところのフットワークの軽さにも、我ながら驚きです。
これも、菫誕生後の小さな内的変化かな。
深謝。

○○株式会社御中
産休をいただいている身でありながら、
仕事にも、職場にも思いを馳せないクールな私をお許しください。

2度目の流産のあと・・・
「もう一度こんなことになったら、もう子どもはあきらめよう・・・
あんな思いを繰り返すなんて、もう真っ平御免!
幸い、仕事も持っているし、また違った生き方もできるはず。
子を持つことに行過ぎた執着はしたくない・・」
なんて実は思っていたのです。
振り返ると、自分が可愛いくって仕方なかったんですね。
身体やココロが傷つくこと(痛むこと?)を
極端なほどに恐れていたのです。

でも・・・菫を授かって、毎日一緒に過ごしてみて
「あきらめなくてよかった〜」
とココロの底から感じています。
奢った言い方になっちゃうけど
おっぱいを必死に飲んでいる菫を間近に見ていると
あのくらいの自己犠牲とあなたの生命誕生とを
両天秤にかけたママを許してね〜
という気持ちになります。
多分、これから先・・・育児に疲れて
う〜んと落ち込んだり、ヤケを起こしたりするようなこと
たっくさんあると思うけど
そんな時、原点にふっと立ち戻れるように
今日のこの気持ちをここに記しておきますね。