| たじも |
80 |
最初に言っておくが、まともな人間が観たら「なんてつまらん映画だ!!カスだ!!」と思うこと間違いなしである。
ストーリーはイモ、日本人同士の会話が英語のときもあれば日本語のときもあって統一感がない、それぞれが日本語と英語で
話しているのに会話が成立している、山口佳奈子の
台詞回しがあまりにも大根、ほんの数秒のどうでもいいシーンにしか登場しない
栗山千明の起用理由など、
気になることは他にも山ほどあり、これだけ知名度のある俳優を集めたにも拘らず見事なまでのB級作品に仕上がっている。
普通の人ならばMinkなる
監督のセンスのなさと技量のなさに呆れ返るだろう。しかしB級好きには逆にそれだけ見所があるということである。
本作はSteven Seagal演じる
CIAエージェントが、彼が生まれ育ったという東京を舞台に犯罪組織と闘うというもの。
俳優になる前は合気道を学んでいた彼だけに、設定にさほど無理は感じない。が、しかしである。彼の
発する日本語には笑いをこらえることができないのである。あらゆる場面で展開する「そこでその言葉遣いか?」と
いう中途半端な日本語。しかもなぜか関西弁(東京で育ったんじゃ・・・)。過去に「リトルトウキョー殺人課」という、
日本通のアメリカ人刑事が素晴らしい日本語を駆使して活躍する映画があったが、これはあちらに
匹敵するかそれ以上だ。シリアスな雰囲気を一気に吹き飛ばす関西弁(別に面白いことを言っているわけではない)、
いちいちおかしいイントネーションと、彼が日本語を発するシーンからは目が離せない。
ラストでSteven Seagalと日本刀で対決する
ヤクザのボス役大沢たかおは
Steven Seagalの言葉を聞いて
大爆笑(あざ笑う感じで)するのだが、ひょっとしたら演技ではなく、素でその流暢な日本語にウケていたのかもしれない。
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