石井です


日本はまだまだ暖かい日々が続いているようですね。
サンクトは日本でいうところの完全な冬になりました。といってもここ2,3日は夜でも10度前後で少し暖かい日が続いています。ただ一日に2,3時間雨が降るのですが、これが気がつかないうちに雪になるのだと思います。
外の散歩には少し寒いので先週末は博物館へ行ってきました。
ドフトエフスキー文学記念博物館です。ドフトエフスキーはここに住んだのは1878年11月から1881年1月28日です。生涯の最後の時をこの建物で過ごしたことになります。彼はここで、妻アンナの口述し、アンナはが筆記したものを、また校正しなおすという作業を繰り返して最後の作品「カラマーゾフの兄弟」を書き上げました。ドフトエフスキーの死後、妻アンナは二人の子供とすぐにこの家を出て行ったので、ソ連時代には共同アパートとしていろんな人が住んでいました。
1928年にモスクワに彼が子供時代住んでいた家が第一号のドフトエフスキー博物館として開設されました。1956年にはクズニェーチヌィ横丁に記念像が建てられ、そして、現在の文学記念博物館はドフトエフスキー生誕150周年を記念して開設されました。
私がこの博物館を訪れて一番印象に残ったのは、最後にしたの展示室で見たドフトエフスキーを語っているビデオです。その中で彼の性格を表す作品からはうかがい知れない性癖について語っている部分です。例えば、ドフトエフスキーはとても子煩悩で、いつも彼が行きつけのパン屋へ行くと、必ず子供たちになにがしかのお菓子を買って帰った、散歩の途中で犬などを見かけるとステッキで相手をした(なでる)、作品について考えている時は机を右手でピアノを弾くように指で机を鳴らす、寝る前は必ず決まった飲み物と食べ物を取る(具体的には忘れました)、ベットで寝る時も布団は足先の上までは掛けないで、足先にはオーバーをかけて寝たなど、いろんな癖をマンガ入りで説明しています。
私にはドフトエフスキーの本からは想像できない事柄が多くあったので興味深かったです。
最後に館を出るときにあのビデオは売っていないのかと聞いたら売っていないし、これからCDにして売る計画もないという話でした。売っていれば、必ず買ったのに残念です。

家族の写真

ドフトエフスキーの書斎

玄関にあるドフトエフスキーが生前愛用していた帽子

妻アンナが筆記していた机

子ども部屋の木馬

食堂

娘のための人形と本の形をした箱