洋子のサンクト・ペテルブルグ通信:31
春が過ぎ夏のようです
2008/05/26

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石井です。
20080526_001芽を出していた花はチューリップc20080526_002 紫色のチューリップ20080526_003リンゴの木20080526_005リンゴの花
芽を出していた花はチューリップ紫色のチューリップリンゴの木リンゴの花
先週は雨模様の日々が多くまた冬に逆戻りかと思っていましたが、今週は日中は温かく春を通り過ぎ夏のようです。その中で街の中の木々も花をつけています。
 日本でいう花冷えの時期にこちらで咲くのがウワミズサクラです。それから、あちらこちらでリンゴの花が山桜のように白い花を咲かせています。西洋マロン、ライラックも花が咲きだしました。ライラックはどの公園にも植えられています。紫・白とあります。
20080526_006ウワミズザクラ20080526_007ライラックのつぼみ20080526_008ウワミズザクラ20080526_008咲きだしたライラック
ウワミズザクラライラックのつぼみウワミズザクラ咲きだしたライラック
各公園にある噴水も稼働して、花壇には街は様相を変えてきていサンクトの春らしい写真を送ります。面白いことは、カザン寺院の前庭、エカテリンスキー小庭園などいくつかの建物の前の庭はチューリップなどきれいに花が植えられ、ライラックなども咲いていて、ベンチもあるのですが、立ち入り禁止になっています。これは前庭の景観を保つためのようです。冬には入れたのですが、夏の間中だめなのかどうか夏が終わってみないとわかりません。
 アレクサンドロスキーの庭で見つけた小鳥はスズメより大きくハトより小さいのですが、飛ぶときの羽の音がカチャカチャというかガチャガチャと聞こえたて、金属をこすっているような音がします。
これらの写真は5月18日前後の写真なので、今では街中の公園ではライラックが咲きよい香りがします。
20080526_017マロンの花20080526_019アレクサンドロフシキーの庭からガラホーバヤ通り(エンドウ豆通り)を見る20080526_022 小鳥 スズメよりは大きくハトより小さい20080526_アレクサンドロフスキーの庭.jpg
マロンの花アレクサンドロフシキーの庭からガラホーバヤ通り(エンドウ豆通り)を見る小鳥 スズメよりは大きくハトより小さいアレクサンドロフスキーの庭
20080526_スズラン
石井 洋子

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仲 間 の 反 応
佐藤

バルセロナは今日も雨です。今週の土曜日には学校の運動会が予定されており、お天気が気になるところです。

写真付きの「サンクト通信」、楽しく拝見しています。
植物が好きな石井さんらしく、草花の観察が丁寧ですね。

チューリップと言えば、イスタンブールでもたくさんのチューリップを見ました。道路沿いにも公園にも色とりどりのチューリップがきれいに植えられていました。
チューリップをモチーフにしたデザインをバザールのあちこちで(皿などに)見ました。
チューリップというとオランダというイメージですが、トルコもチューリップとつながりが深いのではと思い、調べようとしたのですが、どうしたらいいのか思いつかず、そのままになっています。



石井

 バルセロナって乾燥していると思っていたのですが、案外雨が多いのですね。どこにいても、雨はあんまり歓迎できませんよね。特に運動会の時は絶対お天気になってほしいですよね。私もテルテル坊主などを作ってお天気なるように祈っています。

 さてチューリップの話ですが、チューリップと言うとオランダのように思いがちですが、原種が見つかったのはトルコ、コーカサス山脈などの荒地です。その後オランダは品種改良、栽培に力を入れて世界一の栽培国になっているのだと思います。またチューリップに限らずオランダは花が産業になると早くから見極めた国です。いまではいろんな花の品種改良を幅広くしていますよね。日本なんか新しい花のほとんどはオランダからの輸入だと思います。
 
 ロシアでもモスクワの郊外にオランダ人の技術者を招いて薔薇の温室栽培をしています。だから今ロシアではいつでも季節をとわずいろんなバラを買うことができます。
 
 だからトルコにチューリップがたくさんあっても不思議ではないと思いますよ。

 ちょっとお節介かもしれませんが、私の思い違いだったらと思ってインターネットで調べたら、「チューリップ花図鑑」というのがありました。そこから歴史を抜粋してみました。

以下は「チューリップ花図鑑」からの抜粋です。

 現在までに約8000品種と云われるユリ科チューリップ、日本ではオランダ輸入品を中心に、約1000種類(主要園芸品種は150品種)が販売されています。

 その元になったのは、地中海沿岸〜中央アジア高地の乾燥地帯に見られる150種以上の原種チューリップで、主にオスマントルコの宮廷庭園で栽培されており、当時すでに1000品種ほどに改良されていました。

 トルコから初めてヨーロッパに伝来した雑種を Tulipa gesneriana L.トゥーリパ・ゲスネリアナと云います。この種が改良のベースとなって、今見るさまざまな園芸品種ができました。


16世紀まで トルコでは園芸用に雑種がつくられていた
 1554年 コンスタンチノープルからヨーロッパに伝わる
 1561年 植物学者ゲスネル(GESNER)が種を記載する。
 1620年 パーロット系園芸品種出現
 1634〜1637年 第一次チューリップ狂時代
 1730年 オランダで1323品種、八重咲き品種出現


佐藤
例年になく雨の多いバルセロナ(地中海性気候で、乾燥しています)から、佐藤です。

石井さん、チューリップについてお返事ありがとうございます。
「チューリップ」で検索してみればよかったのですね。難しく考えすぎました。
トルコとチューリップは深いつながりがあるのがわかって、すっきりしました。
チューリップってかわいいですよね。あまり変わった形のものではなくて、ごく普通のものを思い浮かべていますが。
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