洋子のサンクト・ペテルブルグ通信:22
文化人たちが眠る墓地
2008/04/04

[サンクトペテルブルグ通信]目次へ[バルセロナ通信]目次へ

2008040401アルハンゲリスキー2008040402アレンスキー2008040404クラムスコイ2008040405グリンカ
石井です
スペインと同じくこちらも3月31日から夏時間に変更になりました。
夏時間になったからではないでしょうが、今週は先週に比べて急に春らしくなり、毎日よい天気が続いています。
この時期のサンクトの悩みは塵です。冬の間に撒いた雪解け用の土の中に混ぜられた塩と冬タイヤで削られていくアスファルトの粉が街中に舞い上がっています。風が吹く日などは目を開けて歩けないほどです。
 人体に害があるのではないかといいことで、最近ではテレビでもこの塵のことが取り上げられています。とくに昨日のテレビのレポートではこのちりが体に入るとたばこより害があり、肺が悪くなる可能性があるといっていました。
 レポーターは塵除けには中近東の男性のようにマフラーをまくか、日本人のようにマスクをすれば防げるのではないかと言っていました。
 そして、街頭インタビューで年配の人にマスクをして街中を歩きますか、と聞いたところ、恥ずかしくてできない、若い人はいたずらからかおもしろそうにマスクを試していましたが、この時期、サンクトの街も東京や横浜の街のようにマスクをして歩く人が出てくるのでしょうか、私は興味しんしんです。
 
 今日の観光地は墓地です。
市立彫刻博物館  "有名文化人"記念墓地です。
 公園墓地としてきれいに整備されいます。場所はアレクサンドルネフスキー広場の前にありナッドブラトゥキー寺院とマナストゥイールキ河に囲まれています。
 18世紀初め聖トロイツキー アレクサンドラ ネフスキー大修道院(男子)が建てられました。墓地はこの修道院に付随して作られました。
 今の広さになったのは1870年代末で、そのときに石の壁も作られました。
この墓地には案内書によれば約200からの有名人のお墓があります。また、チャイコフスキーやドフトエフスキーなどの墓があるため、昔から訪れる人の絶えない場所です。
 写真はその一例です。(説明は案内書より、またロシア語から訳しているので間違いがあったらごめんなさい)
2008040401アルハンゲリスキー1、アルハンゲリスキー(1846-1924):音楽家、教会コーラスに女性コーラスを取り入れた人
2008040402アレンスキー 2、アレンスキー(1861-1906):作曲家、指揮者、ピアニスト
2008040403カラムジン 3、カラムジン((1766-1826):宮廷史学者、作家、ロシア感傷主義の始祖、著書「ロシア帝国の歴史」など。
2008040404クラムスコイ 4、クラムスコイ(1837-1887):画家、画家のアルテリと巡回展会の創始者、肖像画:トルストイ、ネクラーソフなど
2008040405グリンカ 5、グリンカ(1804-1857):作曲家、ロシアクラシック音楽の創始者、歌劇「皇帝にささげた命」「ルスランとリュドミラー」
2008040406クルイロフ 6、クルイロフ(1769-1844):文学者、寓話作家、ゴーゴリが彼の寓話を総称して「彼の本は民族そのものの聡明さである」と言った。
2008040407クローツ 7、クローツ(1805-1867):彫刻家、作品;アニチコ橋の銅像「クローツの馬」、ニコライ1世(イサク聖堂広場)など
2008040408コミサルジェフスカヤ 8、コミサルジェンスカヤ(1864-1910):舞台女優、1904年にサンクトに自分の劇場を持ち、ブロク、サロブグなどの作品を演じた。
2008040409シーシキン

9、シーシキン(1832-1898):画家、線画家、作品;松林、ライブ麦畑、松の森の朝など。先週、テレビで彼の作品がアメリカに売られるというのでお別れ展示会が開かれているというニュースがありました。
2008040410スターソフ 10、スターソフ(1824-1906):文芸批評家、芸術史家。
2008040411ストラヴィンスキー 11、ストラヴィンスキー(1843-1902):オペラ歌手(マリンスキー劇場)作曲家のストラビンスキーは彼の父です。
2008040412 タルハーノフとタルハーノバ 12、タハーノフ公爵(1846-1908):生理学者、 妻、タハーノバ(1862-1930):画家。
2008040413ドフトエフスキー 13、チャイコフスキー(1840-1893):作曲家、作品;白鳥の湖、くるみ割り人形、スペードの女王など。
2008040414チャイコフスキー 14、ドストエフスキー(1821-1881):作家、作品;罪と罰、虐げられた人びと、白痴、悪霊、未成年、カラマーゾフの兄弟など。
2008040415 ボロジン 15、ボロジン(1833-1887):作曲家、化学者 女医学校の創設者の一人 作品;オペラ「イーゴル公爵」など。
2008040416ムソルグスキー 16、ムソルグスキー(1839-1881):作曲家、作品オペラ「ボリス ゴドノフ」ピアノ曲「展覧会の絵」など。   
石井 洋子

- - - - - - - -
[洋子さんへメール]

[サンクト通信]目次へ