洋子のサンクト・ペテルブルグ通信:06
笑い話
2007/11/20

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なぜ「笑い話」か
200711204.jpg こちらへ来てまもなく、昼間、建物がどーんと揺れて電気の飾りがガタガタ、パソコンに向かっていたときなので机も揺れだし、「すわ、地震か」とあわてて、「どうしよう」と思って、「ハッと」気が付くと同時に、机は振動しているが地震のような揺れではないと気が付き、ひとまず安心しました。次になぜ揺れたのか、と考えました。そういえば主人が川のほうで工事をしていて窓を開けているとうるさかったという話を思い出しました。そして、また揺れたのです「ドーン」。
 この工事が何のための工事かわかりました。以前にもお話したように、ここサンクトはもともと三角州の沼沢地の上に作られた町です。地盤が弱いのです。それで、川の地盤も弱くなってきているのでコンクリートの杭を打っているということらしいのです。
 この「地震のような揺れの」話をモスクワの友達に話したら、大笑いされたのです。「洋子どんなことがあってもサンクトには地震はないよ」と。
 でも、笑ってもいられないんですよ。大家さんの話によると、(地震の件でやはり笑われたのですが)サンクトは地震こそないけれど、水害はあるのです。(この前日、テレビでロンドンも地球温暖化によって現在の防波堤ではこの先ロンドン沈没があるかもと危惧しているといったニュースがあったのです)さっきもいったように、地盤の低い土地です。バルト海で嵐があったりすると高潮が起こり町が水浸しになったことが何度もあるそうです。「そのときはどうするの」と聞くと「あなた方は4階に住んでいるから心配ないですよ」となんともおおらかな答えが返ってきました。
 ともかく一日も早く工事が終わって欲しいと願っています。
200711203.jpg
 川の工事の写真と工事現場の歩行専用橋「銀行橋」の写真を送ります。
  橋はユニークな形のつり橋で名所のひとつになっています。名前の由来は近辺に銀行(帝政ロシア時代)があったからです。この怪獣は「グリフォン(グリフィン)」といって、欲深い人が嫌いで、金(宝物)を取りに来る人を追い払うといわれています。体はライオンで黄金の翼は鷲です。橋を支えている支柱はライオンの口から出ています。
200711202.jpg  私のアパートはグリフォンの後ろに車が止まっている建物です。こちらを向いた男性が玄関(小さなひさしがある)のところに立っています。少し先の時計のようなものはサッカー好きのカフェの看板です。私の住んでいる部屋は反対側に向いています。 川の反対側の建物は「経済・金融大学」です。これは私の考えですがこの建物が以前銀行だったのだと思います。
 
200711201.jpg  写真は1、川に打たれたコンクリートの杭(道を拡張するためではないと工事現場の人は言っていました)。ずっと向こうに見えるのが「血の上の教会」です。2、家の前の銀行橋 3、家の前から見た工事現場
石井 洋子

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