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洋子のサンクト・ペテルブルグ通信:03
ただいま
2007/11/09
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石井です 皆さんびっくりしないでください。もう帰ってきたの、とお思いなら、残念ながらちがいます。「ただいま」はヘルシンキからです。ロシアは11月4日が「民族統一の日」で祭日なのですが、4日が日曜日なので振り替えで5日が休みでした。その休みを利用して11月2日から5日までヘルシンキへ行ってきました。 サンクトからヘルシンキまでは飛行機だと1時間弱、電車だと約5時間半かかります。 サンクトからヘルシンキへ行くのにはフィンランド駅から電車に乗ります。ヘルシンキへは「シベリウス」「レーピン」「トルストイ」(これはモスクワが始発です。)の名前の電車が行きます。私たちが乗ったのは「シベリウス」です。シベリウスは、皆さんよくご存知の「フィンランディア」を作曲した人です。レーピンは画家で「ヴォルガの舟曳き」などを描いた人です。 「シベリウス」はフィンランド会社が運営し、「レーピン」はロシアが運営しています。車内放送はフィンランド語、ロシア語、英語です。 パスポートのチェックは電車に乗ったまま、国境の町「バイニッカラ」で行います。ここでは2度検査を受けます。出国と入国(ロシアとフィンランド)。ここで時差の調整もします。フィンランドはロシアより1時間遅いのです。 ヘルシンキは思っていたより暖かかったです。町はまだ雪がなくレンガ作りの道路もきれいに掃除がされていて、サンクトなどよりきれいでした。でもかかとの細い靴で歩くのは大変かも、、、。 3日は朝から曇り空で、そのうち雪がちらほら、町の散歩をしようとまずは私の好きなマーケット市場を見に行ったのですが、市場はなく(後でわかったのですが3日はハロイーンでお店は全部休みでした。飲食店だけは開いていました)どうしようかと思っていたら、船着場のあたりに人が集まっているので行ってみました。時刻表やら案内を見てもどこへいくのか、何の乗り場かもわからずうろうろしていたら、人々が自動発券機で切符を買って、船に乗っていくのです。天気も悪いし、お店も開いていないから、なんとなくつられるように切符を買って船に乗りました。そして二人でこの船はどこに行くのかなと話していたら、後ろからロシア語が聞こえてきたので、「この船はどこへいくのですか」と聞いたら、「スオメンリンナだよ」と教えてくれました。そこで、日本語の案内書を開いて、初めて「スオメンリンナ」が世界遺産に登録されている有名な観光地だと知りました。ラッキーでした。その案内書によると、この島はかっての城塞で18世紀初めに、対ロシアにスウェーデンがヘルシンキ沖の6つの島々の要塞化を決めたときのひとつです。でもこの要塞から攻撃することなくロシア軍に支配され、以後110年間ロシアの要塞でした。1991年に世界遺産に登録され、現在は旅行者やピクニック、海水浴を楽しめるところとなっています。 さて、船を下りて、帰りの船の時間をみたらだいたい1時間半おきに船が出ているのがわかり、ひと回りすることにしました。 最初に城壁を見て、(案内書を読んでいたせいもあるかもしれませんが)思い出したのが横須賀の猿島です。猿島よりは規模は大きいものの同じようなレンガ造りの塀や、壁、建物がありました。後は写真を見てください。 お昼にはヘルシンキの町へ戻って食事をしたのですが、一人分が多くて二人でひとつでいいよね、といいながら半分ぐらい残しました。(昨晩の夕食も同じでした)でも周りののテーブルを見るとみんな一人分をしっかりと食べていました。体の大きさが違うものね、というところに落ち着きました。 さっき、店が全部閉まっているといいましたが(本当に全部しまっていたのです)、なぜか地下の小さな本屋さんだけが1軒開いていて、そこで数独の本を見つけました。もちろん早速1冊買いました。中は4段階あって、全部で154問題書いてあります。価格は4ユーロ(600円ほど)でした。 次の日はムーミン谷のあるタンペレ(ヘルシンキから1時間30分ぐらいーペンドリーノという特急列車平均時速190キロ)へいってムーミン木彫りの人形を買ってきました。タンペレの隣町が携帯電話で有名なノケアです。 私はフィンランドはヘルシンキとタンペレの一部しか見なかったけれど見たところはどこも、きれいで、人々もゆったりしていて気持ちのいい町でした。難を言えば言葉がわからないのが少ししんどいですね。 キートス(ありがとう) 石井 洋子
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