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万里江と喜江のバルセロナ通信:93
さようならパール、さようならあんどう
2008/07/13
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昨日は夕方から激しい雨が降りました。今朝は涼しく、すっきりとした秋のよう な空の色です。 ハムスターのパールは死んでしまいました。6月15日午前9時過ぎでした。 そして昨日はウサギのあんどうが。ひと月のうちに大事な家族を続けてなくすことになるとは思いもよりませんでした。 あんどうの様子がおかしいことに気が付いたのは1週間前でした。食べない、飲まない、呼吸が速い。初めは熱射病かと思いました。先月、うっかりしていてあんどうを暑いところに置きっぱなしにして、熱射病にしてしまった時の症状と同じだったからです。でも、どうも違うような気がする。月曜日に病院に電話をしたら、「そういう症状は熱射病だけが原因ではない」と言われ、空きがあったのですぐその日に病院に連れて行きました。レントゲンの結果、膀胱に結石があることがわかり、手術をすることになりました。 抗生物質と消炎剤をのませ、水を飲もうとしないので針を取った注射器で飲ませました。大好きなにんじんの葉っぱは食べましたが、それ以外はキャベツを少し。普段なら喜ぶ果物も食べようとしませんでした。 金曜日の朝、あんどうを病院に連れて行きました。手術はお昼頃に行う、済んだら連絡をすると言われ、家で連絡を待っていました。パールの時と違って、手術に対する不安はありませんでした。ハムスターに比べれば体が大きいことが一番の理由でしたが、原因がはっきりしていることも安心の材料でした。 午後2時過ぎに電話があり、思っていたより手術が長引いたが、大丈夫、まだ目が覚めていないので、午後5時過ぎに電話をして今日連れて帰れるかどうか確認してくれと言われました。 午後8時過ぎにあんどうを迎えに行った時もまだ完全に覚醒していませんでした。石が尿道に動いており、予想より随分時間がかかった、麻酔も強いのを使ったと説明がありました。薬、食事についての注意を聞き、明日の朝は元気になっていることを疑いませんでした。 昨日の朝早く、ドタンと大きな音を聞きました。あんどうが目が覚めて暴れたのだろうと、起きていかなかったのですが、午前6時半過ぎに夫の「あんどうが死んでいる」という声に跳び起きました。体はまだ温かかったけれど、硬直が始まっていました。びっくりして言葉もありませんでした。あのドタンという音はあんどうが苦しくて動いた音だったんだ・・・。 万里江には話していませんが、パールの死は薬が原因だったのではないかと思えてなりません。薬を飲ませ始めた金曜日はほとんど何も食べておらず、土曜日の晩には脈が遅くなっていました。日曜日の朝、巣から出てケージの隅に横たわり、荒い息をしていたパール。パールは私の手の中で死にました。 手術を拒否したなら、なぜ薬も拒否しなかったのか。薬を飲まなくてもせいぜい2,3週間長く生きただけかもしれないけれど、あんなに急激に弱ることはなかったのではないか。しばらくの間は悲しくて、ショックで体重も減ってしまいました。 冷蔵庫には、あんどうが喜ぶようにと買った葉っぱつきのにんじんがあります。あんどう、ありがとう、パール、ありがとうと言えるようになるまでまだ時間がかかりそうです。 佐藤 喜江
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