万里江と喜江のバルセロナ通信:78
手紙コンクールの結果
2007/01/17

[バルセロナ通信]目次へ[サンクトペテルブルグ通信]目次へ

先日のレジェスへの手紙コンクールの結果が6日発表になりました。
第4回を迎えるこのコンクール、今回は昨年を100通上回る303通の応募があり、94%がメール(HPで見ることができます)、6%が手紙或いはファクシミリでの応募だったそうです。58%がカタルーニャ語、42%がスペイン語で書かれており、審査員2名は全ての作品に目を通したと書いてあります。

各カテゴリーの優勝者はいずれも女の子で、偶然でしょうが全てカタルーニャ語で書かれたものでした。文章とあわせて、優勝者の写真と簡単な紹介が載っていました。
11〜14歳の部の優勝者は12歳。
「親愛なるレジェスへ。こんなにたくさんのプレゼントはいらない。だから、あまったプレゼントでおもちゃのキャラバンを作ったらいいと思う。バービーが運転する機関車が先頭で、中にはぬいぐるみやお人形を乗せる。車やバイクや自転車、ローラースケートが続く。キッチンセットは食堂車に、ゆりかごはベットに。あとは遊び場。このキャラバンが自分たちほど恵まれていない人たちのところを通ったら、おもちゃをその人たちに分けてあげることができ、子どもたちの笑顔で星の形の灯台が輝くのだ。来年まで、ラクダ(三賢人はラクダに乗っています。佐藤)に水を好きなだけあげてね。」
他の応募作品と違うところは、現状の問題を「こんなことが悲しい」「このような出来事がなくなりますように」と直接的に言わないところでしょうか。
「文章を書くのが好き、想像するのか好き」という彼女ならではの文章だと思いました。


7〜10歳の部の優勝者は7歳。
「大好きなレジェスへ。私はロサです。今年私はとても嬉しくて、幸せです。世界中の子どもたちが私みたいにお父さん、お母さん、兄弟、おじさん、おばさん、いとこ、お友達をもてますように。私たちはみんな仲よしです。それから、粘土とミッキーマウスのぬいぐるみを持ってきてくれたら嬉しいです。ありがとう。レジェスにハグを」
シンプルですが、「私は幸せ。家族、親類が仲よし」というのがポイントでしょうか。


3〜6歳の部の優勝者は6歳。
「大好きな東方のレジェスへ。6日に着くようにみんな(レジェス)を毎日少しずつ動かしています。(※後述)私がお願いしたものを持ってきてくれるかな。今ここでもう一回言いません。私が言うのをお父さんがパソコンで手紙に書いているからです。それに他の人に知られたくありません。私が頼んだものを全部持ってきてくれるのは知っているけれど、お父さんやお母さんが私が使わなくなったおもちゃを貧しい人たちに持っていくと言うのがわかりません。どうしてその人たちがお願いする新しいおもちゃを持っていってあげないのですか。私はみんな(レジェス)が好きだけれど、(新しいおもちゃも持っていってあげないことが)わかりません。キスとハグを」
※キリスト生誕の様子を再現する飾りがあり、初めは三賢人をキリストから遠いところに置き、1月6日に到着するように毎日少しずつ近づけていくことを指しています。佐藤

念のために。

万里江の誕生日にバースデイケーキを作ったのは、私ではなく万里江です。曖昧な文章で失礼しました。力作をご覧ください。
佐藤 喜江

- - - - - - - -
[喜江さんへメール]

[バルセロナ通信]目次へ
仲 間 の 反 応
石井
石井です(白山道)

 万里江さん 
 ケーキおいしそうですね。こちらでは新鮮なイチゴが手に入りにくいのでよけいに美味しく見えます。ごめんね、見かけだけでなくケーキは美味しかったと思いますよ、きっと。心をこめて作ったものだから、、、。

 「レジェス」への手紙コンクールいいですね。それぞれの年齢の特徴が出ていて審査員たちもいいものを選びますね。
 12歳の女の子の「子どもたちの笑顔で星の形の灯台が輝く」なんてとても暖かい気持ちになります。
そして、6歳のこどもの「どうして私が使わなくなったおもちゃを貧しい人たちに持っていくのかわかりません。、、、、、、。新しいおもちゃをもっていってあげないことがわかりません。、、、、。」本当に子どもらしい疑問だと思います。この子が大きくなったときどんな感想も持つのか楽しみですよね。疑問を正そうとするのか、そのまま貧富の差を受け入れるのか、、、。どちらにしてもいつか自分が疑問を持ったことを覚えてくれているといいですね。


[バルセロナ通信]目次へ