7/1

書いてない時には、あれも書こうこれも書こうとか思っているのにな。
こうやってたまに時間が取れても、いざとなるとたいしたコトは浮かばないや。
もともとたいしたコトじゃなかったんだろうな。
まあいつものコトか。

シゴト場の家族持ちが、近々PTAか何かの係にかり出されるらしい。
何やらされるのか聞いてみた。

「子供たちをまとめて銭湯に連れていくんだ。」
ああ、楽しそうなイベントですね。
「100人。」
ヒャクニン! 半分としても50人!
ははあ、オトナもかり出されるわけだ。
何人で見るんですか?
「ひとりずつ。」
うわあそりゃ眠い。

ちなみにコドモっつうのは、小学生くらいの?
「ほとんどはそう。だからまあ、何とかなるんじゃないのかね。」
いやいや、小学生で集団でって危険ですよ。
湯船にうんこ浮いたりしますよ。
「小学生うんこしないだろう。」
しますってば。

しかしよくそんなにたくさん入るとこありますね。
「ああ、三時からだから、まだ空いてる時間狙ったんじゃないのかね。」
いや、それは多分営業時間外ですから、貸し切りですね。
「じゃあまあ、多少何かあっても人目に触れることはないと。」
その日の一般客、一番風呂!とか思って来たらそんなんなんですね。
かわいそうに。
「かわいそうってことはないだろ。」
だってうんこの浮いたお湯ですよ。
そうでなくとも明らかに濁ってる。
「まあ多少はな。」
やっぱり。

○○さんまでしちゃダメですよ。
「するかバカ。」
まあ確かに、ひとつするのもふたつするのも似たようなもんですけどね。
「だからしないって。」
見つかって怒られて、いやみったらしくお湯抜かれたりして。
「そんなことしてたら、営業に間に合わないだろ。」
多少ぬるくてもいいですよ、クールビズだから。
「クール水の間違いじゃないのか?」
はい、それアウト。
「じゃあチェンジだ。」
ヤだヤだヤだ絶対ヤだ。

平和だねえ。

7/4

先日テレビで観たのだけど、女性に結婚相手をタイプ別に選ばせてた。
選択肢は“金持ちなんだけどあまり愛を感じない男”と“貧乏だけど愛に溢れた男”だ。
まあ古くからよく見る問いかけなので、これ自体には特に問題はない。
どっちでもいいんじゃないの。

ちょっとうろ覚えなんだけど、金持ち男性は30才の起業家で年収3000万。
もちろんデートは豪華で、全て彼持ちだ。
プレゼントだっていくらでももらえるし。
でも、何だか愛が足りてない。
優先順位としていちばんじゃない。

それに対して貧乏男性はやはり30才で、カメラマンをしている年収600万。
もちろんデートはさほど豪華じゃないし、いつだって割り勘。
プレゼントなんて冗談じゃない。
でも、愛には溢れている。
彼女がいちばんなのだ。

100人くらい並んだ女性たちは、真剣な顔をして考えている。
おカネか、愛情か、結婚生活は果たして・・・?
別にどっちでもいいんだけどね。
きちんと考えて結果を出してくれれば。

ただしこの問い、ボクにはひとつ、引っ掛かる点がある。
ボクは33だけど、600万なんて夢の数字だよ?
ボクより100以上も多くもらっといて貧乏とか言われちゃってるよ!
そうかやっぱりボクって貧乏だったんだなあ。
テレビに決められてしまったよ。
まあうすうすは分かってたんだけどね!

しかしそんなボクに言わせてもらうと、年収600万あって彼女にごはんもおごらないってさあ。
確かに毎回はつらいかも知れないけど、貧乏を感じさせる収入じゃないと思うな。
つか、はっきり言えば多いと思うよ。
お願いだから、“30才で年収600万って貧乏なんだ”とか思わないで欲しいな。
ボクに言わせれば、彼はただのけちだよ。
貧乏のひがみかもしれないけどね。
まったく。
ちぇっ。

もちろんこれを踏まえても、女性の出す結論が変わるとは思えない。
やっぱり旦那の収入は、多いにこしたコトはないだろうしなあ。
とりあえずちょっと自己弁護をしたくなっただけなんだ。
いいなあ600万欲しいなあ。
でもそんだけのシゴト量をこなすのはやだなあ。
休みがなくなっちゃう。

おカネは休みと反比例するからね。
ああどっかに落ちてないかなあ。
こうやってヒトは犯罪に走る。

7/5

新しい連ドラがそろそろ始まっている。
中でもフジテレビは今回、二本の“原作もの”を用意してきた。
「海猿」と「がんばっていきまっしょい」だ。
両方とも、劇場映画のヒット作が元になっている。
まあフジテレビ製作だから、問題はどこにもない。
「ウォーターボーイズ」のシリーズで味をしめたな。

以前なら、テレビから劇場に行くことがあってもその逆はあまりなかった。
ステータスとして、映画 > テレビという図柄があったからだと思う。
時代は変わったものだなあ。
テレビの数字を叩き出したというのは、まさにフジテレビの功績だ。
その功罪はもちろん語られてしかるべきだけれど、今日は語らない。
視聴率を稼いで、テレビだけには納まらなくなったというコトだろう。
多分、映画業界を乗っ取ってやるぜくらいの勢いだったと思うよ。
すごいねー。

それでまた、この二作がちょっとずつ違うベクトルを向いている。
「海猿」は映画版の続きで、映画が好きなヒトなら絶対観るだろうという鉄壁の布陣。
対して「がんばって〜」は役者を替えて基本的には同じハナシ(だと思う)をやる。
まあこちらは映画から7年も経ってるし、高校生の映画なんだからしょうがないね。
実は「Shall We ダンス?」の周防正行の監督作だっていうのも抜け目ないね。
まったく抜け目がない。
磐石の体制だ。

ちなみに前回は田中麗奈だった主人公は、今回は鈴木杏。
ボク内の鈴木杏の評価は高いので、多分いいと思う。
田中麗奈のはよかったよ。
役柄の初々しさと本人のそれとが絶妙に絡み合って、とてもいい画がそこにはあった。
きっと鈴木杏ならまた違ったよさを出してくれると思う。

そういえばシゴト場でこれに関するハナシが出た。

「あれ映画でやったのって、末広だったっけ?」

えーと。
いったいどこから?

それはさておき、映画とテレビのリンクっていうのはこれからまた増えるかも知れない。
それもこれも、DVDソフトの普及が生んだ相互補助だ。
ドラマを見れば映画が観たくなり、映画が好きだったヒトはドラマに興味を引かれる。
両方とも好きになるなんてコトはめったにないんだけどね。
ボクなら現に、映画版は大好きだったウォーターボーイズはあのていたらくだ。
どうでもいい、関係ない。
そう思うコトにするよ。

次はどれを観たいかな?
好きなものほど実はいじられたくないんだけどな。
ダメだダメだ、そんな思想はおカネを生まないよ!

しまった、図らずも昨日と同じ方向に。

7/6

社内規定では、いちおーアルバイトは禁止というコトになっている。
ボクも含めて、結構やっているヒトはいるのだけども禁止は禁止。
見つからないようにみんな気を配っている。

処罰としてどういったものが課せられるのかはよくわからない。
個人的には何とか、公に認めてもらえないものかなあと思っている。
誰が損するというわけでもないのだから。

損するどころか、得をしているよ。
ていうか、アルバイトをさせたくなかったらそれだけのお給金を出したまえよ。
ボクの稼ぎが足りないからっていうなら、外で積んだ経験をフィードバックさせればいいじゃない。
どうも理屈が分からない。

先日えらいヒトが株のハナシをしていた。
どこぞの株が上がったそうだよ。
持ってたんだって。
よかったねぇ。

ちょっと待て。

そういえば株は許可されてるよね。
利殖もいい。
アルバイトの定義って何?

アルバイトは上がったり下がったりはしないよね。
株とかよりもよっぽど堅実なんじゃないの?
むしろ社員のギャンブル行為を禁止するべきではないのかな。
パチンコとか競馬とか。
働き者なのを褒めてほしいくらいだ。
いや褒められても困るからやっぱりお断りする。

なんだかそれをきっかけに釈然としない思いを転がしている。
先物とかで身を滅ぼして失踪したヒトとかもいるだろうに。
まあ深夜のコンビニでアルバイトして本業に身が入らなくなったヒトもいるかもな。
そんなバイトしねえよ。
大学生か。

定期的なアルバイトをするには、ちょっとおシゴト時間が不明瞭だよなあ。
それはそれで全然問題ないというか、そういうところはむしろ好きなんだけど。
もし、ボクが毎日五時で上がれてたら吉野家にでもいこう。
いやむしろ吉野家に行こう。
それもあえて、事務所の近所に行こう。
残業部隊に出前もするぞ。
いいなあ、それ。

つーか欲しいのはおカネじゃなくて経験なの。
ドラクエだって、最終的にはゴールドよりも経験値でしょうが。
もちろんゴールドはもらうけどね。
認められようがられまいが、そこは譲れない。
まったく心の狭いコトだよ。

どっちが?
多分どっちも。

7/8

おや昨日は七夕。
今年も短冊は書かなかったなあ。
まあ書いたから叶うというものではないんだけどね。
だけど書かなきゃ分からないコトもあるよね。
意志を明文化するという行為なんだな。
何がいちばんの望みなの?

でも短冊だと何となく恋愛絡みの希望が多そうだな。
人生の望みは、むしろ絵馬とかに書くよね。
やっぱり適材適所かな。
そんなコトはないはずなんだが。

あと短冊に書くのは歌とかだね。
考えてみると万葉集だって古今和歌集だって恋愛の歌ばっかしだ。
まあ歌謡曲だって恋愛の歌ばっかしだ。
いや歌謡曲は短冊には書かないけどね。
多分ね。
知ってるよ。

中には犯罪まがいの内容もあるんだろうと思う。
短冊って、部屋の中だけでも完結しちゃうもんだからね。
“今年こそは監禁した女性が惚れてくれますように”とか書いてあるかもしれない。
“テロが成功しますように”
“保険金を払わなくてもいい状況で加入者が死にますように”
まあ色々とある。

上に挙げたような例文は、間違っても絵馬には書き込まれない。
シチュエーション的に、ヒトの目に触れてしまうからだろうか。
そうではない気がするんだな。
多分、“神様にお願い”しているのを分かってるんだと思う。
短冊にはそこまでの自覚がないね。
たいして変わらないんだけど。

ああ、テロの件は書き込まれるかも。
でもそれは、日本のテロリストに限るかな。
そこまでの信念を持って、テロリズムに邁進しているヒト。
しかも宗教系じゃないヒト。
ある程度、現実味を帯びているヒト。
だいぶん搾られてきたな。
ていうか、いるのかそんなヒト。

いないと思うなあ。
主義主張が伝わってこないよね。
ていうかやっぱり、短冊には主義主張は似合わないよ。
さあもっと軽やかに!
書き忘れて何言ってんだか。

7/9

そろそろ夏休みの声が聞こえてきた。
夏休みなんてものは基本的にコドモのものなのでどうでもいい。
世間的にコドモがのさばり始める時期だな。
のっさのっさ。
ばりばりー。
ぎゃおー。

すっかり記憶から薄れてしまってるけど、そろそろ一学期の期末試験のシーズンでしょ。
そうだよな、あれが終わったら夏休みだったんだ。
通知簿はあったけど、まあそんなのは一瞬の苦しみ。
40日間学校に行かなくていいなんて、まあなんて素敵。

でも考えてみると、夏休みになったらあれやろう、とかこれやろう、とかはなかったな。
なんだかそれってさみしいかな。
“何か起こるかな?”とは思ってたよ。
何か起こった試しはないけどね。

それでも日常が非日常に変わるというだけで充分楽しかった。
あれだな、就学前のコドモが外出するのに、両親と一緒みたいな。
よくいるよねえ、家族で外出してるのに、その中で異常にはしゃいでる子。
多分こういうコトだと思うのだ。
ああ、まあね、覚えてればこんなコト考えなくてもよかったんだけどね。
そんなコトもあるさ。

いつぞやアンパンマンのイベントに付いた時も、関係者のコドモがはしゃいでた。
リハーサルでアンパンマンがいた時に、会場に潜り込んでたのだ。
親は本番まで待ちなさいと、止めてたんだけどね。
まあ見たいものは見たいのだろうさ。
だけどだからといって、親と会場内で追いかけっこするコトはないだろうに。
しかも途中で止められたからって泣くコトはない。
リハーサルなんだから当たり前なんだっつーの。
珍しいものを見られたなあくらいのコトは思ってもらわないと。

あれも自宅でなら、泣くほどのコトじゃなかったと思うんだよね。
きっとフツーに対処できてただろうけど、非日常に対する期待が大きかったんだろうな。
気持ちは分かるよ気持ちはね。
だけど泣かれると正直その辺りの空気が。
おとなしくしてて欲しかった。
そううまくはいかないだろうコトもわかってた。
やはりコドモと動物は、願うようには動かない。
だからいいんだろうな。
きっとな。
そう思ってジブンを慰める。

同じように、コドモにおカネで言うコトを聞かせる快感もある。
しかしそれは作為であって、圧倒的な感動を生みはしない。
でも、ある程度の数字はとれてしまうのだな。
しかしそんな偽物の満足はいらないのだ!
ボクは本物志向の男なのだ。

あ、でも時々発泡酒も飲むよ。

7/12

“怒る”ってのは結構難しい。
瞬間の衝動でぶちまけてしまったら、それは“怒った”じゃなくて“キレた”になる。
どれだけ正当性があったって、それは“怒る”とは言わない。
少なくとも、ボクはそう思う。

よく聞く台詞で、「お前が憎くて怒ってるんじゃない」なんてのがある。
ボクはこれを、ウソだと思う。
憎いから、憎まずにすむように怒るのだ。
本人が、というよりも、その行動を取るそいつが憎くて怒る。
不利益をもたらすように思えるから怒るのだ。

ボクは普段、あまり怒らないようにしている。
理由はたくさんあるけど、まあ“めんどくさい”であったり“疲れる”であったりする。
その代わり、いざ怒る時には色々なコトを考えるんだ。
まず相手の行為とその理由、次にその行為によって不利益を被るパターン設定。
そこに納得してもらえたら、改善策を提案する。
改善策ったって、できないヒトなら、そこをクリアするための話し合いもする。
結構大変なのだ。

ボクに言わせれば、対立を生まずにものごとを進められるヒトがいちばんすごい。
そんなヒトは見たコトないけどね。
ほとんどの対立は、対立のための対立でしかない。
相手を納得させるためじゃなく、やり込めるために戦っている。
そんなのつまんない。

もちろんボクにだってキレたい瞬間はある。
そんな時にキレずにこられたのは、我慢強いとかそんな陳腐な理由じゃない。
呆気にとられて、口が塞がらない状態の方が強かったのだ。
あきれ果てている内に、キレた何かはつながってしまった。
少なくとも、回復力はあるらしい。
これは無神経ともいうよ。
ある風を装ってるけど、実はないんだよ。
ないのを知ってるからこそ、できる芸当だな。

要は、誰かを怒るなら結果が欲しいってだけのコトなんだけどね。
疲れた挙げ句に辞められたり降りられたりするのヤじゃん。
どうせだったら、ちゃんとジブンにプラスになるような結果が欲しいな。

上の文句からも分かるように、純粋に相手のコトだけを考えて怒るなんてしないのだ。
そいつの成長の結果、ボクのマイナスになるようならきっと怒ったりしない。
それでも怒るとしたら、邪魔したってんで気分が治まらないからだろうな。
どの道、ジブンのため以外じゃありえないよ。
怒りはヒトの、ためならずだ。

それでも時には、疲れてもしょうがないかなって思うコトだってあるのだ。
ただし、そこで失敗するとすごく痛いのだ。
ああ、やっぱり普段から練習しておくべきかなあ。
怒って怒って怒りまくっておきべきか。

うん、確かに怒るのはうまくなるかも知れないな。
そんなキャラにはなりたくないよお。

7/14

先日健康診断があったのだ。
おシゴトの都合で受けられないコトも多いのだけれど、今回は受けられた。
まあ年も年だし、受けとくべきだろうなと思っていそいそと出かける。
年を取るってこういうコトかな。

この検診、確か以前には、30と35で特別検診みたいなものがあった。
その年にはおシゴトで受けられなかったので、まだボクは特別検診を受けてない。
“特別”とか言ったって、要はメニューが多いだけだ。
採血したりするんだよ。
やだねー。

考えてみると、もう10年以上注射を打たれてない。
もちろんジブンでも打ってない。
これは偶然じゃないよ。
注射はだいきらいなのだ。

コドモの頃の予防注射とかもたまらなく嫌だった。
どうしたって逃げられるわけがないと、考えてみればわかるのに逃げてた。
逃げなくなったらなったで、現地で暴れた。
看護婦さん3〜4人がかりで取り押さえられた事実もある。
何するんだいったい。

暴れなくなったって、嫌だったコトに変わりはない。
おとなしく並んで、おとなしく打たれてはいても、何か起こらないかなあって考えてた。
ホントに要るのかなあ予防注射。
いやいや、打たれるのがボクじゃなければ、必要なコトはわかってるんだけど。

そんな予防注射を打たれなくなってからは、極力針には近寄らないようにしてきた。
学生の時に栄養失調で点滴をされた覚えがあるけど、針が刺さってるところは見てない。
ひょっとすると、それ以来打ってない?
そうだとすると10年どころじゃないな。
まあいいや。

そんなボクなので、30の検診に出られなかった時にはココロの底から安堵した。
確かにいずれはやってくるものなんだし、コドモみたいと言われても仕方がない。
しかし嫌なものは嫌なんだから仕方がない。
できるだけのコトはする。
そう決めたのだ。

まあ今回はどうでもいいので、ひょこひょこと出向いて検診を受ける。
どうもボクが最後だったらしく、後片付けと平行してやられてしまった。
がらーんとしてんのね。
しかもみんな暇そうだよ。
わかってるよ、とっととやって帰るから。

次々と色々とやって、最後に問診を受ける。
特に問題もなく、ちょっとほっとしたりする。
さあ帰るかな、と受診票を持って出ると手招きされた。
ああ、あそこに提出するのか。
はいはい。

「はーい、じゃあ座って下さーい。」

「右腕を捲り上げて下さいねー。」
そそそそその、もももも持ってるものはいったい何です。
聞いてないよーっ。
「ここに書いてあるじゃないですか。」
あ、ホントだ。
30・33・35って。
増えてるよ!

仕方がないのでしばし悶えた後、目を逸らせておとなしく腕を投げ出した。
また看護婦さんが余計な気を利かせて、針を抜いた後の血液処理が終わるまで何にも言わない。
別にそんなもんはどうでもいいの!
何にも言わないと、もう一回針を刺されるかもって思うでしょ!
お願いできるだけ早く安心させてぇ。

恐れていた程痛くなかったのはうれしかったけれど、それで恐くなくなるわけではない。
ゴキブリ恐いってのと似てるかもしれない。

打たれる直前ふと走馬灯のように昔を思い出して、また暴れてみたらとかちょっとだけ思った。
昔とは違って、サイレンが聞こえてきた。
ああ、年を取るって、こういうコトさ。

7/18

漫画の整理をしてて、ふとH2を全巻読み返してしまった。
しまったなあ、うかうかしてたなあ。
できたはずだった場所が全然終わらなかったよ。

しかしH2おもしろいな。
ボクはあだち充のファンではあるけど、好きなのはそんなにない。
これは彼の、野球漫画の総決算と言ってもいいだろう。
この後はあまり面白いのを描いてないから、ひょっとするとまたそのうち描くかもね。

ていうか、イマ描いてるのも野球ものだったっけ。
単行本が出たら読んでみようと思う。
でも多分、焼き直しみたいになるんじゃないかなあ。
とりあえず誰か死なせるのは勘弁してほしいな。
いつもいつもいつもいつも。
なぜ野球といえば誰か死なせたくなるのか。

H2だって、総決算と言えば聞こえはいいけどなあ。
でも読まされちゃうんだよなあ。
ホント、30冊に乗るか乗らないかくらいまでは一気に読まされちゃう。
ああ悔しい。

でもラスト付近は失速してたな。
正直ラストシーンはやっつけに見えた。
解決はしてないような気がするんだな。
春華は強いヒトだねえ。
ひかりよりもよっぽど強い。
そして儚い。

ドラマは全然見てないから、コメントは控える。
でもきっと面白くなかったよ。
手の届かないぶどうは酸っぱいんだよ!
そんな理由か。

もちろん根拠はそこじゃない。
あの長尺のスケール感とスピード感は、連ドラワンクールにはちょっとムリだろ。
必要なところだけとか言い出すとH2じゃなくなっちゃうからね。
キャスティングはまあ100歩譲るとしてもさ。
わざわざ見るほどには惹かれなかったなあ。

とりあえずH2が、タッチに並ぶ代表作なのは間違いない。
でももう、これに並ぶ作品は描けないんじゃないかという気もする。
ていうか、ホント今度こそは誰も殺すなよ。
いっそ全員殺すならまだ納得いくか。

マンガにならんわ。

7/19

最近映画の試写会でのセキュリティーが厳しくなっている。
それで特に支障を感じたコトはないけれど、気分は何となく重い。
だってあなた、試写会のチケット当たっていざ観に行って、カバン開けられるとは思わないでしょ。
事前に通知はされてるはずなんだけどね。
ハガキに書かれた注意事項なんて、いったい誰が読むんだよ。

荷物チェックだけではなくて、金属探知機を持ち込む例もある。
入場にかかる時間は確実に増えたな。
いいんだけどね、それを踏まえて入場時間を決めてるわけだから。
飛行機に乗るんじゃあるまいにぴーぴーぴーぴー。
うるさいよ。

さて、これは別にテロを警戒してるわけじゃない。
じゃあ何の為かというと、海賊版対策なのだ。
試写の段階だと、公開まで一ヶ月以上あることもざらだから。
複製で商売されちゃうと、もうどうしようもないってコトだね。
まあ当たり前。

これ自体はずいぶん前から議論されてきた内容。
具体的に決定打となったのは、世界的に流れたスター・ウォーズのエピソード3だった。
画質の悪い、しかもちらちらする映像は、明らかに上映をそのまま録画したものだったそう。
しかもそこには日本語字幕が入っていたというから、そりゃあまあしょうがないね。
多少の不便はがまんするよ。

ボクなんかはだいたい裏方だから、どちらかというともちろん試写会の主催者側にあたる。
事情はわかるし、気持ちもわかる。
でもね、ボクたちの機材にまでチェックが入っちゃうのはさすがにせつない。
ああ、疑われてるんだなーって感じ。

いやいや、あなたたちが疑ってるんじゃないのはわかるの。
上から言われてるんだからしょうがないよね。
まだ始まったばかりだし、とりあえずやらなきゃいけない段取りなんだからやるよね。
いずれは省略してくれるかなあ。
しないだろうな。

しかしわからないのは、そんな海賊版を観たいと思う根性。
早く観たいのは、楽しみにしてるからなの?
それともただのハナシの種?
早く観られても、素材がそれじゃストーリーがわかるだけに台無しでしょうに。

待つ時間のわくわくも、映画の時間に含めるんだよ。
そんなのを、そんな“わかる”って程度のビデオに任せちゃうなんてもったいないよ。
どうせ観るんだったら、いい状態で観たいじゃない。
でっかいスクリーンで、でっかい音で楽しみたいんだ。
ひとりじゃない場所で、みんなと共有したいんだ。
その方が、絶対楽しいのに。

海賊版を観て楽しい理由を、誰か教えてくれないかな。
納得できたらボクもやってみようかな。
あ、でもセキュリティが。

7/21

あづいなあ。
梅雨も明けて、天気図を見ると台風もあったりして。
いやー夏だねえ。

さて毎年言ってるけど、学生さんはそろそろ夏休みだ。
期末試験の成績はどうだった?
イヤなコト聞くの好き。
聞かれるの嫌いでしょ。
で、どうだった?

よくマンガなんか読んでると、試験の結果を貼り出してあるよね。
あれって、ホントにやってるとこあるのかな。
ちなみにボクが通った学校にはなかったよ。
まあ大学以外は公立だからね。
私立だったらやってるのかな。
聞いたコトないなあ。

貼り出すコトでプラスにはなるのかなあ。
本人に対する告知だけでもいいんじゃないかな。
見栄っ張りばかりが成績を上げるなんておかしいよ。
みんな平等にやらないといけない。
それはやっぱり公立の視点かな。
私立の視点は違うところにあるんだな。

してみると、貼り出しをする学校の成績優秀な卒業生はみんな見栄っ張りなのだ。
そうやって考えるとちょっと楽しいね。
社会に出てからも成功するとは限らないけれど、まあするかもしれないよね。
見栄っ張りがゆえに失敗するなんてコトもあるとは思うけどね。
営業成績という結果を出そうとしたが故のリフォーム詐欺だったわけでしょう。
色々と無理があるのを認めたくはなかったんじゃないかなあ。
もちろんあれだけじゃなくて、もっと色々とあるじゃない。
それもこれも何もかも、貼り出しの上位にいたいが為だ。
三つ子の魂百までとはよく言ったものだ。

もっとも会社で貼り出されての結果で得られるのは、満足感だけじゃない。
いちばん大切なお給料が上がったり下がったりするのだ。
見栄っ張りじゃなくてもおカネは欲しいよな。
もちろんボクだっておカネは欲しい。
見栄を張る程のエネルギーは持ち合わせてないけれど、お金は人並み以上に欲しいのだ。

そんなエネルギー同士の対決は、どちらに軍配があがるのか。
それともどちらかに上がってるのか。
数値化されてるもんじゃないからなあ。
見栄っ張りでおカネも欲しい人がいちばん勝つかな。
一応あてはまってはいるんだけど、レベルが低すぎて全然。

7/25

先日比較的大きな地震があった。
東京というのはわりと揺れる土地柄だけど、ほとんどが横揺れだったのだ。
何となく慣れてもきてた。
いちいち騒いだってしょうがないよ。

ところがどっこい、先日のは縦に揺れた。
帰ったら色んなものが落ちてて、ちょっとげんなりしながら片付けた。
これを教訓にして、落ちないしまい方を考えればいいようなものだが、そのままだ。
だってげんなりしてる時に、新しいコトなんて考えられないよ。
ひたすら元通りに積み上げるのだ。
だいじょうぶ、またしばらくはこんな揺れ来ないから。

とりあえず帰ってからの件は笑ってすませられたのでよかったなと思う。
おシゴトの方は、ちょっと笑ってすますってわけにはいかなかった。
その日には、二回公演が予定されていた。
地震がきたのは、その一回目が終わった直後だった。

揺れてから、おおっとなって客席に走ったら、ちょうど空いたところだった。
胸を撫で下ろして、各所の点検をする。
特に吊ってあるものは、揺れで緩むコトがあるので要注意。
うん、だいじょうぶだな。
夜の部もこれで問題なくやれるだろう。

そう思って戻った詰め所でニュースを見る。
ほわあー、電車が軒並み止まってるよー。
こーりゃ大変だね、イマのお客さんさあ。
つーか次のお客さんだってこられるかどうか・・・

やっばい。

案の定、主催者からは開演を遅らせるという希望が出てきた。
ところがどっこい、もともと内容が長くて会場の閉館に対してギリギリだった。
それを30分も延ばしたら間に合わなくなっちゃうよ。
どうするの、会場に延長かける?
事情が事情だし、認めてもらえるとは思うけどさ。
言いたくないけど、おカネあるの?
そうだろうね。

え? ふむふむふむ。
終わりは同じでいいんじゃないだろうか?
無茶言うなー。

交渉の結果、レンタル費はサービスしてもらえるコトになった。
でも来られないヒトは来られないよ。
払い戻し? どうしてこんな電話をボクが受けてるの?
知らないよ!

結局三割は来られなかったみたい。
夜の客は“来られない”けど、昼の客は“帰れない”のだ。
どっちがいいかなんて分からない。
でも来てるヒトはいるからにはやらなきゃなるまい。
プロだからね。
みんながんばれー。

夜の部のヒトたちの帰りの電車は比較的どうでも良かった。
その前にボクの!

7/29

気付くとずいぶんニッキをつけてないな。
特段言いたいコトもなかったかと言われるとそんなコトもなかった。
でも、カタチにする時間が取れなかった。
部屋の中がひっくり返ったり探し物が見つからなくて夢の中に行ってしまったりしてたのだ。
おかしいなあ、置く時には無くなるなんて思ってないのになあ。

ちゃんと元の場所に戻したつもりになってただけにタチが悪いよ。
そんでまた余計なものが出てきたりして、目を奪われてみたりしてたのだ。
まだウチにフランス文庫ってあったんだな。
全部捨てたと思ってたのに。

全く覚えてないんだけど、これってわざわざ取っておいたのかなあ。
中身には確かに覚えがあるんだよ、全部確かに読みましたよ。
でもどれだけ気に入ってたかとかは覚えてない。
わざわざ取っておくような真似をした覚えはないんだけどな。
ていうか、まとめて捨てたの何年前よ。
やっぱり、危機をかいくぐって生き残ったというコトなんだろうかなあ。
わからない。

本人的には仲間が処分される時に生き残ったつもりだったのかも知れないよな。
やったあとか思ってたかもしれない。
でも結局、その後何年も日の目を見ずに生きていくコトになるわけだ。
生き残った甲斐がないよ!
本は、捲られてこそ本だろうが。

まあそんな空気を読んだ上で、最後に一読してみたよ。
イマはもう、燃えるゴミの袋の中にいるよ。
あの日別れてしまった仲間たちに会える日はもうすぐくるよ。
みんなによろしくな。
さよなら。

ボクにはもう思い出せないけど、あの時捨てたフランスたちは恨んでいるだろうな。
だってお前らを古本屋に持っていく度胸はさすがにボクにはなかったんだよ。
過去形で言ってるけど、もちろんイマでもないよ。
今回だってためらわず捨てたよ。

ああヒトってさ、ジブンを守る為ならいくらでも冷酷になれるんだね。
例えばボクが城主なら、秘密の通路を造った大工たちは皆殺しにできるんだろうな。
でも大工たちが、何が起こったのかわからないまま死んでいくなんてありえない。
でもなあ、死因がフランス文庫からかけられた呪いってのもどうもいかさない。
ていうか無くし物は出てきてないんだけどそっちはどうすれば。

 

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