8/1

打ち水大作戦」というのを最近知った。
確かにしてないねえ、打ち水なんて。
コドモの頃はやってた、というかやってるのを見てた。
考えてみるとジブンでやった覚えは一度もない。
ひどいもんだな。

夏の暑い真っ盛りに、運動場でサッカーかなんかして汗をかく。
誰かがふざけてホースで水を撒く。
その一瞬はいいんだけど、次の瞬間もわっと熱が湿気と一緒に襲ってくるんだ。
あれが気化熱ってやつだな。
懐かしい。

コドモの頃はわからなかったなあ。
何で商店街のおばちゃんたちはみんなで水を撒いているのか。
おおそんな意味が!って知ったのは中学入ってからだったかな。
違ったかもしれないけど、そんなにたいした違いじゃない。
下校時に水を引っ掛けられそうになったのも懐かしい想い出だ。

ちなみに上で紹介したサイトには、二次利用水を使え、と書いてある。
つまりお風呂の残り湯とか、そういうヤツだ。
洗濯のすすぎに使った水でもいいんだろうな。
ちょっと洗剤臭そうだけど。

しかしウチは階段の六階。
バケツにお風呂の残り湯を汲んで、降りて撒いて上がって汲んで。
ごめんなさいやってられません。
おおよそウチの辺りまで恩恵来そうにないし。
ベランダには撒こうかな。
掃除がてら。

作戦的には期間が区切られてるけど、暑ければいつだってやるべきだと思うよ。
ボクは普段からほとんどエアコンを使わないけど、使うヒトは肌で感じられると思う。
ホント、たまには風鈴とか吊って、自然の風を待とうよ。
その為の打ち水、その為の熱気。

何を言っても打ち水をしない身だと説得力がないなあ。
六階からバケツで水撒いてもいい?
いやわかってるよいいわけがない。
高校の頃には、水風船を校舎の三階から落っことしたりしてたもんだがな。
あの頃とは、背負ってるものが違いすぎる。
ああ、水風船やりたいな。
詰めて詰めて、片っ端から道路に投げ付けたい。
あの頃より高い分、破壊力も抜群だろう。
うわあやりたいな。
中身はただの水なんだし、乾いたら終わりだよ。
当たっても怒らないよね?
ごめん、ボクなら怒る。

打ち水からハナシがズレてきたけど、この文章は打ち水をしてもらう為に書かれてる。
さあ打って打って打ちまくれ。

8/2

長い人生をやり過ごすには色々と必要なものがある。
食べ物であったり飲み物であったりの、全員が必要とするものがまずひとつ。
それとあとは、各人がそれぞれ趣味とか主義主張で必要とするもの。
嗜好品でよいのかな。

例えば昨日、サッカーを見た帰りと思しき若者が、上半身裸で電車乗ってた。
あれはきっと、主義なのだろう。
“俺は、電車に乗る時には上は何も着ないんだ。”
“一生続けるって、そう決めてるんだ。”
うんうん、まあ法律には違反してないしな。
これがオンナノコだったら大変なコトだけど。
君だから変態なコトで済んでいる。

ムカシから喰う寝るところに住むところとか言うし、それだけで生きてはいけるのだ。
で、それを得る為にみんな働くわけだな。
どうせ働くならと、みんな色々と考える。
楽しかったり、生き甲斐を感じたり、たくさん稼いだりする。
楽しくもなく、生き甲斐も感じられず、ちょびっとしか稼げなかったりするヒトもいる。
ヒトには色々と事情がある。

ボクなら例えば音楽やお酒が好きだけれど、それは果たして“必要”なのだろうか。
ボクから音楽を取っても、どうもならないのではないだろうか。
お酒なんかない方が健康的なんじゃないの。
おカネも溜まりそうだ。
いや、そもそも生きていくだけなら溜まったおカネは必要ないな。
明日の朝ご飯が食べられればいい。

そう考えると、“喰う寝るところに住むところ”以外にジブンの預けどころがない。
持っているヒトが、おそらくはその道のプロになるんだと思う。
音楽家として食べられるヒトは、人生に置ける音楽比重がボクよりも明らかに重い。
ギターと添い寝したり、どこに行くにも持っていったり。
恋人よりも、オヤよりも音楽。
そこまで行かないと、“必要”だなんて言えないんだ。

役者になりたくて延々と頑張っているヒトをバカにするのは簡単だ。
でも彼らはきっと見つけてしまったのだろう。
人生に於いて、ジブンの運命と出会ってしまったのだ。
振られても、振られても、立ち向かっていく。
嫌われる一方で、好いてもらえる確率なんてないに等しいんだ。
それでも何かのタイミングで、運命がいたづらをするコトがある。
だからみんなあきらめられない。

あとはまあ、意外と必要なわけでもないってものが発見されるコトもある。
やるコトが何もない時に、そういうムダを省いたりしてる。
今日はまさにそんな発見があった。

お休みだったので昼頃まで寝て、暑かったので裸になってビールを飲んだ。
昨日買っておいた枝豆をつまみながら二本空けて、洗濯機を回してまたお布団にごろり。
裸のままタオルケットにくるまって「あー素敵な人生・・・」とボクはつぶやいた。
どうやらボクの人生に服は必要ないようだ。

8/3

ぼーっと信号待ちをしていたら、隣を若者がすり抜けていった。
おーい赤だぞー、とか思ったものの、気付くとクルマなんか全然通ってない。
ボクは信号しか見てなかったな。
単純に、“あれが青になったら渡る”と考えていたわけだ。

ルールは確かに守っているけど、ちょっとヒト、いや動物としての危機感が足りない。
何かあったらボクよりも隣をすり抜けていった彼の方が強いだろう。
もっともっと、ルールの根源を考えながら柔軟に生きていかなければなるまい。
そしてもっともっと強くならなければ。

だって傍から見たらきっと間抜けだよ。
何も通らない交差点で、ただひたすら青を待つなんてさ。
融通が利かないにもほどがある。
そんなコトでは、この東京というジャングルを生き抜いていけないぞ。
行動する為の基準はジブンの中に持とう。
信号が赤でも青でも、クルマが来ているのかどうかはちゃんと確認するのだ。
そしてあわよくば通り抜ける。

そんな意志を引っさげて、いつもの帰りのひと駅ウォーキングに挑んでみた。
進む進む、赤でも来ていなければ進む。
結構どんどん進むなあ。
いちばんでっかい交差点だけは、さすがに無理だったか。

そうやってずかずか歩いたけれど、一か所だけは押し通れなかった。
その交差点の反対側に交番があるのだ。
誰かがいるのか、こっちを見ているのかはわからないんだけれど、交番がある。
ただそれだけで、ボクは腰が引けて赤信号を渡るコトができなかった。
こっ、この根性なしっ!

しかしながら思い返せば、あれは非常に適切な判断だったと言える。
ジャングルに於ける草食動物のように、ボクは危険を回避したのだ。
君子危うきに近寄らずって言うじゃないか。
結果いちばん生き延びられるのは、ボクに違いないよ。
うらやましいだろう。

まだまだ修行を始めたばかりではあるが、最終的には弟子を取るのもやぶさかではない。
デュークたろすけとか名乗って世界中を飛び回る。
名付けてサバイバル・ウォーキングだ。
目付きが鋭くなると評判の講座になるだろう。
望むと望まざるとに関わらずやぶにらみ。
やぶやぶやぶやぶや。

しかしあの交番には実際誰かいたんだろうか。
からっぽになってるコトがすごく多いのだ。
もしも今日、誰もいなかったのだとしたら、ボクはとんだ無駄足を踏んだコトになる。
危機回避の為とはいえ、そこから先へと踏み込んでこそのサバイバル。
何とかあの交番を攻略するコトができないだろうか。
むしろ積極的に仲良しになるべきだろうか。

サバイバルの本筋に照らし合わせれば正しい方法だけど、何か違う気がするのはなぜだ。

8/4

フニクリフニクラ(注・音出ます)という歌がある。
よく、鬼のパンツはいいパンツとか歌われているあれだ。
そんなもん、鬼の国のスーパーとか行けばいくらでも買えるだろ。
そもそもいったい誰が“いいパンツ”だってコトを訊いたんだ?
鬼が勝手に自慢したのか。

鬼が人里にやってきて、変なものを食べて腹を下した。
その辺りの民家でトイレを借りたものの、時既に遅し、パンツに出してしまった。
そこで鬼はそこの住人に頼んでパンツを借りたのだ。
そうしたら、破れてしまった!
グ○ゼがいけなかったのか?

しょうがないのでノーパンでパンツを乾かしながら、鬼はおしゃべりをする。
ヒトのパンツがいかに脆弱であるかを滔々と語る。
そして鬼のパンツはどんなに素晴らしいかというコトを。
100年穿いても破れないんだぜ!
何日置きに洗っているのか、ヒトは知りたいと思う。

まあそんなコトはどうでもよくて、フニクリフニクラのハナシ。
歌い始めの、おにーの♪の部分ではなくて、もう少し後半部分。
行こう行こう、火の山へ♪っていう部分があるのだ。
それに続けてタイトルが叫ばれる。
サビと言ってもいい部分。

そのサビに続けて、締めで「誰も乗る フニクリフニクラ」という一節がある。
ボクはどうもこの部分があやふやで、一生懸命思い出そうとしても出てこなかった。
どうも最後は「火の山へ」のような気がしていたのでそりゃあムリだ。
メロディーを思い出しながら必死になって考えた。
どれだけヒマだったかが伺い知れる。

そのうちふっとしっくりくるフレーズが出てきた。
歌メロとして、ぴったりとしてムダがない。
これか!と思ってもう一回歌ってみた。

ふにくりふにくらふにくりふにくら〜♪
ポメラニアンに似た火の山へ♪

いやまあ言いたいコトはわかるよ。
ボクだってすぐに気付いたよ。
でも、ゼヒ歌ってみて欲しいのだ。
こんなにしっくりくる、意味さえ考えなければ誰も疑わないのに。
そうでなくてもそんな火の山があったら楽しいじゃないか。
燃えててかわいそうかい?

単に火の山ってだけじゃ行きたいなんて思えないから、ひと工夫してみたってのはどう?
行ってみたくなったんじゃないの?
誰だい、どっちともどうでもいいやなんて言ってるのは。

8/5

近所にビデオ安売王がある。
入り口に立っているのぼりは全部AV関連。
もちろん店内は言わずもがな。
陳列品の99%はアダルトだと言っていいだろう。

多分こういう系列店だと、ある程度商品の枠が決められてるんだと思う。
そしてその枠からは確実にはみだしている。
入り口付近に申し訳程度に並べられた寅さんは、色があせて何が何だかわからない。
もちろん寅さんの上の棚からはすでにアダルト。
そりゃあ旅に出たくもなるだろ。

当たり前なんだけど店内のポスターなんかも全部アダルト。
でも、棚に付いているポップは剥がしてないんだ。
多分、チェーン店の検査に備えてるんだろうな。
それなりに注意深い。

そのポップの中におもしろいのがあった。
「親から子供に語り継がれる名作をどうぞ」とかこんな感じなの。
もちろんその下に並んでるのもアダルト。
いやまあ語り継ぐのがいかんとは言わないけどさ。
いかがなものかなあ。

中学生になった息子に、まずは名作を見せてやろうと父親が考えるのだ。
それでジブンの知識と文献を駆使して集めてくる。
しかし中学生が初めて観るアダルトビデオがほら貝だったら困るだろうな。
何のハナシかわからないヒトは、知らないままでいて下さい。
その方が健全だと思う。

まああれは“名作”というよりも“金字塔”って感じだね。
いわゆる名作って、定義されてるのかなあ。
きちんと歴史を追いかけて纏められてるものって存在するのかな。
新潮文庫の百冊的なカタログがあればいいのに。

最近のDVDの普及で、レンタル一辺倒じゃなくなってきた。
買って手元においておくコトが簡単にできるようになった。
古いのをもっと出せればいいのにね。
難しいだろうけどさ。

ああいうのは刹那的だからいいんだよ。
どんどんどんどん取り替えていけばいいんだ。
それにもちろんこっそり観るからいいんだよな。
あんまりみんなで語り合うようなもんでもない。
まさに秘めゴト。

気付かずに若い頃の母親の出ているビデオでナニしちゃう息子とかもいる。
彼にとっての真実はどんな味だろう。
そんなコトにならないように、古くなったらそのまま眠らせてやればいいんだ。
あ、でも古いのを本人(もちろん現在の)の解説付きで観るとかおもしろそう。
あのヒトは、イマ!

知りたくなかった。

8/6

だいたい新しいものを作り出そうなんて発想がおこがましい。
文学だって音楽だって、そうそう新しいものができるわけがない。
もうそろそろネタは尽きているというハナシもある。
出がらしを使い回しているだけだと。

それは冒険家にしても同じコトで、行ける場所がだんだんと減っていく。
前人未到の地なんてものが、世界から淘汰されつつある。
いいとか悪いとか、そんな次元のハナシではないけど、寂しいコトには違いがない。
コドモも夢を持てなくなって、将来の行き先が見えなくなってしまった。
ボクらには財産を食いつぶすコトしかできないのか?

そりゃあどん詰まり。
そりゃあ行き止まり。
そりゃあもう終わり。
どこにも行き場がないんだものね。
夢の行き場がここにはないんだ。

でもそんなコトを声高に主張するコトはないよね。
ネタとして新しくなくても、まだまだ文学でも音楽でも傑作は生まれ続けてる。
いつか誰かがやったコトを踏まえて、ボクらは表現を続けるのだ。
これだって、世界中に同じ意味の文章が転がっているだろう。
でも、ボクのはこれしかない。

ログを調べればどこかにあるかもしれないけど、そんなコトは忘れてくれ。
ボクは忘れてる。
みんなも忘れてる。
るーるるるるーるー。
きょーはいーてんきー。

ボクも別に、ものを書き始めた時から新しいものを書こうとは思ってなかったな。
何が書きたいのかなあ、とかは考えてた。
あーいうのを書こう、こういうのを書こう、そこから始めてみた。
好きなものを机の上にぶちまけて、それはそれでとても楽しい時間だった。
確かに書けるものはたくさんある気がしたよ。
ちなみにイマでもそう思う。

そうは思うけど、どうも実際そうはできてないね。
ここのログを読み返したって、同じようなコトが何度も出てくる。
もっともっと書けるコトはたくさんあるはずなのにな。
そいつを見つけるのに四苦八苦している。
どうもうまくない。

新しくなんかなくていいんだ。
ボクがホントに書きたいと思えるものに出会えたら、それを書くよ。
ボクのコトバと、ボクの書き方でそれをカタチにしてみせる。
そうすれば、それはボクのものだ。
他の誰でもない、それはボクの。

最近書いたどれがいちばん書いてて楽しかったかを思い返したら昨日のだった。
その方面に進むのはできれば避けたいものだがはて。

8/7

ちょっと前のコトだけど、そば屋でそばをたぐってたら70才前後の三人組がやって来た。
男ふたりに女ひとり、男のひとりがうるさ型で進行役だ。
注文を仕切った後、会話を進行させていく。
ふーん、腰に針を打ったんだ。

そのうちにこづかいのハナシになった。
年金のハナシをしてるから、そのまま法案にシフトするかと思ったら違う場所に移った。
「やっぱ株だろうよ。」
そう、うるさ型は言ったのだ。
ふーん、やっぱ株なんだ。

うるさ型「俺はAVEXの株持っててよ、手放そうかどうか迷ってるんだよな。」
女「えーでも、松浦って人、会社に戻ったんじゃないの?」
う「そうなんだよ、確かに戻ってきた。だからアーティストの方は大丈夫なんだ。」
男「じゃあいいんじゃないのかい?」(このヒトは明らかにあまり興味がない)
う「よかあねえよ!」
男「何だい何だい。」
う「元さやってわけじゃねえんだよ、代わりにケンカ相手の社長が辞めちまった。」
男「それがそんなにまずいかね。」
う「バッカ野郎、二人三脚でやってきた会社だぞ。その片方がいなくなるんだ。
  どう考えても会社の体質が変わってくに決まってんだろうがよ。
  それで結局浜崎あゆみがいなくなるって可能性だってある。」
女「あー。」

続けてうるさ型による浜崎あゆみ談義が繰り広げられ始めた。

う「いやー浜崎はえれえ。歌をあれだけ売っといてファッションも教祖様だ。
  しかも彼氏があれだろ、ジャニーズの何たらいうこっちも人気のあるやつだ。
  今回だっていち早く松浦の援護始めたし、ちゃんとやる事わかってんだよな。
  AVEX背負って立ってんのは自分だってちゃんと自覚してんだ。」
女「ウチでもたまにかかってるねー。孫が好きみたいで。」
男「覚えがないな、どんなんだい?」
う「かあー、何だよ何だよ、ダメだよー、浜崎くらい知ってねえと。」
男「○○さん、詳しいのかい!?」
う「あったりめえだよ、いいかい、浜崎が株券の額面なんだからそりゃあ聴くさ。
  オレがAVEXの株買った時からの付き合いだからもう長えよ。
  CDだってちゃあんと買ってんだ。」
男・女「買ってんのかい!」
う「てめえの株の値段はてめえで付けるんだよぅ。」

おお、なんか男前だなー。

女「何か変わるんだとすると、早めに売った方がいいんじゃないのかい?」
う「まあ浜崎の新しいのよかったから、一朝一夕には下がらねえと思うんだけどな。」
男「いいとか悪いとか、やっぱりわかるのかい?」
う「いいと思えねえと、やっぱし株なんか買えねえだろ。」
女「若いねえ、まったく。」
う「いやいや、そんなに好きってわけじゃねえけどな、もちろんな。」

はいそれ絶対ウソ。

8/8

やーアジアカップよかったねえ。
日本はすっかり嫌われちゃってるけどな。
しょうがないのかね。
所詮アメリカの手先。

アメリカが嫌われてるのと同じ。
前回のワールドカップでの、韓国の日本に対しての行為と通じるものがある。
日本を尊重するコトがどうしてもできないんでしょ。
国家レベルで刷り込まれてるんだから。

その中でもわかってて応援に行ったサポーターはすごいなあと思う。
単純な褒め言葉としてのすごいなあではないけれど、ちょっとボクにはできないな。
ある意味では、イラクのボランティアと同じだよね。
自己責任で行くんだから。
まさか席の脇にマシンガン抱えた警備員が立ってるとまでは思わなかった。

案の定、試合の後には外で中華フーリガンが暴れてた。
多分三点目の段階で出てったヒトたちじゃないかなあ。
うっぷんを晴らすには、もうそうするしかなかったんだろうな。
確か深夜12時くらいまではスタンドから出してもらえなかったはずだけど、どうなの?
バスがピストンしてたのは見たけど、ホントに誰もケガしてないのかな。
便りのないのはよい便り、ケガとかはないんだろうけど。

彼らにとっては、多少のケガはすぐさま武勇伝につながっただろうな。
むしろ望んでたヒトもいただろう。
それもある意味ではフーリガン。
フーリガンってのは、本来はどんな意味なんだ?
かけ離れているような気もちょっとする。

ボクがたまたまあそこに居合わせたらどうするだろう。
中国人サポーターを蔑むだろうか。
それとも怖がるだろうか。
どうも思わない気がする。
お互いに、役割をこなしてるだけじゃないか。
それじゃダメかな。

変えていくのは政府よりもこういう場での行為なのかな。
根っこの部分に干渉するコトができるのはやっぱり政府のおシゴトなのか。
チカラを合わせてやっていかなきゃいけないんだろうけども。
どうしてボクらのココロはひとつじゃないんだ?
そしてどうしてボクはそれを当たり前だと思ってるんだ?

しかしまあ、イマは勝利を喜ぶべきだな。
続けてオリンピックもあるし、サッカーファンはこの夏は楽しみ多いなあ。
それは野球ファンだって同じなんだけど、こっちはそれ以上に心配が多い。
アテネと高校野球は、気持ちよく進行して欲しいものだけど、どうだろう。
ボクも後悔はしないようにしたい。
もう残暑入ってるけど、夏はまだまだ続くから。

よい夏休みを、お過ごしください。

8/9

今日から夏休みの帰省日程だ。
でも直接帰るのではなく、大阪に立ち寄ってから帰る。
去年に引き続いて「Ringda Ringda!!」の鈴太さんに遊んでもらうのだ。
わーい。

イヤホンをして新幹線に乗り込む。
夕方に新大阪に着いて、乗り換えの時に初めてイヤホンを外す。
するとそこはもう大阪だった。
それまで耳を塞いでたから気付いてなかった。
うわあ一気に来るときついなあ。
事前に少しずつ慣れておくべきだったなあ。

今回は「Green Green」のみどりさんにもお会いできた。
ステキなオトナの女性でした。
思わぬところで両手に花。
わーい。

夕方からひとしきり飲んだ後にカラオケ屋に移動。
そっちでも、歌うの半分喋り半分って感じだったなあ。
酔っ払いだったので時間配分は違ってるかもしれないな。
終電でみどりさんは帰宅。
どうもありがとう。

そこからまた同じように、結局朝までいた。
色々考えながら喋ったり歌ったりしてた。
あの頃のボクらは変わっていなくても、周囲が変わってくだけでミョーなコトになる。
でも、じゃあどうしてボクらは変われなかったんだろう?
そんなコトを考えてた気がする。
答えはどこにでもあるような気もするし、どこにでもってわけにはいかない気もする。
おかしなもんだね。

そんなこんなで、朝日がまぶしい中で鈴太さんとお別れ。
ハイロウズの不死身のエレキマンが、アタマの中で回ってた。
第一希望なんてなかったよ!
これからだってきっとそんなもの見つからないし、これまでと何も変わらないんだ。
それでもこうやって生きてきたよ。
ボクだけじゃなくて、多分みんなそうやって生きてきた。
誰にも何も言わせない。
コドモだのオトナだの。

とかいいながら、いっつも“もう少しあがいてみるかな”って思う。
ヒロトの歌に、ボクは尻を蹴飛ばされてる。
あがくコトで何かや誰かに出会えたらいいな。

考えてみれば今回あのふたりに会えたのだって、ちょっとだけボクらがあがいた結果だ。
なんだかんだと、いい方向に向かうコトだってあるじゃないか。
鈴太さんに手を振って別れた後、環状線に揺られながらちょっと寝た。
どうも一周した気がしてならないんだけどな。

どうもありがとう、また会いましょう。

8/10

別れて乗り換え駅に着いて、さあ帰るぞとはなかなかいかない。
とりあえずまず朝ご飯にとうどんをすする。
それから肉まんを買う為にどれだけ待てばいいのか調べる。
結構待つなあ、どうしようかなあ。

駅を出てその辺りを散歩して、ベンチがあったので座り込んでついでに眠る。
そのうち焦げ始めたので避難する。
24時間営業ってすてきだなあ。

そんなこんなしているうちに無事肉まんも買えて帰途につく。
途中までは座席がなかったので、デッキに座り込んで音楽を聴いてる。
昨日の流れでブルーハーツ。

蒸したてを買ったのに、だんだん冷めていく肉まんがもったいないなあ。
そんなコトを考えながらうつらうつらする。
乗り過ごしたりせず、きっちり降りる。
座席に座ってたら危なかったな。

駅についたら父親が迎えてくれた。
歩いても五分くらいの距離を、クルマですいっと。
帰ったら母親の作ったカレーを食べて、ちょっと眠った。
表から聞こえてくる魚屋さんの声を聞きながら。

夕方から姉一号のマンションに遊びにいく。
詳しいハナシをすると長くなるので後日に譲るけれど、五月末に結婚したのだ。
相手はボクのともだちで、結婚式も披露宴もやってないので今回初めて見る。
ちなみに姉一号はボクよりも6つ上。
ボクのともだちはむろん、ボクと同い年。
ただし早生まれなので、7つ違うコトになるか。
まあいい。

まだおシゴトから帰らぬ旦那を待ちながら色々とハナシをする。
そして旦那が帰ってきて、食事になった。
ボクのところと姉のところにはスーパードライで、旦那のところには一番搾りが並ぶ。
ウチの一家はあまりスーパードライを好まないんだけど、お中元時期だし仕方ないね。
ところでどうしてこいつのところだけが一番搾り?

「旦那様はスーパードライが嫌いだから」

いったい何が起こっているというのか。

8/11

夕べはそのまま新婚家庭に泊めてもらって、出勤する姉に送ってもらう。
何だかホントに結婚してるんだなー。
信じられないよー。
ありえねーよー。
ふーしーぎー。

帰ったら父親にお寺に連れていかれた。
墓参りと掃除かな?と思ったら、たわしを握らされた。
ほほう、これでこの墓石を磨けと。
ごしごしごし。

あづいよー、しかもカビがなかなか落ちないよー。
しかも文字を彫り込んである部分がボロっと崩れるよ。
ボクが入る頃にはなくなるんじゃないだろか。
そうなったら卒塔婆だな。
むしろトーテムポール。

それが終わったら、先日死んだおばあちゃんの家の重めの遺品の運び出し。
多分チカラシゴトを軒並み取っておいたんだと思う。
いやそれでいいんだけど、金庫とか重いっつの!
タンスも重いっつの!
ああテレビ軽い。

そいつらをウチに運び込んで配置また配置。
テレビは二階の、ボクの今回の滞在部屋に据えるようにというお言葉。
配線から全部やれってコトね。
はいよ。

ぐでっと汗だくになったついでにブンタを洗う。
昨日抱いた時にちょっと臭かったのだ。
夏場なんだから、ちょっとは清潔にしとかないとな。
飯、風呂、寝るはちゃんと言えるようになっとかないと。
いずれは役に立つ瞬間がくるよ。
主にテレビ出演とかで。

乾くまでと、比較的きれいなガレージに放り込んだ。
でもここもちと汚れてるね。
でもそれ言うと掃除させられるから黙ってるね。
ごきげんよう。

8/12

さすがに今日のブンタはさわやかだ。
よかったよかった。
これでもてもてになるかな。
でももうおじいちゃんだからなあ。

棚をあさってたら、ぼのぼのの1〜5が出てきた。
そういやこんなんだったなあぼの。
しまっちゃうおじさんとか大好きだったなあ。
ぼのパパがこんなに大物だったなんて忘れてたよー。
五冊一気に読んでしまった。
もっとゆっくり読むべきマンガのはずだけどな。

今日は姉一号のマンションの近所で花火大会がある予定だった。
それもあって、姉二号の家族とウチの両親とボクが、そこに集う予定だったのだ。
ところが花火は台風の影響で中止になった。
一族の会合は予定通り執り行われるコトになった。
誰かが言った、「まあ気が散らなくていいんじゃないか」はどうなんだ。
まあ確かにそうなんだけどと納得してしまうジブンもいるけど。
花火の立場はー。

そこから先はいつも通り。
姪三号が機動装置を取り付けたので、むしろパワーアップ。
なぜかカルタの読み札を姪一号二号の為に読んでいると、真ん中を横切ったりする。
うんうん仲間に入れて欲しいのかい?

また今回から担いでくれるヒトがひとり増えたので、上空決戦を敢行した。
でも姉一号の旦那にこれだけ懐いているのを見るとなんだか複雑な気分。
なんだかな。

8/13

その頃にはボクはいないのだけれど、もうすぐこの地区のお祭りなのだ。
ウチの両親はどうやら役員当番に当たっているらしく、何かと用事をこなしている。
本番当日も会場に詰めて色々としなきゃいけないそうで、面倒くさそうだ。
実際の作業量はそんなに多くはないはずだけど。

それで朝からボクのところにカセットテープが数本やってきた。
ラベルを見ると盆踊りで使う曲のようだ。

どうするん、これ?
「うん、それをな、順番通りに一本にまとめてくれんか。
 新しいテープはここにあるさかいに。」
はあ、これの片面に入れたらええの?
「できりゃあ両面に欲しいなあ、まあそれは別に巻き戻したら済むことやし。」
うん、じゃあこの順番に一回ずつ入れたらええんやね?
「うーん、一回ずつでは時間が足りんなあ、二回ずつ入れてもらおか。」
うん、まあ別にそれはどうでも。
「それでな、ちょっとテープによって大きい小さいがあるから、
 それをちょっと直しておいてもらいたいんや。」
一気に専門的になってきたな。
「お前一応プロやろがい?」
当たってるからあえて言い返せへんけど、その一応ていう言葉はちょっと引っかかるな。
とにかくここのカセットデッキでできるかどうか確認してからにするわ。

それで調べてみたらレベル調整以前の問題で、デッキが壊れてる。
ローラーの軸の廻りがおかしくて、テープを全然引き込まない。
これじゃいかんな、分解してってのも面倒だし。
どこかに代わりはないものか。

何せもうカセットテープなんて過去の遺物、結局会場で使ってるのを貸してもらった。
現地でやってるので、隣では少年たちが三角ベースをやっている。
ボクは少年野球がイヤだったので、遊びで野球とか考えたくもなかったけどな。
楽しそうにやってるなあ。

結局そこのデッキではレベル調整ができずに、あきらめてもらった。
聞けば毎年、テープを一曲ずつ掛け替えていたそうだし、それくらいはしなさいよ。
CDなりでマスターを作った方がよさそうだけど、それをするのはボクじゃないな。
放送設備に手を入れるのは、あくまでも現場のヒトであるべきだろうな。
がんばれ町内会の若者よ。
覚悟を決めて殴り込まないと、手遅れになるぞ。
もうまともに鳴らないテープにも、マスターはないって言ってたぞ。
危険だ!

8/14

今日は一日テレビ見ようかなって思ってた。
オリンピック番組か、高校野球。
県代表は負けたけど、まだダルビッシュ君が投げてるぞ。
がんばれダル。

暑い中ビール飲みながら、無責任にヒトの応援してるってなんてステキ。
そんな風に思いながらぼんやりとテレビ見てたら、この前のボーナスのハナシになった。
喪服買ったよって言ったら、それについて聞かれた。
いやー三万ちょいっくらいでぇー、冬服買ったのよー。
だって夏服を冬場に着るとみっともないって言われたからね。

「で、今回は持ってきたんか?」
持ってきてないよー、だっていらんって言ったやんか。
「いやまあ確かにそうなんやろけどもあるんやったらあった方が、よし。」
なになに?
「買いに行くぞ。」
何を?
「喪服をよ。」
なんで?
「夏用もあった方がええやろ。」
あった方がええのはわかるけど、おカネもあった方がええんやで?
「買うたる買うたる。」
どこの不動産屋よ、それ。

そんな理由で喪服を作りに行った。
当然明日あさってに使うというのが当面の目的なので、当日持ち帰りができるところ。
めんどくさいのとカオを立てるので、もうほとんどボクは何も言わない。
結局チェーン店の紳士服屋さん。
どこにでもあるやつね。

最初に予算を伝えたのはボクだったのだけれど、気付くとどんどん値段が上がってる。
あのうお父さん、勘弁してもらえませんか。
このままじゃ、ボクの買ったヤツの倍近いのが出てきそうなんですが。
分相応のものを着らなあかんって、あの、過大評価ってコトバを辞書で引いたコトは。

結局1.5倍くらいのくらいの値段のヤツを買われてしまった。
こうなってしまった以上、今後はボクの周りでは夏に死ぬようにしてもらいたい。
まあ強制ではないけれど、強制できるならば死なないようにするけれど。
そうすれば喪服なんか着なくても済むからな。

8/15

今日はウチで、親戚が集った。
式も披露宴もやってない関係上、姉一号の旦那を見るのは初めてというヒトがいっぱい。
じろじろと見られたり、どこの誰なのか尋ねたり。
まあ見せ物だわね。

本人はそういうのがすごく嫌いなので、こっちはそれがおもしろい。
ほらほらその薄ら笑いを浮かべてきっちり接待しなさいよ。

その後、おばあちゃんの家からちょうちんを出して、浜に燃やしに行く。
姪どもは、裸足になって海に足を浸けている。
もう暗いんだから、気をつけなさい。
ほら結局ボクが付きっきりになっちゃったじゃないか。
石を飛ばしてみたって、いくつ跳ねたのかわからないよ。

ちょうちんが燃え上がる中、ボクらは浜を後にしてもう一度酒盛り。
おばあちゃんの家からは、冷蔵庫を除いてほとんどのものが運び出されている。
こんなに広かったんだな、この家は。
ヒトがひとり住んでいると、それがあんなおばあちゃんでも存在感があるものなんだ。
もうこの家はなくなる。
次はここにどんな想い出が生まれるだろう。

まあ実際はそんな辛気くさいコトを考えたのは解散して帰ってから。
布団の中で寝汗をかきながら、そんな夢を見ていた。
夢が汗をかかせたのかとも思ったけど、考えてみると毎日かいてるんだ。
関係ない。
多分。

携帯を見ると姉一号からメールが来ていた。
「旦那様は帰ってからビールを飲んで、あれでよかったんかとぶつぶつ言いました。
 回りに紹介できてうれしかったんかと言うので、そりゃうれしかったよと言うと黙りました。」

いったい何が起こったというのか。

 

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