5/1

ふとテレビを付けたら巨人-広島の九回表をやっていて2-1だったの。
で、せっかくだからと思って終了まで観ようと思ってたら延長になったの。
しかも巨人のさよなら勝ちで終わるし!
ボクの30分を返せ!
一日ぐだぐだしてたクセに、30分くらいでがたがた言わない。

でも、雑誌の整理はちょっと進めた。
各誌、三年分くらいはそれぞれ梱包した。
ちょっとづつ、出していこうかな。
売れるといいなあ。

文庫本の入っている箱もちょっと動かしたよ。
中身を確認して、ちょっと読みふけったりもした。
いやあ藤村甲子園恐るべし。

段ボールをもらいがてら一度は外に出るつもりだったのだけど、結局ずっと寝巻きだった。
掃除してる時にスパ王が出てきて、去年の11月が賞味期限だった。
あわてて食べた。
いやまあ、イマさらそこの一分二分が命に関わるわけではないけどさ。
そんなのわかってるんだけど何となくお詫びの気持ちも込めて即お湯を沸かしてみた。
おいしかったーよかったー。

洗濯機裏含めて、ベランダの掃除もしようと思ってたんだよなー。
それもGW中になんとかしなきゃなあ。
もう少し、お風呂からベランダまで近いといいのにな。
そうすれば洗濯にも残り湯が使えるし、ベランダ掃除にも残り湯が。
もったいないシンドロームだな。

だってただ流されちゃうのって不憫じゃん。
だったら何かを道連れに流れていきたいよな。
その辺どう思ってるのかな。
やっぱり飲んで欲しいとか思ってるのかな。
それは勘弁して下さい。

後は音楽聴いてた。
普段あまり手を延ばさない古いのをずっと聴いてた。
心地よかったな。
ボクはこいつらに形作られたのだな。
イマも誰かを助けてるかい。
イマでもどこかの部屋で鳴ってるかい。
ボクにそうだったように、ハッキリしない時代を少しでも見据える勇気をあげてよ。
まっすぐに前を見る、それだけのコトができなかったボクを助けてくれたじゃないか。
目を開ける勇気を、ボクにくれたじゃないか。

原点に返ったのか、ただのノスタルジーか。
わかんないけど、いい気分。

5/2

古本屋に行ったら、鷺沢の本が売り切れてた。
お前ら、死んで話題になったからって読むなよ!っていう思いと、
理由がなんだろうが、読まないよりは読む方がいいよなっていう思いとがある。
理屈でいけば圧倒的に後者が正しいのだけど、感情がどうも付いてこない。
困ったな。

理屈が正しければいいのかと言えばそうではないはずだ。
ところがめっきり理屈が全てみたいな風潮がある。
どれだけ理屈が正しくたって、ヒトはそこまで正しくないよ。
それは悪いコトじゃないはずだ。

正しいコトだと言い張るつもりはないけれど、間違ってないというコトは主張するぞ。
世の中、ちゃんと中間もあるんだよ。
そこを認めないから、息苦しくなるんじゃないか。
何の意見もないのは、別に悪いコトじゃないんだ。
だからといって、それが正しいわけじゃない。
そういうコト。

例えばマニュアル=悪、と決めつけるヒトがたまにいるけれども、そうではないね。
マニュアルに沿った上で、そこから先が個性だと思うよ。
マニュアルにはマニュアルの存在価値がちゃんとある。
正しいコトは正しいままに置いておく。
決して犯してはならない聖域。

だからといって、それが全てなわけじゃないね。
マニュアルは結局、基本的なコトだけしか書かれていない。
そこから先があるじゃない。
あいまいなまま、置いておきたい部分だよ。

話題になったからそこに触れるのは悪いコトじゃないよね。
ボクだって、そういうコトをしないわけではないよな。
死んだコトで世間が取り上げて、それで初めて知るヒトもいるだろう。
それをきっかけに、どんどん深く知っていってくれればいいのだ。

考えてみると、例えば近代史を学ぶ中で生き方に興味を持って読んだコトもあるよな。
太宰とか、そういう典型だよな。
生き様を知らずに太宰を読むヒトってあまりいない気がする。
あれも結局は“死”をきっかけに読んだコトに他ならない。
まあ鷺沢が教科書に載るコトはないと思うが。

そうは言ってもこの憤りはいかんともしがたい。
別に彼女は読んでもらえないから死んだわけではないのだし、別にいいはずなのだ。
ボクごときがぐじぐじとつぶやくコト自体が間違っている。
このまま忘れ去られてしまうよりよっぽどいいだろう。

いやでもなあ・・・

5/3

煙草を吸うヒトと吸わないヒトがいる。
吸わないヒトは吸うヒトを避けがち。
それはしょうがないね。
煙が身の回りに漂うのを単純に良しとするヒトはいないでしょ。

“煙草を吸う”という行為自体良くわからないものではある。
だって煙草は食べられないものね。
薫製は食べられるけどさ、その煙とはちょっと違うよね。
薫製はいぶされるのであって、直接取り込むわけじゃないもんね。
煙草でいぶされたら、食べられるものが出来上がるのかなあ。
どうなんだろう。

最近はもう、喫煙所は減ってきている。
喫煙スペースも減ってきているし、レストランでもきっちりと分けられている。
ない場所もあるよね。
肩身も狭いコトだろう。
正直知ったコトじゃない。

だけど吸うヒト吸わないヒトでともだちを選ぶわけじゃないんだよね。
吸おうが吸わまいが、ともだちはともだちだ。
当然一緒に飲みにも行くし、時には家に泊めるコトもあるだろう。
その時に、煙の処理はどうするかな。
困るよねえ。

ボクはイマなら、煙の方向を見定めていちばん来ないところに変わってもらう。
特に方向がなければ、あきらめる。
そんなに煙に弱いわけではないからあきらめられるけど、そうでないヒトはどうすれば?
特に個室で換気が悪いとどうしようもないね。
時々深呼吸をしに外に出る。

で、本題なんだけど、煙草を吸うヒトはやっぱり吸うヒトと付き合いたいのかな。
それともそこまで考えてないのかな。
どう考えても吸うヒトと付き合う方が気楽だよね。
いやがる顔とか見なくてすむもんね。
心置きなく吸える方がいいに決まってる。

ともだちじゃなくて特に親しい、要するにパートナーにはどうだろう。
時に男子には、煙草を吸う女子なんて!という理不尽なヒトもいるだろう。
そういうのはさておいて、普段一緒にいるヒトはどうなんだろう。
やっぱり煙草は吸う方がいいの?
吸わないヒトには訊くまでもないでしょ。
“どっちかというと”というレベルでいいんだけど。

この問いは、今度いいアンケートサイトを探して出してみよう。
こういう時は、アクセス多いといいのになあと思う。
まあアンケートに手軽に答える為の手段を用意するわけでもなし、ちょうどいいかそうか。

5/4

久しぶりにカップ麺食べようと思ってコンビニに行った。
ずらっと並んだカップラーメンたち。
うわあほとんどが食べたことのない連中だあ。
どーれーにーしーよーおーかーなー。

ふと気付いた。
やたら豚だのポークだのという文字が目につく。
とんこつが多いのは当たり前として、具として豚が使われているものが目につく。
ぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶた。
ちょっとは別のベクトルを持った新作はないのか。

考えてみれば当たり前で、牛も鶏もNGなんだな。
今こそ牛の新作を、ごーんと世間に問うべきではないのかな。
メーカーとして、もっと攻撃的にいかなければ。
まあおいしければ何でもいいのだけどさ。
全種類食べられるわけではないのだから、こう、何というか、もう少し選ぶポイントが。
いや確かに学生の頃なら全種類制覇したかもしれないけどさ。

しかし豚も大変だね。
三巨頭体勢でずっとやってきたのに、ひとり抜け、ふたり抜け。
気付くと世界をひとりで支えなければならなくなっている。
ダイジョーブかい豚?
お前が倒れたら世界が崩れ落ちるぞ。
それにしても豚という呼び掛けにはどうも侮蔑感が漂うな。
敬意を持って豚と呼ぶ。
豚さん?
豚くん?
豚どん?

あれだけ豚ラーメンを並べられると何となくあまのじゃくになってしまうなあ。
別に惹かれてもいないどんべえとか買っちゃいそうだな。
いやいやいや、それはさすがにまずかろうて。
ここは男らしく、豚の中からひとりを選ぶのだ。
よし、君に決めたぞ!

結局オーソドックスに日清のカップヌードルポーク味。
まあまあだったかな。
でも、あれを二回食べるなら、また別の豚にチャンスをあげるなあ。
食べられてまずいって言われるならまだしも、食べてもらってもいないのにくやしいだろ。
せめてちょっとでも比較してからうまいとかへちまとか言いたい。
きっとやつらも言われたい。

出しゃばりすぎじゃないかなあとは思うけれども、イマの状況を考えればしょうがない。
俺がやらねば誰がやる!と信じて豚殿は立っているのだ。
ヤギや羊、ダチョウの肉なんてのもあったけど、やっぱり彼らじゃダメなんだろうな。
どんと来い!と、いや多分本豚はそうは言ってないけどねまあそこはそれというコトで。

5/5

コドモの日だそうで、それっぽいおシゴトをしてきた。
まあ年に一日くらいあってもいいよね。
だって残りは全部オトナの日なんだし。

こんな日くらいは、オトナの為の遊技場や施設は営業を停止するべきだと思う。
そしてオトナはおとなしくGWの最終日をのんびりコドモの相手をして過ごすべきだろう。
少なくともボクにコドモができるまでは主張するぞ。
コドモを持ったら違うコト言うかもな。
まあそれは臨機応変というコトで。

コドモは何がうれしいかねえ。
ボクがコドモの頃なら、どうだっただろう。
本人がいくつかにもよるよね。
小学生とそれ以下と、さらにそれ以上では全然違うだろうから。
家族と一緒にいるのが楽しい年代でないと、オヤが努力する甲斐がない。

おカネを欲しがらない年代でないとダメだとすると、小学生以上はもうダメだね。
オヤよりカネとかなった時点で、コドモの資格ははく奪されるのだ。
コドモの日に“楽しませてもらえる”日々はもう終わり。
寂しいけれど、オヤも子離れしないとね。

コドモは金離れのいいオヤを望み、オヤはおカネに執着しないコドモを望む。
お互いその希望が叶うコトはほとんどないだろう。
そもそもお互いにそんなコトを望まないのが理想なんだろうけどもなかなかそうは。

ボクはいったい何を望んでただろうか。
まだまだ行かなくちゃいけない場所なんてなかった頃、ボクは何を望んでたんだろうか。
きれいさっぱり、忘れてしまったよ。
日々新しく生まれ変わってたあの頃、ボクは記憶までも上書きしてしまったようだ。
そりゃあイマでもたまにやるけどね。

小学生の頃は、物欲しか覚えてないや。
そんなコトなかったはずだけどな、どうしてだろうな。
なんか寂しいよねえこういうの!
もっと覚えておきたかったコト、いっぱいあるのにさあ。

中高になると、さすがに色々と覚えてる。
その代わりに、いちばんジブンがわからない時期だから。
だから、覚えていても解決の糸口にはならない。
何に悩んでいたのかは覚えていても、答えはイマでも見つからない。
多分いくつになっても、どれだけ科学が発展しても見つからない。
きっとどこにもないんだと思う。

まあコドモの定義なんて曖昧なもんで、要は本人が決めるコトかもしれないね。
でもボーナスのほとんどを奥さんに預けるヒトがそれを、
コドモが母親にお年玉を預けるコトと比べるのはちょっと違う気がするよなあ。

5/6

休み明け、家族持ちはなんだかぐったりしている。
切々と道路やレストランの混み具合について語られたりした。
「どこに行っても混んでる」ってさあ・・・
そんなの分かってて出掛けたんでしょうが。
なんだか納得いかないぞ。

ボクのGWは結局、ちょっと整理を進行させただけで終わった。
あと、いっぱいビール飲んだよ。
残念ながら天気には恵まれなかったので、おふとんを干すコトは叶わなかった。
必然的に、シーツも洗わなかった。
こっちはそろそろ限界なので、次の休日は晴れてほしいなあ。
ほら、五月晴れっていうじゃない、今度こそ薄暗い室内でよく冷えたビールを。

しかしこう、正月でもないのに長い休みが挟まると、ペースが一瞬掴めない。
一週間近く経っているはずなのに、その間に全然何も進行してないんだもの。
“休みを挟んだ”というより、“一時停止してた”という印象だ。
まあまあ、そうじゃないヒトの方が多かろうとは思うけどさ。
ボクは今年、ふとそう思ってしまったのだよ。

長い休みをジブンだけ取る時はすごく気分がいいのにな。
これは多分、ボクが土日関係ないおシゴトに付いているからだろうね。
いつも街に出るのは平日の昼間、土日ならおうちでごろごろと。
ヒトとしてどうなんだという疑問はあるけど、まあうまくいってるよ。
混んでる街を、さらに混ませるコトはないじゃない。
ボクはむしろ、みんなの為にそうしているのだ。
ごめんイマのウソ。

楽しそうにしているヒトたちがいたら混じりたいけれど、混じったってダメなんだ。
所詮部外者、所詮他人。
夢を見るだけじゃ、現実は追い付いてこないよ。
それにしたって人混みは。

みんなといると安心するヒトっている。
ボクはむしろ、みんなといると逆に外が気になっちゃう。
みんなのいない場所にこそ、ボクの居場所があるような気がするんだ。
そこからみんなを眺めているよ。
外からしかわからないコトもあるよ。
もちろん中にいないとわからないコトもあるけどさ。

GW中、ずっと外から人混みを眺めていたよ。
あまりジブンの為に人混みに突入しているヒトはいなかったような気がするね。
結局みんなは誰かの喜ぶ顔が見たかっただけなんだな。
そしてその誰かは、その為に努力しているみんなの姿を見て喜ぶんだな。
純粋に人混みの行楽地を楽しんでいるヒトなんて、きっと誰もいないんだ。
サディズムとマゾヒズム、まさか家族サービスにそんな結論が出るなんてな。
結構当たっているような気がするだけに不憫だー。

5/7

酔っぱらうと何するかわからないねえ。
今日は帰りにそんなヒトを見たよ。
いや、正確に言うと、“酔っぱらっていたと思いたい”のだけどね。
うん、そう思いたい。

ボクの乗る路線、一旦乗るとずっと同じ側の扉が開く。
ボクは乗り込むと、できるだけそのまま反対側の扉まで進む。
今日もそうだった。
だんだんと混んできて、身動きが取れなくなってきた。
ボクの文庫本も、だんだんと窮屈になってきた。

そのうちある駅に止まった時に、ボクにいちばん近い席に座ってた男性が立ち上がった。
急ぐわけでもなく、ゆっくりと扉に向って進んでいく。
かきわけるわけでもなく、何らかの意思表示をするでもなく、彼は進んでいく。
そして彼はやっと扉までたどり着いたが、そこまで来ても決して急がない。
あくまでも優雅に、ゆったりと進むのだ。

もちろん運転士にそれが見えるはずがなく、扉は無情にも彼の目の前で閉じ始めた。
さあ急げ!
まだ間に合うぞ!
ごむっ。

我が目を疑うとはあのコトだ。
彼はジブンのアタマを扉に挟んだ。
そしてそのまま一時停止してしまった。
おーい、生きてるか?

周りもあっけに取られていて、誰も助けようとしない。
すぐに扉は改めて開き、彼は何事もなかったようにゆっくりと歩き出した。
そして何事もなかったように再び扉が閉まり、電車が発車した。
でも、周りの人々はみんな一点を眺めている。
さっきまで彼が挟まっていた扉を見ながら呆然としている。
もちろんボクもしている。

そのうち笑いがみんなのカオに浮かび、ボクらはそれ以前の状態に戻っていった。
その場にほのかな連帯感を残して彼は去った。
ボクもいつもよりちょっとゆっくりめにホームに足を踏み出した。
そしていつもよりも優雅に街に出て、いつもよりも優雅に家路をたどった。

だからといっていつもよりも優雅にニッキを付けているかというとそんなコトもなく。
いつも通り、ぐだぐだと腐心しながらキーを叩いている。
それもいつもよりも、ドキュメンタリーっぽくしようと思ったのでそうしている。
できるだけあの時の衝撃をゆがめずに伝えたいんだ。
明日はみんなも、ちょっとだけ優雅に歩き出すといいな。

でも、ちょっとだけでいいからね。
むしろ悪いコトは言わないからちょっとだけに。

5/8

ウチでイマ使ってるトイレットペーパーのロール、ちょっと幅が短いのだ。
それまで使ってたのと比べて、1cmほどは短い。
ペーパーの縁1cmまでみっちりと使うヒトはいなかろう。
もちろんボクも全然気にならない。
使う上に限っては。

ところがホルダーにセットするとちょっと不満。
不満とは違うかな、ビミョーにもぞもぞしてしまう。
ホルダーが余っているのだよ。
横にムダにかちゃかちゃスライドさせてみたりするよ。
もぞもぞ。

このもぞもぞに似てるもぞもぞをボクは普段も抱えてる。
エコが抱える矛盾とでも言うべきしろもの。

ウチではシャンプーやリンス、液体洗剤などは詰め替え式を使ってる。
ところが銘柄を決めてないので、中身が何か分からない。
当然入れ物と中身は食い違うし、予備だって違う。
だから詰め替える時は使い切ってからでないといけないのだ。

使い切ったら中を洗って乾かす。
それから詰め替えパックを開けて、中身を移す。
全部入れても7〜8割?
ほわーい?

いや、わかるんだよ、そうなんだけど。
確かに同じ品を使ってれば、もうすぐなくなるってところで注ぎ足せるだろう。
洗う必要もないだろう。
でもそれで、人生楽しいのか!
人生リセット出来ないんだから、洗剤くらいリセットしたいじゃないか。
もう満たされた人生は送れないのかなあ。

そういえばトイレットペーパーでもうひとつ思い出した。
うちのは違うんだけど、よくよれて筋が付いてるのがある。
折れて重なって、ピッとくっついてしまっている。

あれを引き出しながら、よいしょよいしょと延ばしていくのだ。
そうすると、気付いた時には使う量以上に引き出してしまっている。
折り畳んでいくと、どうもいつもよりも厚いのが出来上がるのだ。
あれはきっと、メーカーの罠だな。
確かにおしりにはやさしいけどひどいや。

そんな厚手のペーパーを手におしりを拭くのもやっぱり納得がいかない。
エコが生み出すほのかな矛盾と心地よさ。
もぞもぞ。

5/9

日が長くなってきたね。
夕方とか、ふと外に出てびっくりするコトがあるよね。
あまつさえ時計を見て、これ正しいのかな?とか思ったりもするね。
屋内シゴトの悲しい性だ。

屋外シゴトにはそれなりの悲しみがあるだろうけどな。
日雇い殺すにゃ何とやら、そんな台詞もあったっけ。
もうすぐそんな日雇いが死ぬ季節が来るよ。
そんな時期に工事する側もする側だと思うけどな。
工期遅れるのわかってるじゃない。

そんな時期、もっと不思議なのはジューン・ブライドだなあ。
どうしてみんなして、六月の花嫁になりたいんだ。
梅雨だし、祭日少ないし、あんまりいいコトがない気がするけど。
しかもその上で、ガーデンパーティーとか計画されてたりするからな。
まあ浮かれてるんだからしょうがないけど。
当日うまくいかなくて、けんかになっても知らないぞ。

きっとジューン・ブライドが生まれた場所では、六月はよく晴れるに違いない。
あとは何か、宗教上の理由とかあるんじゃないの。
どこかの神様は、六月はごきげんなのに違いないよ。
きっとそれは、よく晴れているからだろうな。

だったらもっとこう、個人的な記念日にしておけばいいのにね。
例えば、初めてふたりが出会った日とかどうだろう。
あとはその、それぞれの段階を踏んだ日とか。
全部その日に済ませましたなんてヒトたちもいるだろうけどな。
焦るなとはいうものの、憶える日付け少なくていいねえ。

年間通して、イベントのない箇所に割り振るという手もあるな。
お互いの誕生日、それにクリスマスとか正月とか、その辺とできるだけ重ならないように。
あとのコトを考えると、そういう意識的な配置っていいかも。
ちょっといやらしいけどな。

人為的に決められた記念日って、他に何があるだろう。
確かミレニアムベイビーを仕込もうとしたヒトが結構いたねえ。
いったい何%が成功したのやら。
成功してたらイマはもうよっつだけど、何か特別な気配はあるのだろうか。
そんなにいっぱい特別なコドモがいたらヤだな。
いなかったらいなかったで、何かの意志がそこにあるみたいでヤだな。

ミレニアムは、結局何か残したのかなあ。
たかだか通過点、何か気にするようなコトじゃないとは思うけどな。
神様の時間的なスケールがいまいちわからないなあ。
もうこの世界のコトなんて忘れちゃってるんじゃないの?
そのうち思い出して、ゴミの日に出されちゃうよひい。

5/10

以前にはできたコトができない時に、ヒトはがっくりする。
腕が鈍ってしまったり、単純に衰えてしまったり。
そうでなくてもヒトは変わっていくものだから、できるコトもできなくなったりするだろ。
あの時作れたメニューは、もう二度と作れない。
衰えるコトと変わるコトは、違うはずだけどね。

そのまま同じ状態をキープするコトができないのは当たり前だ。
でも、それはフツーに生活しているからこそ言えるハナシ。
いきなり変わってしまうヒトもたくさんいる。
変えられてしまうヒトもたくさん。

リハビリは、もとのジブンに戻る為の試練だ。
ふたたびスタートする為の、長い、長い道のり。
もともと特技があったヒトならなおさらつらいだろう。
ボクだって、指先が動かなくなったら困るよね。
いや、そりゃあ誰だって困るか。
ボクだけが特に困るわけではないけど、ボクだって困るのだ。
回りくどいなあ。

ボクは何ができなくなったらいちばん困るだろうか。
立たなくなったら、とかは“ヒト”というよりも“種族”として困るからそれは別にする。
もっと身近で、もっと何かないかな。
やっぱりオーソドックスだけど足かな。
立てなくなったら困るもんね。
一文字違うだけで全然違う。

そういうリハビリって、ボクはやったコトないな。
手すりを握りしめながら、汗だくで通路を歩いていく。
大変だろうなあ。
ココロの余裕もなくなろうというものだ。
うまくいかないいらだちを、家族にぶつけてしまったりするのかな。

しかし、そんな時ほどココロに余裕を持つべきではないのかな。
立つ練習をする前には、ちゃんと小さいオンナノコになじってもらおう。
いくじなし!

ボクは、ジブンでは結構リハビリを楽しめてしまいそうな気がしている。
ドラマの主人公ぶって、その気になってリハビってしまいそうな。
ちょっとくじけてみたりする時は、必ず誰かが傍にいる時だ。
はげましてもらえないのに、くじけたってしょうがないよね。
みんなはどうやって乗り切っているんだろう。

まあ実際にそんな羽目になったらどうなるかはもちろんわからない。
まったく余裕なく、周りに当たり散らしているかもしれない。
それでも、パターンはきっと同じだ。
ボクのつらさなんてわからないくせに!って、やっぱり誰かが傍にいる時。

5/11

昨日ちょっと書いたけど、いつの間にかできなくなるコトってある。
あの日渡れた吊り橋がもう渡れない、とかは体重。
あの日見えたCがもう見えない、は視力。
そんな気付かないうちに忍び寄る黒い影。
老いですかな。
ちなみに甥はおりません。

ちなみにボクは、カラオケに行くとつくづくそう思う。
以前は出た声が出なかったり、すぐに枯れてしまったりする。
どうしてこんなに虚弱になってしまったのかなあ。
どうにかならんもんか。
単純に行く回数を増やせばよいのかな。
ひとりで行ける強さが欲しい。

料理とかも不思議なもんで、同じ店でもその日によって結構味が違う。
体調や気分、その前に何を食べたか、誰と食べてるか。
それによって同じカップヌードルでも、全然違う味になるのだ。
もちろん水が違えばなおさら違う。

そういえば水が違うモルツを飲み比べた。
あんなに違うもんか。
いっそのコト、全然違う名前で出したらどうだろう。
ちなみに一応、一本その時に選んだんだけど起きたらもう忘れてた。
またか! またやらなきゃいけないのか!
探して揃えるだけでも結構な手間なんだがな。

その流れでいくと、学生の頃にミネラルウォーターをいくつか使ってカルピスを作ったな。
原液を確か、五倍にするのだ。
500mlのを三本買ってきて、300mlの原液でそれぞれ作った。
その時にも、いちばんおいしいのを決めたのだ。
そしてもちろんもう忘れた。
ヒトは大事なコトから順に忘れていくんだな。
またやろうかな。

初恋の味だからな、取りかえす為にもまたやってみるか。
確かに覚えているのは、いわゆるカルピスウォーターとは比べ物にならなかった。
つか、原液を指定通りに薄めて飲むってだけでもカルピスウォーターよりおいしいよ。
不思議だなあ。

恋はいつでもできるけど、初恋はもうできないんだね。
初恋の相手が結婚したと聞かされた時は、とても悲しかったよ。
結局口に出来なかったあの恋は、どこに行ってしまったんだ。
いつだって傍にいて欲しいのに。

よくわからないけど、脇に逸れたハナシが帰ってきたような気がするのでよしとする。
最初はどうするつもりだったんだっけか。

5/12

ボクはイマまで、三回引越をした。
どの時も、しばらくの間は落ち着かない思いをした。
最初の時だけは、その落ち着かなさがうれしかったっけ。

家は、基本的には住人を守ってくれる存在だ。
それなのに、彼らはとても無口だ。
ボクらはそんな家を心底信用して、全てを明かしてきた。
何の秘密も家には持たないし、その必要もない。
なんて素敵。

でも実は、家同士のコミュニティーはちゃんとあるのではないだろうか。
特に最近は2×4が多いから、同期とかいう存在もありそうだ。
で、イヤなタイプの住人が引越す時には、次の住居に連絡がいくのだ。
“気をつけろ”と伝えられたら、警戒しながら迎え入れるコトができるだろう。

そしてもちろん、その連絡通りだったりそうでなかったりする。
やれやれとか思いながらも、しぶしぶ受け入れていく。
でもブラックリストには載せる。
とりあえず喫煙者は載るだろうな。
放火とかするヒトは、A級で載るだろう。
一回毎に、すごいポイントが溜まるのだ。

で、ポイントが規定値に届いたら、家の復讐が始まる。
とりあえず怪しい気配を出してみたりする。
ひゅ〜。

ネズミとも共謀して、色々と試す。
お化け屋敷とか言われてしまうのは本望ではないので、そう呼ばれない程度にやる。
でも結局呼ばれたりする家もある。
別にお化けなわけではないのに不本意だなあ。
ただ、ちゃんと大事に住んでほしいだけなのに。

そういう謂れのある家は、単純についてないのだろうな。
それか、好きものが集まってきちゃうのだ。
フツーに住んでもらいたいだけなのに、
ホントは仲良くしたいのに。

そう考えるとちょっと恐い。
でも、例えば肉親が死ぬ時に、私はこの家になってお前達を守ってやる、とかはどうだい?
うかうか悪いコトできないよね。
冷蔵庫のビールが消えてたり、カップ麺がなくなったりする。
おまけに隠しておいたエロ本が、ふとんの上に出てたりする。
まあ、掃除くらいはしてくれるみたいだし、朝も起こしてくれるかもしれないけど。
それでもごめん、それはごめんこうむる。
まだお化け屋敷の方がマシかも。
そしたらオヤのおばけだったりしていやー。

5/13

何だろう、どうあってもボクの休日には晴れさせないつもりなのか。
このまま梅雨に突入してしまいそうだ。
おふとん干したいなあ。
たっぷりと、お日様の光を吸わせてやりたい。

お昼に近所に新しくできてたラーメンを食べに行った。
いまいちだった。
メニューも少ないし、もう行かないだろうなあ。
そのうちまたつぶれて、跡地が何かになるだろう。

またラーメン屋ができるかもな。
あの場所は、前もその前もラーメン屋だったんだ。
土地がラーメンを呼ぶのか、それとも設備を流用して初期投資が少なくてすむのか。
どうでもいいけど次はおいしーの作ってね。

ホント、ラーメン屋と美容院はよくできてよく潰れるよなー。
ラーメンはひとくちで違いがわかるけど、美容院はお客を取るの大変だよねえ。
そうそうしょっちゅう行くもんじゃない上に、カリスマの時代はとっくに終わったし。

でも、ラーメン屋は最近また、イヤな職人色を強めているような気がする。
食券制のお店がやたらと目に付くのだ。
もちろん今日のお店もそうだった。
会計トラブルを防ぎ、閉店後の作業も確実に楽になるんだから、やっても別にいい。
でも、それ以外のところまで省略してないかい。

接客は大事なおシゴトだと思うんだがなあ。
ラーメンだけ作っていたいんだったら、でっかい店の厨房にこもりなさいよ。
フロア係のギャラを節約してるんだろうけど、だったらお水くらいはジブンで出さない?
そうでなくても、水の容器はきちんと満たしておこうよ。

美容師が職人肌で頑固だったら、あんまり好かれないと思うんだけど。
まあ美容師は相手に合わせなきゃいけない職業なんだから当たり前か。
ラーメン屋でこっちの体調とか見計らって作られても困るよな。
できればいつも同じものを出してほしい。

世の中、職人はいっぱいいて、中には素人を見下すヒトもいっぱいいる。
でもボクは、そういうヒトを軽蔑する。
頑固オヤジのラーメン屋とか最近聞かないけど、もしも行ったら絶対怒る。
何様だお前。

政治にも通じるものだけど、結局職人は何の為にいるのかというエクスキューズがある。
答えは当然、それ以外のヒトを満足させるワザを披露する為だ。
イマの政治家はどうも、そういう意味で職人失格だな。

ただしそれを言うなら、ボクも失格である。
腕が足りない部分を口でカバーしてるから。
ホントは腕が全部語らなきゃいけないんだろうけどなかなかそうも。
できればかわいいオンナノコひとりくらい雇っておきたいな。
それができれば。

5/14

ふと思い出したんだけど、先月って雪降ったっけ。
確かに寒い日はあったけど、雪が積もるようなコトはなかったね。
降ったら降ったで鬱陶しいのに、降らなきゃ降らないでもったいない。
雪が見たいなあ。

こういう季節外れな希望って贅沢だよね。
大自然の、しかも四季を持つ大自然のタイミングを完全に無視している。
きっと大自然は機嫌を悪くするだろう。
“それお前、三ヶ月前に思えよ!”
そしたらいくらもチャンスはあったのに。

タイトル忘れたけど落語のネタで、真夏にみかんを食べたいというのがあった。
で、番頭さんが江戸でいちばんのみかん問屋に買いにいくのだ。
何と問屋の倉庫には大量にストックがしてあって、中に一個だけ生きてるのがあった。
“うちはみかん問屋ですから、みかんないかと訊かれてないですとはいえません”
なんてプロフェッショナリズムだ、その心意気だよ。
でも確か、その一個で千両したんだよな。
いやー、雪見たくなくなってきちゃったなあ。

贅沢だよなあ。
真夏に厚着をして、雪を見るだけの為に旅に出る。
ボクらが真夏に厚着っつったら、がまん大会くらいしかありえないからね。
うどん食べるにしても、食べたくなって食べるから。
それも多分、わざわざ空輸とかしたうどん。
専属のシェフが作るのだ。
あんまりおいしくなさそうな気が。

お手軽なところでは、冬に部屋を温かくしてアイスを食べるとか。
まあボクは寒くてもビール飲むけどな。
寒い中で飲む冷えたビールは、あんまり贅沢じゃない。
でも暑い中で飲むと、すぐにぬるくなっちゃうし。
次を冷蔵庫に待機させなきゃいけないし。
そういう観点から見ると、冬は便利だね。
贅沢ではないけどな。

そのうち科学が発達して、天気を気象庁が管理するようになるだろうか。
みかんが年中食べられるようになり、雪も年中見られるようになる。
月に一度は雷の日、二ヶ月に一度はオーロラの日がある。
保冷機能を持った缶が開発されて、冷やしておかなくてもいつだって冷え冷え。
そんなのつまんないよ。

真夏になべでもいいじゃない。
タオル首にかけて、汗だくになって食べて笑おう。
ビールは冷蔵庫まで取りにいくのだ。
冷え冷えは開発されてもいいけどな。

5/15

ここ数日、街で看護婦さんをやたら見かけるなあと思ったら看護の日だったんだってね。
5月12日がそうだって言うから、どういう語呂合わせなのかと思ったよ。
ナイチンゲールの誕生日なんだってね。
すごいなあナイチンゲール。

ボクの誕生日は、何の日にしようかな。
そもそもがお盆なんだし、イマさら何かを割り当てる余地があるとは思えない。
ナイチンゲールの誕生日がお盆だったら、看護の日はそこになっただろうか。
イベントには向かない日だと思うがな。

流れでちょっと調べてみたら、どうも病院には看護婦さんが足りてないと。
それはでも、結構有名なハナシだよね。
きっと病院側の経費削減の対象になってるんでしょ。
え、そうじゃないの?

どうもそうではないらしい。
そもそも看護婦のなり手がないらしいのだ。
看護学校を卒業して就職、2〜3年働いてから退職というパターンが多いらしい。
人手が足りていない〜忙しい〜つらい〜やめたい、こんな感じ?
ヒトを育てる余裕がないのがいちばんいけないんだよな。

募集をかけても集まらないのだから、ヒトが足りるワケがない。
まずは病院の縮小から始めるべきだ。
しかし経営的にも患者的にもそれはできない。
べき論とオトナの事情が戦っている。

看護婦って、憧れてなる職業だと思ってたんだけど違うのかなあ。
一般事務職に比べると、“白衣の天使”に憧れるコドモは遥かに多いだろう。
夢は現実につぶされてしまうのか?
そんな芸能人じゃあるまいし。
田舎に帰ってタクシードライバーか、それともイラクでボランティアか。
やってられんなあ。

命に関わる問題だけに、何とかならんもんかと切に願う。
でもどうすればいいのか、ボクには全くわからない。
ボクに思い付く程度のコトなんて知れてるもんね。
やめていくヒトはきっと、もう二度と戻らないくらいのつもりでやめるんだろうし。
ボクなら罪悪感も手伝って、戻るのはイヤだなあ。

しかしこうやって白衣の天使をいっぱい見てると色んな天使がいるもんだ。
とりあえず気付くけど、煙草率高っ。
それに白衣と言いつつ、ピンクもかなり多い。
実際に着られてるんだな、ピンク。
イメクラ用ではないんだな。

ああ、それにもきっと抗議をしてるんだ。
看護の日であって、風俗の勧誘じゃないのよ!
いやー、そんなおばちゃんに勧誘されてもさすがに行こうとは。

 

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