11/1

「リーグ・オブ・レジェンド」を観てきた。
色々な有名キャラクターが出てきてチームを組んで活躍する。
それを観ながら考えた。

物語の中に出てくる登場人物に最初に感情移入したのはいつだっただろう。
いつだったかというか、最初っからそうだったよな。
最初なんか憶えてないけどさ。
フィクションかノンフィクションかに関わらず、物語に没入するというのはそういうコトだろ。
多分。

そこから一歩踏み込んで、感情移入からジブンに置き換えるというコトをする。
そのふたつは、はた目には非常に区別が付きづらい。
桃太郎をジブンに置き換えて、養父母との別れに涙を流してみたりする。
うひうひ言いながら鬼を切りまくったりするのだ。
そして養父母との再会にまた狂喜乱舞。

ちなみにボクは、いつぞやも言ったような気がするが、カフカの「変身」が好きなのだ。
しかしあれくらい感情移入しづらい作品ってなかった。
何であんなのが新潮の100冊に入っていたのかわからない。
いきなり虫になってしまって、いったい何を考えろと。

で、さらに進むと、ジブンを登場させるようになる。
物語の中に、ジブンを登場させる場所を確保するようになるのだ。
桃太郎なら、イヌサルキジに並べてジブンを登場させたりする。
村人Aとかには、決してならない。
物語として必要なのは、キャラの立った村人だと思うが。

「リーグ・オブ・レジェンド」というのはつまり、そんな有名キャラのいっぱい出てくるハナシなのだ。
有名キャラというには、ちょっとビミョーなキャラばかりだけどな。
ドリアン・グレイとか。

物語で、いちばん混じりたいと思ったのはどれだろう。
最近だと、多分ハリー・ポッターだと思う。
おおよそハリーの同級生にはなれない年なんだけどね。
うるさい放っとけ。

あんまりそぐわない場所にむりやり場所をつくるコトもあるね。
戦時中とかにジブンを放り込んで、結局戦になった時にぶるぶる震えてたりして。
何やってんだろうね、望まれたわけでもないのに。
しかもきっちり正義感ぶってるんだよ、ああやだやだ。

要は今回もジブンを放り込んで観てたのだ。
次の回にもボクが残ってたらすごいね。
色々と、回を重ねる毎にキャラが増えていくのかな。
みんな楽しんでね!

11/2

昨日は結局その「リーグ・オブ・レジェンド」を観たワケだが、最初はそのつもりではなかった。
第一希望はあくまでも「キル・ビル」だったのだ。
まだ公開一週目の土曜だし、まずダメだろうなあと思ってた。
だから行く前からもう、「リーグ〜」にするつもりだった。
チケットショップに立ち寄りさえした。

すいませーん、「リーグ・オブ・レジェンド」下さいな。
「いつ御覧になりますか?」
? 今日・・・
「本日映画の日でございますが。」
ああっ! そんな日だったか!

案の定「キル・ビル」には長〜い列が出来ていた。
そんなにしてまで観なくても、とちょっと思う。
ボク的には、“一部のみ”という情報が引っかかっている。
最近多いよ、「ロード・オブ・ザ・リング」とか「マトリックス」とか。
単体で完結させてくれよ、とか思うのだ。

そんな終わらない映画に並ぶなら、空いてる映画を二本観るよ。
おもしろそうなの、他にもやってるじゃないか。

タランティーノに対する期待は確かにデカい。
「パルプ・フィクション」がフロックでなかったコトは、レザボアとフォー・ルームスが証明している。
「ジャッキー・ブラウン」は確かにはしやすめ的に観えたけど、期待のデカさを考えるとしょうがないだろう。
あれはあれで立派な力作だと、イマならフツーに言えるのだ。

タランティーノの頭抜けている部分は構成力だと思う。
「パルプ〜」や「ジャッキー〜」などの長尺ものを、何ひとつ漏らさずに大団円を迎えさせるのはスゴい。
他の監督に提供した「ナチュラル・ボーン・キラーズ」や「トゥルー・ロマンス」にもそれはある。
特にトニー・スコットの最高傑作を提供した功績はでかいだろう。
好みはあるけどさ。

次のチャンスには、「キル・ビル」を観ようと思う。
タランティーノを細切れで味わうのは不安だけど、そこはそれ。
観た友人の評価がまるでよくないのも、それはそれ。
楽しみだなあ。

11/3

ボクには、まだまだ死ぬ予定はない(予定のあるヒトの方が珍しい)のだ。
それでも、死ぬ準備は整えておかなければいけないと思う。
何せ、生まれるコトと死ぬコトは誰にでもできるから、だからこそ誰よりも美しく。
死んで遺品の整理をされるコトを考えて生きてるかい?
ボク考えてません。

遺品の中では、やはりエロ方面だろうか。
コドモとか、コドモの嫁とかに整理されてしまう。
「あらあら、お父さんったらこんなの観てらしたのね。くすっ。」とかされてしまう。
うわーん!

そんなドラマは、日々どこかで繰り広げられてるんだろうけど、表には出て来ないね。
旦那が死んで遺品を整理してたらSMのビデオがいっぱい出てきてしまう。
それを見て、激しく後悔する奥さん。
「ああっ勇気を出して縛ってもらえばよかった!」
ドラマティックじゃないか。
お棺に入れてやれ、その縄を。
やっぱり赤いのか。
入れづらいなあ。

あとは死ぬ時に何と言って死ぬかだろうなあ。
辞世の句だって、あらかじめ用意してあったって言うしなあ。
ちゃんと用意しておかなきゃ。
ものすごく謎めいたヒトコトを。

お、お前の本当の両親は、ううん、ばたーん。
「オヤジっ、オヤジーっ。」

もう、まだ死んでなくたってそこで死んだコトにしちゃう。
そのまま焼かれてもいいくらいの覚悟でネタを仕掛ける。
ちゃんと医師には袖の下を。
脈拍を見る振りをして、殺してくれい。

せっかく死ぬんだから、ただ死にたくないよねえ。
何かやって死にたいよね。
生まれた時には何もネタをやらなかったんだ。
今度こそは逃せない、一世一代の見せ場。
舞台はどこがいいだろうなあ。

その考え方で行くと、ビルの屋上でみんなに囲まれて自殺するヒトはすごく能動的だ。
ちょっと見習うべきか。
実際にやる気がないなら、どこかのエッセンスを抽出して、ってえーと?

11/4

やくざの世話になってるコトってあるのかなあ。
ボクらの日常にはあまり顔を出さないよね。
それでもどこかには潜んでるだろうな。
ひとつ見つけたら、30はあると思えって言うじゃない。
言うじゃない。

例えば飲みに行ったって、そのお店の経営がどこかなんていちいち確かめない。
例えば映画を観に行ったって、出てる役者さんがどこかの組のヒトでないなんて確かめない。
例えばボクの父親が昔、「息子が大きくなったらお宅の組に入れましょう」と言ってないなんて誰に言える?
まだ迎えに来ないのは、まだ大きくなってないからかなあ。

だいたい田舎だと土建屋が繋がってるような気がする。
でも、“何かガラ悪そうな気がする”以上の理由はそこにはない。
都会みたいに明確じゃないよね。
その場所での役割を演じるコトなく、水面下で動いている田舎マフィア。
どうもいやらしいな。

コンビニでパチンコ情報誌をペラペラと捲ってたのだ。
読みながら、これもきっとやくざのシゴトだろうなあと考えてた。
カタギのヒトが、パチンコ攻略とか徹底的にやるわけがない。
出版社とは言え、きっとやくざだろう。
うかつに就職とか考えない方がいいような。
考え違い? 思い過ごし?
だったら真相をボクに!

ギャンブルの世界は、多かれ少なかれやくざが噛んでる気がするなあ。
公営ギャンブルは、少なかれの方かな。
それがいいとか悪いとかよりも、そこに考えを及ぼしたコトがなかったのが恐い。
知らずに罪に加担してしまうコトだってあるだろ。
罪は罪、涙は涙、笑いは笑い。
泣くのはいつだって弱い方だ。

泣きたくないから強くあろうとして、笑う方に回ろうとするのかな。
強い男は、そうそう笑わないものだけどな。
ニヒルな笑いが精々で、寡黙な不言実行タイプ。
現代で言うなら、誰だ?

現代で強い男とかってボブ・サップとかしか浮かんでこないよ。
しかも上の条件に当てはまるのって、ゴルゴ13じゃないか。
ヤツも結局裏社会の人間さ、ふっ(ニヒルな笑い)。

11/5

今日から「マトリックス・レボリューションズ」である。
平日の、しかも午後11:00という不思議なスタートは、全世界同時に、というコトらしい。
午後11:00はまだしも、ロサンジェルスは午前5:00とか言ってる。
映像を盗まれないようにという理屈は付いてるけど、話題性狙い以外の目的はないだろう。
バカじゃん?
やる方もそうだが、観に行く方はもっと。

正直、そんなたいそうな映画かなあ、と思っている。
ボクは1も2も映画館では観てない。
2に至っては、まだビデオすら観てない。
1を観たのだって、2が公開された時だよ。
ウタダが褒めてたから。

2が公開された当時、すげえなあと思ったニュースがあった。
撮影用の高速道路、実際に造っちゃったんだってね!
いったいいくら稼ぐ気だったのか。

そりゃあ二分割にしたくもなるか。
メインキャストは二本分ギャラをもらったそうだけど、多分スタッフはそうじゃない。
話題は引っ張る、経費は薄まる。
いいコト尽くめか。
2が転けたらおもしろかったのに。

イマ、1と2のDVDがウチにある。
3くらいは映画館で観ようかなと思って、ともだちに借りた。
アニマトリックスはどうしようかなあ。
中古であれば、買ったっていいけどな。
つまんなきゃ、返す時に付けとけばいいんだし。

で、キアヌ・リーブスが新宿で舞台挨拶をやるらしい。
しかも全世界に生中継をするらしい。
言っちゃ何だけど、キアヌってそんなにたいした役者じゃないだろ?
「スピード」一作で尻すぼんでいく予定だっただろう?
それが一気にスターダムだ。
何だか腑に落ちない。

とにかく今夜の日本はマトリックス・ナイトなのだ。
盛り上がってるのね、ボクの手の届かないところで。
マトリックスを楽しんでないのがそんなに悪いのか。
お願いだから仲間に入れてよう。
つまんないの。

11/6

先日モーターショーの映像をテレビでちょっと観て、クルマを運転したくなっている。
多分ボクは、ペーパードライバー二級くらいは持っているだろう。
年に一回かそこら、田舎でハンドルを握るくらいだ。
東京の道路で運転するなんて、とてもじゃないけど。

ペーパードライバー免許があればいいのにと思う。
運転できるヒトも、できないヒトも、みんな等しく免許証を持つのだ。
できるヒトの免許証には“できる”と、できないヒトの免許証には“できない”と書かれてる。
身分証明の役には立つよ。
お年寄りも免許を返還しやすくなるんじゃないの。
あれはプライドが許さないか。
やっかいなもんだね。

たまには試験をして、忘れてるヒトからは取り上げるに匹敵するシステムがあってもいい。
どうせ使わないんだし、いいだろう?
そのかわり、“できない”と書き込んでおいてあげるから。

ボクはまだ、何とかなるよ。
いきなり知らないクルマに乗らせられたらつらいかなあ。
マニュアル車とか、てきめんヤバいかな。
オートマ限定に降格されてしまう。

レーシングドライバーは、免許要るんだっけ?
公道走らないし、要らないのかな。
いや、モナコは公道か。
でもまあ、例え免許取り消されてたって、レースは一応できるな。

きっとペーパードライバーなレーシングドライバーもいるだろう。
シゴトでさんざん運転して、その上プライベートでまではってヒト。
気持ちは分かるよ、やっぱりシゴトとプライベートは切り離したいよね。

クルマが好きで好きで、クルマの中で生活しちゃってたりするようなヒトもいたりして。
ああ、いるねえ船の中で生活してたりする。
段ボールの中とか。
みんな好きだなあ。

たまには試験をして、段ボールを取り上げるようなシステムがあってもいいかな。
段ボール免許。
降格もあり、昇格もあり。
上級者は段ボールで鶴が折れる。
もちろん免許証は段ボールでできている。

そしてもちろんペーパードライバー免許は、紙でできている。
こらっ、破るなっ。

11/7

続けてクルマのハナシ。

クルマの何が好きか、というのはクルマ好きの間でも議論の別れるところ。
車種の好みももちろんあるけど、それよりも、クルマのどこが好きなのかという根本の問題。
「いったい私のどこが好きなの?」
そんな質問に明確に答えられるワケがないのだが。

単純に走るのが好きなヒト。
メカニカルな部分が好きなヒト。
個人空間を作り上げるのが好きなヒト。
スピードが好きなヒト。
改造するヒト。
追いかけるのが好きなヒト。
追いかけられるヒト。
別れても好きなヒト。

それぞれがそれぞれにクルマを愛している。
トラックやタクシーの運転手さんが愛しているかどうかは知らない。
でも、多分愛していると思う。
そうでないと、そもそも毎日一緒に過ごせやしないよ。
愛憎は、糾える縄の如し。

クルマではダメだよ、バイクでなきゃ、なんてヒトもいる。
クルマと同じようにエンジンを積み、クルマと同じようにタイヤで地面を蹴る。
それでもこの二種の間には、深くて長い溝がある。
というか、全然違うものだと思った方がいいかもな。
それぞれがそれぞれの代役をするコトなど、決してないのだから。

個人的には、バイク好きにはナルシストが多い気がする。
あ、でもクルマ好きもそうだなあ。
ジブンの延長なのだろうな。
大きくなったジブンに酔いしれるのだ。
だからか、運転しだすといきなり徒歩通行者をじゃまに思い出すのは。
やっかいなもんだなあ。

ボクはクルマしか乗ったコトがないので、比較はできない。
でも、クルマのいいのは、ジブンの部屋にいるままに移動できるコトだと思う。
音楽さえ流れていれば、そこはボクの場所だ。
みんなを招待するよ、ボクの部屋に。
今回は日本武道館だ。

チケット買って来てネ。

11/8

最近のコドモたちは洋式便器しか知らないのではないだろうか。
ボクがコドモの頃には、まだ和式便器がフツーにあった。
それがだんだんと淘汰されていくのを、ボクらは見てきたのだ。

どちらがいいとか悪いとか、そんなハナシじゃない。
あえて言うなら、どちらが空いているかと言うハナシ。
どちらでもいい、というヒトはあまりいないなあ。
絶対どちらかに限ると言うヒトはいるだろうけどな。

駐車場とかが、一般的に“貸し出されている”というのを知ったのはずいぶん後だ。
ジブン家にそういう必要がなかったからだろうと思う。
だってウチには、フツーに駐車スペースがあったもの。
それは誰か他人が使うコトは計算されてなかったのだ。
だからあまり聞かなかったのだという気がする。

それと同じように、身障者用トイレの存在を知ったのもかなり後。
そこはそう言うヒトの場所なんだというのが、どこまでも付いてきた。
不可侵な場所なのだというのが、コドモ時代の印象だ。
よもや大きくなってから、単に広いというだけの理由でそこを好むようになるとは。
人生思うようにはいかないものだね。

公衆トイレにも、ウォシュレットが入るようになった。
シートペーパーも、珍しくなくなった。
いつの間に、世界はこんんなに進化してきたんだろうか。
トイレには、みんな毎日行くもんね。
行かないヒトは、いないよね?
ボクは少なくとも、一日一回以上行くぞ。

太ってた頃は、和式便器が苦手だった。
ズボンを脱ぐか、ポッケの中身を全部出してしてたのだ。
難しい時代でありましたな。
できれば避けていきたいものだったなあ。

それがここ最近は、フツーにしゃがみ込めるようになった。
なんて素敵なコトだろうか。
若いヒトは、そんな和式便器の罠も、知らないままなんだろうなあ。

いや、そりゃあ知らない方がしあわせなんだろうけどさ。
ボクだって、知らない方がよかったよ。
でも、洋式の跳ね返りの恐ろしさもきちんとココロに留めておくべきなのだけどね。
食らえ!

11/9

選挙に行ってきた。
おシゴトが終わってから、てくてくと投票所まで。
しとしと小雨が降っていた。

選挙に行っただけで世界が変わるなんて、そんな夢は見ていない。
それでも行くのは、後からぐちぐちと言いたいからだ。
ジブンが投票したヒトが不祥事を起こしたら、何かあきらめがつきそうだよね。
ジブンの見る目の無さを恨むのだ。

かといって、確固たる意志を持って投票所に向かうのではない。
どこの誰に入れるのかも知らず、そもそも誰が出てるのかすら知らずに向かうのだ。
フィーリング一発、そして大抵失敗。

そもそも腹を割って話したコトもないヤツに日本を任せようなんて考えられないよ。
例えば学生時代に腹を割って話したヤツが、イマのボクに借金の保証人を頼んできたら?
その時にボクは、同じ信頼を持って応えられるのか?
借金程度で躊躇してしまうのに、日本を任せようだなんてどうかしてるよな。

誰かがやらなきゃいけないんだ。
そんなコト分かってんだ。
いっそ歴史の教科書から政治家の名前なんか削っちゃえよ。
そうしたら、名誉欲からなるヒトが減るかもしれない。

基本的に投票というのは投資なんだから、ジブンへのリターンをきちんと計算するべきだ。
実際に実害が手間しかないだけに、そこがおろそかになっている。
まあその方がいいのかもしれない。
投票時に千円とか預けるコトを強要されたら、行く気がしなくなるだろう。
それに、ジブンのコトだけ考えて投票されても困るよね。
選挙に行くとおカネがもらえるとか言ったら、みんな行くだろうか。

おカネじゃなくてもいいよね。
献血すればジュースがもらえるんだし、そんなもんでいい。
清き一票を!とか言うなら、もう少しそこを考えてもいいんじゃないかな。
ジュースじゃ二番煎じだから、そこは何か考えよう。

候補者ごとにあるとおもしろいなあ。
でも、そうするとまたそこで合戦が行われるねえ。
やっぱり統一して、何かいかしたものをひとつ!

まあボクはビールがいちばんいいと思うワケだが。
ぐびっ。

11/10

ボクにはどうも写真のセンスがないらしく、これは!というのを撮ったコトがない。
たいして好きでもないのだと思う。
イマまで撮った枚数もたいしたものではないから。

学生の頃はいちいちフィルムを入れて撮るから、もったいないのも何となくわかる。
でもイマやデジカメだ。
それでもほとんどシャッターを押さないのだから、やはり撮影というのが好きではないのだろう。
シャッターを押すのが楽しいとか、思ったコトないからね。

血はあるはずなのだ。
ウチの父親は、若い頃にはカメラマンを志したコトもあって、イマでも写真は大好きだ。
カメラも、いったい何台持ってるんだというほど持っている。
最近の主な被写体は、若いオンナノコのようだ。
ちょっと若過ぎないかなあ、就学前は。

そういや、姉の旦那がカメラを持ってるところは見たコトがないな。
持ってはいるだろうし、普段は撮ってるんだろうな。
アルバムとか見せてもらうと、そうとしか考えられない写真があったもんな。
好きなのだろうか。
今度訊いてみよう。

写真が楽しくないのは、多分、何かを撮ろうとしてしまうからだと思う。
レンズを通して見えている物体を、ひとつの世界として見るコトが出来てないのだ。
だから単純に記録としてしか留められない。
カメラマンとしてやっていけてるヒトたちは、きっと見えているものが違うのだな。
バサッと瞬間を鮮やかに切り取るヒトとかいるもんな。

シャッターを押すのって、すごく緊張する。
でも、緊張を鎮めてたら、シャッターチャンスはどこかに行っちゃう。
とにかく無理矢理にでも、たくさんシャッターを押すべきだろうか。
たくさんの無駄弾から、何か学ぶものがあるだろうか。
あるかもしれない、ないかもしれない。
でもどちらにしろ、失うものは何もない。
いつかはカメラマンに!という道筋は無くすかな。
いや、それは最初からないし。

それというのも部屋の隅からデジカメが発掘されたのだ。
買ったのは二年くらい前だと思う。
時代ゆえか、やたらとでかい。

そのせいか、新しい小さいのが欲しくなっている。
まあ待て、もう一度ヤツにチャンスをくれてやろうじゃないか。
ヤツがボクにふさわしいのかどうか、じゃない。
ボクがヤツにふさわしいのかどうか。

今度の休みにはカメラを持って外に出てみよう。
とにかくシャッターを押してみよう。
メモリいっぱいに駄作を詰め込んで、それでも満足げに酒を飲む。
そんなのも、時にはいいかな。

メモリいっぱいの駄作を前に、絶望感でやけ酒というのもありか。
パーセンテージでいくと、えーと。

11/11

いい日付けだなあ。

ボクはタバコを吸わない。
喫煙者だった時代がないわけではないが、もう欲しいとも思わない。
むしろキライ。

喫煙くらいマナーのいい/悪いがよく見える行動って、そうそうない。
周囲のヒトに気を配るコトができているかどうか。
それはどんな行動でも大切なのだけれど。

一時問題になったのか、手に火のついたタバコを持って人込みを歩く行為だ。
ちょうどコドモの目の高さだって言うじゃない。
それもあってだろうか、最近は、区によっては禁止条例が出ている。
あれは実際、どれくらいの効果を発揮しているのだろう。
いっそ日本中がそうなればいいのに。
いずれはそうなるんだろうけど。

見ててイライラするのは、お店に銜えたまま出入りするヒト。
注文や会計を、吸いながらやるわけだ。
第三者なのでどうこうは言わないけどさ、きっとボクが店員だったら腹を立ててる。

そう言えば、一度すごいのを見たな。
吉野家にごはんを食べに行ったら、ボクの直後にタバコを銜えたのが入ってきた。
吸いながら注文をして、消さないままに牛丼を食べ、半分食べてまた吸った。
そしてその勢いで残りを食べ、また吸いながらおカネを払い、そのまま出て行った。
最初はイラついたけど、だんだん感心してきた。
そこまでこだわる理由は何だ。

きっと彼は宇宙人で、あれは地球の空気を母星の空気に変換するフィルターなんだと思う。
牛丼うまいのかな、宇宙人。
ジブンたちが以前に血を抜いたヤツだって知ってるのかな。
知ってるんだとしたら、今度のキャトルミューティレイションはきっと、血だけじゃすまない。
きっと牧場ごと持って行くだろう。

でも、牧場丸ごと移植して、おいしい牛が育つようになっても物足りない。
あの時、地球で食べたあの味は、どうしても越えられない。
フィルターなしで食べられる手軽な味では、どうしても到達出来ない。
ああ、懐かしの地球よ。

不自由の自由、か。
ドラマだねぇ。

11/12

マルチ商法っていうのがある。
色々と種類があって、色々とランクもある。
ボクはあれに、限りなく宗教と同じ臭いを感じるのだが。
みんなそうじゃない?

何が、というとちょっと難しいのだが、周りから見ると勧誘されるのが恐い辺りとかそう。
勧誘さえしてこなきゃともだちでもいいのに、どうもそれを許さない。
趣味のハナシみたいに、気軽に訊けるものでもない。
だってジブンが勧誘されてもイヤだからね。
きっとハナシの結びはそこに行くだろうからね。
ああ想像でものを語る、結局ともだちを信用してない証だね。
ヤダヤダ。

困るのは、向こうが絶対的良心に基づいて行動しているコトだ。
マルチはおカネのみのコトもあるけれど、決して表面上はそうは言わない。
「あなたの夢のために」を旗印に戦い続ける。
それだけおカネで解決できてしまう夢が多いというコトなのだが。

おもしろいハナシを聞いた覚えがある。
ボクのともだちに、アム○ェイに軟禁されたヤツがいるのだ。
そこで交わされた会話。

「誰にだって夢はありますよね?」
「そうですね。」
「おカネがあれば、何だってできるんですよ。」
「はあ。」
「あなたの夢は何ですか?」
「小説家になりたいんですけど。」
「! ・・・あっ、自費出版するコトができますよ!」
「・・・」

けんかを売られているのかと思ったそうだ。
そりゃそうだろうなあ。
言うとしたら、原稿用紙に向かう時間を増やせますよ!とかせめてそこらへんだろ。
売れない役者とかでやってるのも多いって聞くし。
そっちの需要なら多いだろうに。
教育足りないんじゃないの?

宗教の勧誘みたいに、絶対的なマニュアルがあればいいのにね。
ご一緒に、ポテトはいかがてすか?

11/13

KILL BILL」観た。
非常に困った。
どうすればいいのやら。

少なくとも一本の映画としてどうなのよと言うと、ありえない作りになっている。
これで二時間近くあるのだから、きっと合計は四時間近いのだろうなと思う。
しかしそれでも、やっぱりこれは切って公開するべきじゃなかったと思う。
聞いてるのかミラマックス。

これまでのタランティーノの魅力というと、やはり大風呂敷に尽きる。
中くらいの風呂敷をいくつも無造作に広げ、それを一見無造作に縫い合わせて見事な大風呂敷を作り出す。
そんな感じの大風呂敷。
時にはその中風呂敷はヒトの作品だったりもしたし。

ところが今回はそれがない。
最初っから大風呂敷がどん!と用意されていて、その上に最初からユマ・サーマンが乗っている。
その周りに次から次へと色々なものが置かれては除けられる。
全然編み上げる感じじゃない。
手練手管をいくら尽くしても、そのやりかたで四時間は保たないだろう。
間違いなく飽きる。
もういいや、と立ち上がってしまうかもしれない。
いや多分、そんなコトはせずに後からグチグチ言うだけなんだけれども。

ちなみにサブキャラでいちばんよかったのは、GOGO夕張。
栗山千明のいいところがちゃんと出てる。
クサリガマっぽいあの武器もよかったな。
でも、いちばん出番すくない割に得をしてるのはソフィ・ファタールかな。
きっとジュリー・ドレイファスはパート2にも出てくるし。

とにかく突っ込みどころを満載しつつ爆走し続ける。
二時間観て、飽きてきた頃に次のネタが投下される。
予想されてたコトとはいえ、あれはずるいよな。
結果的にいつものタラちゃんに戻る可能性を秘めたひとネタ。
これでパート2にもちょっと期待をしなければならなくなった。
マジでこれは、2,500円で休憩を入れてみる映画だと思う。
合計3,600円はどう考えてもボリ過ぎだろう。

突っ込みどころは満載だけれど、ひとつだけここで突っ込んでおこうと思う。
機内に日本刀を裸で持ち込んで隣に置いとくのはどうかと思います。
そんな映画でした。

11/14

ひとり暮らしも長くなると、ジブンの許容範疇が見えてくる。
部屋はどれくらいまでなら汚くてもOKとか。
食材の賞味期限はどれくらいまでなら無視できるかとか。
お風呂のぬたぬたはどれくらいまで耐えられるかとか。

そういうのを何とかしなければいけないのは、やはり他者が介入してくる時。
ウチではたまに、友人と鍋を囲むのだが、その時はさすがに部屋をきれいにする。
きれいというか、場所を確保する。
冷蔵庫の場所も空けるし、トイレも一応掃除しておく。
エロ本は隠す。

ヒトを迎え入れるための当然の礼儀、という側面は確かにある。
でもそこにはもうひとつ、大きな側面がある。
つまり、“ボクのエリアを荒らされないために”するというコトだ。

誰も荒らすつもりなんかないのだけど、テリトリーに手を触れられるコトには違いない。
しかもそうやって手を触れられてしまう場所は、たいがいミステリーゾーンだ。
ボクにも、何が出てくるか予測がつかない。
どうしよう、何か出てきたら、って思うじゃない。
何も都合の悪いものなんかないけどさ、何せミステリーゾーンだから。

“ひとり”を求めるのは、ただの甘えに過ぎない。
大学に入って“ひとり”を手に入れたボクは、ずっとその状況に甘えてきた。
前の彼女は、非常にそういうところドライだったし、そういう意味でも居心地がよかった。
そのドライなところが別れる原因だったのかもしれないけど、まあそんなコトはもういい。
過ぎたコトだ。

最近よくヒトが来るので、よくそういう作業をする。
おかげで何だか部屋がきれいになってきた気がする。
ミステリーゾーンも確実に減っている。
いいコトなのか、それとも悪いコトなのか。
謎めいた雰囲気を部屋にまとわせていたのに。

ところでここ一ヶ月ほど黙ってたコトがある。
意識的に黙ってたワケじゃないのだけど、どうも言いそびれてた。
彼女できてます。

まあこの間、何ひとつ変わってないわけで、今後もそうそう変わるとは思えない。
今後、彼女に関わるネタとかが出てくる可能性はあるだろうし、それは別にありだろう。
“ボクの”テリトリーが、“ボクと彼女の”テリトリーに変わるのはいつだろうか。

ちなみにその彼女からイマ、らぶらぶ日記を書け、と脅されている。
ごめん、マジ勘弁。

11/15

掃除をする中で、色々と出てきた。

無くしたと思ってたボンド。(まあ実際に無くしてたんだけど)
電話番号を書いたメモ。(でもその番号にかけるコトはないだろう)
英和中辞典。(そもそもこれを引っ張りだしてボクは何をしたんだ?)
ベルト。(そもそもお前が見つからないからボクは新しいのを)
読んでないロッキンオン。(こんなとこに! 二冊目を買わなくて良かった)
それに電気ヒゲ剃り機。

ボクは夜にお風呂に入って、その時にT字カミソリでヒゲを剃る。
ここ五年くらいそうだった。
何でこれ使わなくなったんだっけ?とコンセントに差し込んで動かしてみた。
じょじょじょじょ・・・
ああそうか、噛み合わせが悪くなったから、新しい刃を買って入れ替えようと思ってたんだっけ。
で、そのままミステリーゾーンに捕らえられてしまったんだな。
うーん、不幸なヤツ。

だからまたその当時に立ち戻って、刃の入れ替え計画を発動するコトにした。
どっかで刃だけ買うのかな。
それとも入れ替えてもらうのかな。
そもそもこの噛み合わせの悪さは、それが原因で合ってるのだろうか。
うむう。

思い返せば当時もそこで引っかかって持っていかなかったんだ。
で、そのまま忘れてしまったのだ。
ああ、ヒトはかけらも成長しないものだなあ。
まったくどうしてくれようか。

今度こそ持っていこう。
決して忘れないようにしよう。
でももうこいつを使えないよなあ。
すっかり習慣が塗り変わってしまった・・・

そんな申し訳なさがすでに漂っている。
久方ぶりの電気ヒゲ剃り機なのに。
このままでは修理(かな?)がてらシゴト場に置いていかれてしまいそうだ。
メインヒゲ剃り機の立場は、すでにとって代わられた。

それでも使用されないイマの状態よりマシなはずだ。
もう忘れないようにしなきゃなあ。
なあ、ヒゲ剃り機、って、あれ、どこ行った?

 

十月後半へ 十一月後半へ

戻ろ?