5/1

パソコンの入れ替え作業に手間取っている。
うーん、正確に言うと入れ替えは済んでいる。
回線の引っ越しも済んでいる。
ヤフベベ、さすがに早い。
新しいOSに慣れるのでそれを楽しむどころじゃないが。

つまり新しいPCで古いプロバイダの環境にアクセスできないのだ。
仕方がないので古いプロバイダからの転送設定をしたのだけれど、向こうからだとここのアップが出来ない。
明日にでも移転になると思う。
そうしないと古いのが処分できない。

急いで処分したいワケじゃない。
なんて名残惜しいのか。
ここ数年の生活をともに過ごした、いわば戦友を手放すのだ。
惜しくないワケがないじゃないか。

でも、古い水夫は新しい船には乗り込めない。
人間、引き際は大切だと思う。
いや、ヒトじゃないけどさ。

水夫うんぬんはさておいても現実問題、どうしてボクは台所で床に座ってニッキを付けているのか。
床が冷たいよ。
最近暑いからちょうどいいんだけど、そういう問題でもないでしょ。
いちいち回線を差し換えなきゃいけないボクの身にもなってよね。

正直邪魔だしね。
本体とモニターに付帯機器。
データの移転は済んでるんだ。
もう必要無い。

冷たいかな?
新しいオンナノコに惚れた時に、それまで好きだったオンナノコにどう接するかに似てるかな?
できれば笑ってさよならしたいものだけれど、やっぱりそうもいかないじゃない。
一刻も早く別れを告げるコトこそが、彼女のシアワセを願ういちばんの方法だと信じてるよ。

信じてるけど、そういう立場には立ったコトがない。
立たされたコトならあるよ。
あっ、あの気分か。

5/2

設定に戸惑っている。
スペースは取ったのだけれど、アップロードができない。
なぜだろう、あれでいいと思うのだけれど。
よくないから繋がらないのだろうな。
きっとそうだ。
咎はいつだってボクのもとにある。

おかげで全然ウチの整理が進まない。
問い合わせのメールの返事が来るまで忘れよう。
そうでないと、他のコトが出来ないよ。

他のコトとはつまりウチの整理。
ちょっと何とかしないといけないのだ。

で、昨日下駄箱を作った。
使用済の木材と釘で、表面処理を何もせずに作った。
実に笑える仕上がりになった。
用はなしてるけど、めんどくさがりにもホドがあるな。

ついでにモデム差し込み用の台も作った。
こっちはちゃんと化粧してみた。
部屋の中に置くものだし、ちゃんとやらないとと思ったのだけど、置いたら色合いが全然合わない。
参ったね。
インテリアデザイナーへの道のりは遠い。

デザイナーって職業もいいなあ。
あの、実効性のない服とかをショーで発表しているのを見ていると、いいなあとか思うなあ。
ヘアデザイナーだって、毎日のお手入れまでやるのは誰なのかと途方にくれそうなのだ。

でも、インテリアで実効性ないと困るし、やっぱり夢だけを見てはいけないんだろうな。
現実の中で夢を見なくちゃいけないというコトだな。
センス一発で生活を変えていく、そんな存在になれればいいな。

と、現実に目を向けてみると、センスなんかどうでもいいから早くやれと。
そうだね、今夜から始めるよ。
ごめんねセンスなくて。

5/3

やっとこさ繋がったのはよいのだが、結局何がいけなかったのか分からない。
いちばんタチの悪いパターンだな。
まあいい、これで引っ越せる。

ウチの整理も何となく進んでいる。
ゴミの日が待ち遠しい。
カセットテープは大半がゴミ袋行き、ビデオテープもそれなりに。

カセットの中から「THAT'S EUROBEAT BEST」とか出てきた時にはさすがに脱力した。
こっちはQUEENSRYCHEの「OPERATION:MINDCRIME」、これ好きだったなあ。
捨てづらいなあ。
いいよ、聴きたくなったらCD買うから。
それでいいのか。

ところでお風呂の掃除をしていると、ガスの問い合わせ先の番号が03-○○○-○○○○だった。
東京03の後に3が付いたのは、確かもう10年以上前だ。
こっち来てすぐの頃だから、そうするともう、何ですか、もう13年前ですか。
うわあ、勘定しなきゃよかった。

つまりもうすっかり皆馴染んでしまっているのだ。
大阪06の後だって三桁だったなんてもう皆思い出さないよね。
携帯だって十桁だったんだよ、知ってる?
ああもう、歴史の証人になんかなりたくないのに。
いつだって真っ白でいたいのに。

そんなコトはホントは望んでないのだけれど、ホントに望んでもいるよ。
ホントに忘れてしまいたいコトだって、ホントは忘れたくないんだ。
なりたいジブンになんて、ホントはなりたくなんてない。
オトナになりたかったけれど、オトナになんてなりたくない。
そんなのすらもうどうでもいい。

初期化して、一からやりなおせたらどうだろう。
でも、もう一度ボクを育てなおせなんて言えない。
だいたい初期化しちゃったらきっと同じ道のりを歩むよ。
歴史の証人がやりなおすなら、もっと楽な道がいくらもあるだろ。

結局ダメな感じ。
そうだよ、このまま歩き続けるしかないんだ。
さよなら、もうひとりのボク。

5/4

うー、酔っぱの朝帰りはきつーい。

年だなあとしみじみ思う。
朝までいける分、まだまだ若いよな?
な?

いけどもいけども人間関係には答えがない。
明日にはハッキリするかもしれないし、百年経ってもハッキリしないかもしれない。
はたから見ていて仲いいと思っていてもそうでもなかったりするし。
悪いと思っていても、そうでもなかったりする。

ボクはそれなりに誰とでもうまくやれるタイプ(だと思ってる)なのだけれど、
ゆえに人間関係の板挟みにされてしまうこともままある。
あーもーちょううっとうしいとか思いながらテキトーに立ち回る。
たまにジブンにうんざりする。

ここ最近は、おシゴト以外ではそんな目には遭ってない。
いいコトだなあと思いつつ、つまりジブンの交友関係の狭さにはっと気付いたりもする。
いかんなあ、そこをめんどくさがってはいけないなあ。
もうちょっと広げていかないと、ヒトとしてダメになっちゃうかな。

ラクなんだけどね。
大人数とコミュニケーションを取ろうとしないのはね。
でも、実はそれは逃げてるだけなんだな。
深くヒトと関わろうとしてないだけなんではないのかな。

どうもそう考えるとうまくない。
個々とはそれなりに交わろうと思ってるのに、“集団”と交わろうとはあまりしてない。
確かに得意ではないけれど、そこは逃げちゃいけないよな。
得意なコトだけやってても、でっかい獲物は決して手に入らない。

プライベートはどうしてもラクな方向に行っちゃうよなー。
自戒のイミも込めつつ、ここに記しておこう。
これだけで満足しちゃって、何も変わらなさそうな気もしみじみ。

5/5

さあ連休もおしまい。
家の整理整頓は、方向性が見えてきたところでおしまい。
玄関口はぐちゃぐちゃ。
ゴミの日が待ち遠しいなあ。

昨日は朝まで飲んでたのだ。
帰りにはふらふらしているにも関わらず、いつものようにひと駅前で降りた。
えらいなあ。

でもなぜかその駅を出たところにある牛丼屋で親子丼食べてた。
えらくないなあ。
しかもひと駅歩いてコンビニ寄って、さっき親子丼食べたの忘れてお弁当買ってんの。
ひとくち食べて思い出してやんの。
何やってんだろ。

でも、久しぶりにコンビニ弁当食べたなあ。
多分三、四か月ぶりのコンビニ弁当だ。
懐かしくも何ともなかったな。
もう少し、郷愁のようなものを感じてもよかったのに。
当たり前のものすぎて、空気のように体に同化していく。
しなくてもいいのにね。

ボクらが当たり前だと考えるものはヒトそれぞれ違うけれど、空気はわりと共通か。
おカネがあるのが当たり前とか、自分の車があるのが当たり前とか。
なんて贅沢な、とボクなどは考えるけれど、そのヒトにとってはそうではないのだろうな。
それで何か、ボクの当たり前はコンビニ弁当か。
えー。

“当たり前”なんてのはホントに、わら半紙一枚で隔てられた世界でしかない。
踏み抜けば一瞬にして“当たり前”じゃなくなる。
明日ボクはお酒が飲めない体質になってしまうかもしれない。
当たり前じゃなくなるなんて、簡単なコトだ。

その日まで、当たり前を楽しもうと思う。
むしろ謳歌するくらいの勢いでいこうかと思う。
お酒の味も、コンビニ弁当の味も、きっちり憶えておかなくちゃ。

忘れてはいけないコトがひとつある。
当たり前を謳歌した結果、ボクは90kgになったのだ。
正にたったイマ、謳歌しないように自戒してるってのに。

5/6

さっそくゴミを出すのを忘れてしまった。
どうしてくれようか。

そろそろ就職活動も大詰め。
ここから先は、乗り遅れたヒトたちがささやかなおシゴトを探す時間になるのかな。
今月が終わる頃には確実にそんな状況になってるだろ。

したいシゴトさえできていればいい。
おカネがよければいい。
人間関係が重要だ。

ヒトそれぞれ、ポイントは色々とあるだろう。
でも、どれもこれも、ホントに重要なの?
そんな気がしてるだけなんじゃないの?
裏を返せば、条件にすがらないと自分を納得させられないんだ。

趣味をシゴトにしてうまくいくヒトといかないヒトがいる。
ボクはあまりうまくいかないヒトかと思う。
今でも自分の趣味に近いシゴトとかたまにやるけど、おシゴトと思えば思うほど冷めちゃって。
もっと楽しめてしかるべきなのに全然楽しめない。

楽しめばもっといいおシゴトができると分かっていれば、もっと楽しむ努力もするけどね。
それはそうでもないような気がするよ。
好きなだけに、自分の好みで染めてしまいそうな気がする。
誰よりも、客席を楽しませなきゃいけないのに。

でも、そんなボクにも就職活動の時期はあった。
春頃だったっけ、二月末から三月アタマ。
それが自分の卒業間際だってんだから恐れ入るね。
何就職活動えらそうに語ってんだって感じだよ。

卒業式の翌週にはもう働いてたっけ。
春休みとか卒業旅行とかマジ関係なかったな。
したかったワケでもないけど、身から出た錆だし。
もう忘れた。
まだ忘れてない。

当時のボクは正に条件にすがりながらもがいていた。
真っ当なサラリーマンになりたいと思わなかったのが唯一の救い。
それが希望だったら、とてもじゃないけどまとまらなかっただろう。
そもそも就職活動をまともにやってないのにサラリーマンて。
みんながんばってね。

5/7

ふと思い出したんだけれど、最近ベルマークを切ってない。
高校を卒業した頃から切ってない。
買ってるものにベルマーク付いてるのかどうかすら分からない。
確認もしてないな。

これはいけないね。
何かひどい扱いだけれど、あれはいちおー金券なのだ。
おカネをぽいぽい捨てないでしょ?
捨てたくないでしょ?

貯めても自分が使えるワケじゃない。
それでもいいじゃないか。
全国みそ連合会の存在は、ベルマーク一覧表で初めて知った。
そんなまめ知識の発信源なのだ。
守ろうよ。

でも、イマ考えるとゲームみたいだね。
全国にばらまかれたマークをいかにしてたくさん集めるか。
学校同士で熾烈な争いが繰り広げられる。
ベルマーク争奪盃の決勝戦はテレビ中継される。
シード権とかもっていそうな強豪校同士の対決。

収集の武!
ハサミの竜!
分別の政!
集計の春!
そしてもうひとりは・・・スパイだ。
敵のふところにもぐりこんで、内部を分裂させてベルマークを奪う。

スパイを捕らえたらゲーム・セット。
終了を告げる鐘が鳴らされて、全員が引き出される。
鐘は鳴り続け、恥をさらし続ける罰ゲーム。

内部にいるであろうスパイにおびえて発狂するコトもある。
誰彼かまわずハサミを突き付ける竜。
刺されそうになった政は忍法紙吹雪を繰り出し、その場から逃走。
はたして政はスパイなのか?

ゲームのシンボルである鐘に憎悪を抱く、それほどに心の傷は深い。
そこまでしても手に入れねばならない財宝とは何なのか。
そして視聴覚室の暗闇で不敵な笑みを浮かべる謎の人物の正体は・・・?

やっぱり教員免許取っとくべきだった。

5/8

夕べぼんやりとテレビを見ていると、大学の同級生が出てきた。
へぇー、まだ頑張ってたんだー、と懐かしさとうれしさをもってテレビを眺めた。
名前の後に年齢が付いてたのだけれど、あれー、あれれれー?
ふたつ下・・・?

繰り返すが同級生。
ボクも彼女も浪人とかはしてなかったし、ましてや飛び級だなんて話は聞いたコトがない。
あれれれー?

可能性はふたつ。
録画されたのが二年前というなら、つじつまはあう、これがひとつ。
プロダクションのプロフィール作成の際に書き換えた(られた)、というのがもうひとつ。

番組は再放送ではなかったから、二年も寝かせておく理由がわからない。
年齢詐称の方が可能性は高いと思う。
別にふたつっくらいどうでもいいけど、中途半端すぎて、多分本人は恥ずかしがっている。
ちょっと同情。

以前、誰か女優さんがやっぱり詐称してたのがバレ(バラし)て謝ってたのを見た。
悪いコトなのかな?
別にどうでもいいよね。

モー娘。クラスで詐称してたら謝る価値あるなあ。
高三が中一とかいってたら尊敬と驚きで眺める。
加護亜依大学生説。
中澤裕子大学生説。
同い年。

そんなありえないレベルまでやってくれれば芸として認められるのに。
女心はむつかしいなあ。
オトコはそんなコト気にしてないと思うけどな。
そんなコトないかな。

ボクだって若く見られればそりゃうれしい。
でも、年をごまかすのと若く見られるのとは全然違う。
責めてるワケじゃないけれど、若く見られたいという気分はかわいいとも思うけれど。
どうしようもないコトって、人生確かにあるじゃない。

同い年と思ってお付き合いしたら10歳上だったなんて話を聞いたコトがある。
好きならいいじゃないとヒトごとなら思えるけれど、自分ならとてもとても。
アタマ抱えっちゃうんだろうなあ。
謝ってはもらいたいよなあ。
ベツに悪いコトじゃないけどさー。

5/9

ADSL & newPCになってネットの環境が変わった。
巡回ペースが狂ったというベキかな。
まだカスタマイズもろくに進んでない。
ことえりの単語登録だって何もやってない。

なぜか忙しいんだもの。
ニッキに取りかかるのがせいぜいで、次の休みは来週かあ。
土日をやり過ごせば何とかなるんだな。

でも、忙しいのはいいコトだよね。
ココロの余裕が別のイミで生まれるよ。
求められているという実感とか、やるコトがある充実感とか。
何てお手軽な余裕なのか。

でも、例えば宗教のココロの余裕よりはマシだと思う。
以前電車で見た中年男性は、キリスト教の小冊子を熱心に読みながら蛍光ペンでチェックを入れていた。
そんなに混んでたワケではないとは言え、となりに触れずにすむ程度。
でも、無造作に蛍光ペンをふりかざす。

あぶないなあ、と思ったその瞬間、電車はグラリと揺れたのだ。
そのヒトの蛍光ペンは、となりにいたオンナノコの、オフホワイトのセーターにまっすぐ向かった。
あ! あぶない!

刹那で助かったものの、そのヒトの蛍光ペンの扱いはそれからも変わらなかった。
キリストの教えは、いったい何の役に立っているのか。
その後しばらく、実際にやったら手をねじ上げてやろうと思って手ぐすね引いていたのだけれど、
本人にとってラッキーなコトにそういった揺れはボクが降りるまでなかった。
ボクが降りた後にどうなったのかは知るべくもない。
誰かに引き継ぎをしておくべきだったかもしれない。

宗教っていうのは、ココロの余裕を奪うコトで逆にココロの平安を与えるものではないだろうか。
じゃあおシゴトはココロの余裕を奪うコトで財布に余裕を与えるのか。
あっ、それが別のイミの余裕。

ボクは手ぐすねを引いて待っているのにその別のイミの余裕は決してやって来ない。
蛍光ペンと同じように、ああ憎たらしい。
ココロの平安を、ボクにも!

ああ、やっぱりやめときます。
手ぐすね引くのって、結構楽しいから。

5/10

言いたいコトがあるんです。
どうしても言いたいんです。
ねえドナルド。
こっち向いて。
恥ずかしがらないで。
別に恥ずかしがってやしないだろうけど。

プレミアムマックだけどさ、どうかと思うんだよ。
確かにうまいよ、うん、確かにんまい。
おとうふバーガーもんまかったし、上り調子なんだろうさ。

でもさ、あの値段はないんじゃないの。
要はただのハンバーガーなんでしょ。
フツーのハンバーガーに59円なんて値段を付けておいて、270円ってどういうコトだよ。
五倍近いんだよ。

ハンバーガーのサービス期間が終わったって、ふたつ分以上するんだぞ。
確かにハンバーガーをふたつ食べるならプレミアムマックをひとつ食べるけどさ。
ターゲットは分かるけど、 その価格差はやり過ぎじゃないか。
売れてきたら下げてくれるのか。

で、その前のモデルチェンジの頃からずーっと思ってたコトがあるんだ。
まず、あの箱!
バーガーの種類によっては容器が箱になってるでしょ。
あれ食べづらいよ、特にプレミアムマック。
投げ捨ててやろうかと思ったよ。

ただの紙で包めばいいじゃん、他のと同じようにさ。
その方がよっぽど食べやすいよ。
箱は無くしていいからさ、復活させてほしいものがひとつあるんだがな。

え?
違うよ、メニューじゃないよ。
そんな無茶は言わないし、正直季節限定とかには当たりがあまりないから。
どうでもいい。(ひどい)

ボクねえ、テリヤキバーガーが好きなんだ。
でも、あれはポタポタ垂れるよね?
食べづらいじゃない。
正直大勢に囲まれてスマートに食べきる自信はないんだ。
でもそれはあきらめてるんだよ。

テリヤキの包装なんだけどさ、以前は袋状になってる紙で包んであったじゃない。
あれをただの紙包みに変えたよね?
理屈は分かるんだよ、テリヤキでしか使ってなかったし。
でも、ソースがこぼれるんだよね。
統一するなら袋の方にしてもらえないかなあ。
箱も作らなくていいから。

何?
キミにも言い分がある?
何だよ、言ってみろよ。

“ぶきっちょは黙ってろ”

そう来たか。

5/11

友人がもうすぐ引っ越すのだけれど、タイミングが合わせられるかどうか。
ものを運ぶのくらい、やってあげたいのだけどなあ。
新居祝いには、何かとてもムダなモノを出そうと思う。
考え中。

ボクは三回引っ越しをした。
一度目は実家から東京へ。
ボクは何もしなかったな。
私物をまとめただけで、後は全部親がやってくれたっけ。

東京まで付いてきて、家電などを買い与えてくれた。
冷蔵庫とかふとんとかの、いわゆる生活必需品。
六畳一間の小さな下宿。
もちろんお風呂は付いてなかった。

トイレと洗濯機が共同だった。
トイレットペーパーは、学校からもらってきてた。
泥棒です、それは。
知ってたよ。
授業料を、授業を受けるコト以外でも取りかえそうと頑張ったのだよ。

一階には大家さんが住んでいて、電話の呼び出しもやってくれてた。
そうだよ、最初は電話もなかったんだ、考えてみれば。
今だったら携帯だけ買って済ませちゃうだろうな、きっと。

コンビニ弁当というものが目新しくてしょうがなかった。
何もかもが新鮮で、何もかもが恐かった。
誰も彼もが悪人に見えて、誰も彼もが友達に見えた。
ひとりで部屋にいるのが嬉しくてしょうがなかったんだ。
しょっちゅう本を、それも古本屋で買ってたっけ。

あの頃は持ち物少なかったなあ。
そこからの引っ越しは軽トラ一台で済んだもんな。
何をボクは、ぜい肉をでぶでぶと貯えてきたのだ。
もっとシンプルに暮らす方法だってあったろうに。

結局はヤドカリと同じだな。
入れ物に応じて変わっていく、合わなくなった入れ物は捨てて乗り換える。
分相応なのかそうでないかは誰も判断しない。

ボクもそうやって住処を変えてきた。
でも、あんなに楽しかった時代は二度とないような気がする。
もう戻れないコトも知っている。

戻してやろうかと言われたら。
考え中。

5/12

ここをずっと読んでもらっていれば、多分ボクが映画好きなのはご承知だと思う。
ご承知でなければ、この機会にご承知していただきたい。
映画館が中心だけれど、ビデオでもかなり録ってある。

先日より、ウチの中を整理している。
ビデオテープもかなり処分した。
中にはただ単に捨ててしまうのが惜しくて、もう一度観ようと思ったものがたくさんある。
今日は二本観た。
「眺めのいい部屋」と「バットマン・フォーエバー」
なんて統一性のないコンビネーション。

基本的には“レンタル屋にあるもの”を中心に処分している。
必然的にマニアックなものと捨てられないものだけが残っている。
「ベンヤメンタ学院」「完全なる飼育」「バベットの晩餐会」・・・
こんなビデオラックの持ち主とは、友達になりたくない。

ちなみに捨てる予定なのは「ハドソン・ホーク」「メジャーリーグ2」「ジュラシック・パーク」等々。
全部あってのボクだと思うのだけれど、なかなか状況が許さないね。

順繰りに観ていって、やがては全部捨てる。
姥捨ての順番待ちみたいだな。
あるいは死刑囚の呼び出し待ち。
いつだ誰だ。
えっ、俺!?

そんなこんなで選んだり選ばなかったりしている。
選ばれたり選ばれなかったりなジブンのコトを考えると、すごくかわいそうな。
だってテープの再利用とかないからね!
そのまんま埋め立てられたりするからね!
うわあ・・・

そんなんで今日は飲みながら映画を観てたわけですよ。
いやー、やっぱいいなー。
当たり前なんだ、ジブンで選んで録っといたヤツばっかりなんだから。
ジブンコレクション。
半身を切り取られるような、とそこまでは言わないけれど。
観たくなればDVDで買うさ。

捨てたくはないが、これで段ボール1〜2個分捨てられると思うとなかなか。
でも、捨て終わるのは多分ずっと先。
その頃にはまた、いやいやそんなコトはきっと!

5/13

今日は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」を観たよ。
ミッキー・ローク全盛期。
ジョン・ローンはこの後「ラストエンペラー」演ったんだっけ。
英語でしゃべる中国皇帝。

ミッキーと言えばこれと、後は「エンゼル・ハート」「ハーレイダビッドソン&マルボロマン」だ。
「ホームボーイ」「バーフライ」「死にゆくものへの祈り」とかもまあ観られる。
個人的には「ホームボーイ」はあまり好きじゃないが。

でも、彼は失脚した。
日本のウィスキーのCMもやってたのに、ある事件をきっかけに彼は地に堕ちた。
そう、あのネコパンチによって。

ボクシングが好きな彼は、こともあろうにプロボクサーとしてリングに立とうとしたのだ。
そりゃあ練習したのだろう。
それこそ必死になってやったのだろうと思うよ。
でもさ、いくらなんでもさ。
片岡鶴太郎だって、ジブンじゃやってないだろうよ。

当然マスコミは追いかける。
試合はテレビ中継される。
やたらデカい会場だ。

ここまで言っといて何だが、会場がどこだったかは全く記憶にない。
それどころか、ジブンでも信じられないのだが、ミッキーが勝ったのか負けたのか憶えてない。
さっきから必死こいて思い出そうとしてるのだけれど、これが思い出せない。
しゃくに障るので、検索して調べるとかはしない。
思い出すまでのんびり待つとしよう。

でも、実際それはたいした問題じゃない。
勝ってたって八百長の疑いは色濃く残る。
本人が噛んでるのか噛んでないのかは分からないが、あったって不思議じゃない。

だって試合でミッキーが披露したのはネコパンチだよ!
手首がくいっと、そう、くいっとね。
信じられなかったよ。
ミッキー、かっこ悪い。
そう思ったんだ。

それ以降急速に失速した彼は、もはや主演作なんて作られなくなった。
当て馬的な、マフィアのボスとかそんなのやってる。
なんとかいうバスケット選手の主演作でもそんなのやってた。

でも、どうも復活の動きがあるらしい。
そうだよな、もういいよな。
いつまでもネコパンチに縛られるコトはない。
ボクらも、彼自身も。

また、あのミッキーに会えるだろうか。
くいっと。

5/14

最近映画のネタが多いなあ。
でも今日も続く。

「めぐりあう時間たち」を観た。
きっともう一度観るよ。
ニコール・キッドマンだけじゃなくて、他にも観るべき役者さんはいっぱい。
「リトル・ダンサー」の次手としてはかなりいいと思う。

で、ちょい役でクレア・デーンズが出てた。
わりと重要なポイントではあるんだけど、出番は少ない。
大好き。

クレア・デーンズのポイントは“目”である。
フツー役者さんで目にオーラのないヒトっていないけど、特にこのヒトはそうだ。
ボクの中で、ここまで目に魅力が特化したヒトはふたりしかいない。
ひとりはそのクレア・デーンズ、そしてもうひとりは深田恭子

このふたりの目というのがまた好対象で、同じくらい雄弁な目なのにベクトルは180度違う。
クレア・デーンズといえば「ロミオ+ジュリエット」が代表作かな。
ジュリエットをやる為に生まれてきたと言ってもいい目をしてる。

対して深田恭子の代表作、って何だろう。
ボクは「鬼の棲家」ではないかと思う。
あの作品での深田恭子の目はちょっと忘れられない。
まるで全てを、敵意で切り捨てるかのようなまなざしだった。

世界をどう捉えるのかが違うのだ。
クレア・デーンズの目は世界を純白だと捉える。
自分に対しての悪意など存在し得ないと信じている目。

それに対して深田恭子の目は世界を漆黒だと捉える。
まず、悪意ありき。

それぞれ他にもそれを象徴する作品がある。
クレア・デーンズなら「レインメーカー」でやった、旦那から虐待されても別れられない女。
あくまでも信じ続けるコトで乗り切ろうとする目をしてた。

深田恭子なら警視庁の銃追放キャンペーンのポスター。
銃を持ったら撃つでしょ?という目をしてたんだ。

肯定から入るのか否定から入るのか、世界はそれでがらりと様相を変える。
本人たちが実際どうかなんて知らないけれど、ボクはそういう風に観ている。
でも確か、クレアの次作は「ターミネーター3」の悪役。
それはそれで観たーい。

結局何でもいいのかと。

5/15

今日も東京は雨でした。
ひと駅ウォーキングができないなあ。

こんな日は当然、みんな傘を持ったまま電車に乗り込んでくる。
ラッシュの時間を外せたのはラッキーだったな。
あ、ちょっと混んできた・・・

隣に来た、多分40代後半から50代前半の男性。
ビニール傘を持っている。
しかもかなり使い込んである。
十分に元は取っただろうな、きっと。
まあ物持ちがいいのは悪いコトじゃないし。

ふと気付いた。
持つ部分にテプラのシールが貼ってある。
名前まで! ちょっとせこいんじゃないの?

よく見ると名前じゃないみたい。
なになに・・・「庁舎管理課」?
自分の所属部署かな。
裏側にも貼ってある。
あっちがじゃあ自分の名前かしら。
ふーん、「貸出用」ね。

・・・「貸出用」?
ちょっと待て、それ備品か。
その、元は300円くらいの、ぼろぼろのビニール傘が備品なのか、天下の庁舎の?
ハッキリ言うけど、幼稚園児がみんなで使ってる真っ黄っ黄の傘の方が上等だぞ。
それでいいのか慎太郎よ。

しばらくくすくすと笑わせてもらったのだけれど、よく考えるとそんなのに修められてるのってどうなの。
そこまでして貸出用を常備しなくてもいいじゃない。
きっと紛失したらそこらで拾って返すんだ。
本数さえ管理されてればいいんだろ。
もう少しましな、何と言うか、こう。
もごもご。

節約の実践を目の当たりにした気がする。
複雑な気分だが、とりあえずは感服つかまつったとか言っておこう。
それにしても不憫。


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