2/1

“どこへ行ってもいいと言われると
 半端な願望には標識も全部灰色だ”(COLORS)

もうね、まじで二十歳のムスメに言われるコトじゃないんだよ。
ここまでまっすぐに突き刺されるコトはないハズなんだよ。
ホントに。マジで。

言われてホントに悔しいのは何でだろ。
そんなコトは言われたくなかった。
31になってまで、そんなコトでヒマを潰してる場合じゃないんだ。
ウタダの言うコトに耳を傾けてる場合じゃない。

でも、彼女の言うコトには説得力がある。
多分、裏付けがきちんとあるからだろうと思う。
そうでないと、喰らってる理由がないよな。

でも、実際のトコロは、理由なんてなくてもいいんだ。
ウタダだって、そんな風に聴いてもらいたいワケではないと思う。
もっと、総体としてきっちりと吸収しよう。
ボクが彼女にイカれてるのと、彼女の表現との間には何一つ垣根がない。
彼女がハッキリと言い放ったのには、それなりの勝ち目があったハズだ。
ボクははなから、打ち倒されるべき存在。
あまり悔しくもない。
表現にそのまま打ち倒されるのは、むしろ願うところだ。

それならボクはそのままに待ち続けるさ。
彼女がボクに気付くまで、このまま待ってるさ。
一生気付かないかもしれないね。
それでもいいよね、

そこで気付くのは、ボクでなくてもいいというひとこと。
ボクでなくともいいと知りながら、ボクらはハッキリとしていくのだろう。
生まれも育ちも関係なくなるのには、まだまだ修行が足りないようだ。

足りないのは修行ではないのに、思わず見せてしまう。
そこだけでも我慢だな。

2/2

酔っぱらって何書いてもいいけどさ。
恥ずかしいのはボクなんだから、ちょっとは手加減してくれないかなあ。
ねえ、昨日のボク。
正直、何言ってるのか全然わかんないよ。

CCCD(コピーコントロールCD)についてちょっと考える。
ボクはイマまで持ってなかったのだけれど、先日買ったJOHNNY MARRがそうだった。
音が悪い、とか言われているけれど、聴きくらべないとわからないね。
いわゆるCDというものとは違うモノなのだ、というのも一応理解はしてるつもり。

問題にしたいのは、“コピーコントロール”である。
確かにデジタルデータのコピー問題は以前からある。
いわゆる海賊版であったり、ソフトの違法インストールであったり。
ボクのパソにも入ってる。
だって高いんだもの。

ビデオなら、アナログラインにコピーガードが乗っているコトがある。
あれが導入された時には何か騒ぎになったりしたのだろうか。
導入されているのとされてないのがあるというコトは、やっぱり是非があるのだろうな。
画質に差はあるのだろうか。

当時のビデオは単価が15,000円とかしたから、レンタル以外には考えられなかった。
中学生の頃にはまだコピーガードに遭遇したコトはなかったな。
いっぱいダビングしたし、いっぱい友だちのダビングしたやつも観た。
コピーガード商品と、そうでない商品との売り上げ差はあるのかな。
おカネないんだけど、いっぱい観たいものも聴きたいものもあったから。

デジタルになってから、ダビングは容易になったし、処理しやすくもなった。
カセットからMDに切り替えた時のショックは忘れられない。
ちょう便利とか思ったっけ。
でも、この頃からデジタルコピーが一般に普及し始めたのだ。
DATはまだまだプロのものだった。

オトナになったらいっぱい買うんだなんて思ってた。
イマはこれでいいやって思ってた。
オトナになっても忘れられなかったものは、ちゃんとあった。
そんな中でコピーの質を問うのは、野暮ってもんじゃないかなあ。

でも、CCCDはいただけないね。
動作保証がないなんて、そんなものを売るのはメーカーの怠慢じゃないかな。
音楽の、肝心要の音質と、商品としての動作保証が犠牲にされてるなんて。
送り手としての良心が問われる部分だろ。
受け手の良心問う前に、雑巾がけからやり直して来い。

2/3

acafeの茜さんから、リンクの報告をもらったよ。
うわーい!

いつものようにコンビニでおにぎりを買おうと思ったら、見慣れないものが並んでる。
ん、とよく見ると太巻き、ああ、今日は節分か。
一瞬迷ったが、結局買わなかった。
代わりに細い納豆巻を買った。
より細くなりますように。

そうか節分か。
忘れてたな。
こういう季節ものはこう、区切りとか彩りとしてでも、きっちりと通過していきたいものだけれど。
忘れちゃあ、どうもうまくないね。

鬼はー、外ー。
福はー、内ー。
いつかは鬼も福も一緒に笑えればいいのにな。
豆なんか撒かなくてもいい世の中になればいい。

都合のいいコトも悪いコトも、一緒にヒトの中にある。
その為にヒトは除夜の鐘を叩く。
煩悩って、108つじゃ足りないだろ?
もっともっと、叩け。
そのまま地球を叩き割れ。

鬼に向けて豆を撒く、という行為はそのまま自らをふたつに分ける行為だ。
ジブンに向けて豆を撒いているコトには気付いていない。
あくまでも、家とその外、という範疇でしかない。
家から出るか、出ないかはジブンの心だけが決めるコトなのに。

近所に玄関に犬を飼っている家がある。
普段はヒモで繋がれているのだが、たまにヒモが首輪から外れている。
おとなしい犬なので、それは誰も気にしない。
ヒトは。

本犬はどうもそうなるとそわそわしている。
行っちゃおっかな・・・いや、でもなあ・・・
・・・やっぱ行っちゃおっかな・・・いやいや、待て待て・・・
1メートルくらいの幅で行ったり来たりしている。
行ったコトはあるのかな。

あの犬に豆を与えたら、どっちのジブンに向けて豆を投げるだろう。
まあだいたいの予想はつく。
迷ってるうちに時間切れだ。

ボクもきっと同じだろう。
毎日除夜の鐘叩いたって足りやしない。
正月は永遠に来ないな。

少なくとも豆は永遠に撒かずに済むワケだ。
たまには豆くらい。

2/4

昨日のニッキをつけながら思い出してたのだ。
ウチの実家での歴代の犬どものコトを。

物心付いた時に飼ってたのはシェパードだった。
最初怖かった。
何せでかいんだ、コドモにしてみれば。
囲いに入っているのを、おそるおそると外から撫でているウチに慣れてきたんだ。

次もシェパードだった。
いったいどういうルートでシェパードだったのやら。
こっちはメスだったけれど、コドモは作らせなかったな。
わりと病弱で、早く死んでしまった覚えがある。

そして柴系の雑種。
シェパード用の囲いがあったっきりなので、結局庭は全部こいつの取り分になった。
もうその頃には犬は全然平気だった。
小さかったし。

こいつがよく逃げ出したのだ。
古い家なんて、塀なんかも全然カンペキじゃないから、あちこちに隙間がある。
逃げ出す度に、穴を探しては塞ぐ、といういたちごっこをくり返してた。
探しに行く手間だけじゃない。
よそでコドモを作ったりするから。

で、ボクらは探しに行くのだけれど、だいたい近所にいる。
見つかっても、こっちへはなかなか来ないのだ。
でも、決して見えないトコロへは行かないし、ボクらが帰ろうとすると後ろ付いてくる。
甘えるんじゃないよ。

で、ブンタなのだな。
こいつは信じられないコトに、北海道から海を渡ってやってきたのだ。
いくら友人宅とはいえ、そんな距離をはるばると。

おまけにwwwにまでこうやって一年以上カオがさらされている。
“今日のわんこ”を見てる人数を抜けるのはいつだろうか。
すまんなあ、ふがいない家族でな。

2/5

池袋でストリップ小屋の前を通りがかったところ、ポスターが目に付いた。
なになに?

二月一日デビュー・・・ああ、今月の新人さんね。
癒し系・・・ストリップでも、こんな時代なんだねえ。
女王様・・・ああ、需要はあるのかも知れないねえ。

・・・ちょっと待て。
つなげると何か、“癒し系女王様”か。
それって成立するのか。
癒されたいヒトは女王様なんか見たいと思わないんじゃないか。
それともそんなのはボクだけで、実はそれが世界標準なのか。
えー。

思わず確認したくなってしまったが、好奇心で使うには高い額だ。
癒し系女王様かぁ・・・
まあ清純派AV女優がいるんだから、何がいてもおかしくないけど。

本日のニッキは二部構成。
「GANG OF NEW YORK」を観てきた。
マーティン・スコセッシは好きな監督だし、役者も豪華。
ただし、スコセッシでハナシが長いのはちょっと引っ掛かるよなぁ。

結論からいうと、すごくおもしろかったんだけれど、やっぱものたりない。
物語を語りきれていない気がする。
役者がもったいないぞ。

語りたい部分よりも、魅せたい部分を優先してしまう監督だから、どのシーンもすごくいい。
特に冒頭のニューヨーク俯瞰までの部分はすげえと素直に思える。
ストーリーのポイントを確実に押さえるだけで、感情がスムーズに流れると思うのに。
キャメロン・ディアスの恋心がもっとシンプルに伝わってくればよかったな。
レオナルド・ディカプリオも、極端から極端に走り過ぎだ。

チケット代くらいは返してもらったんだけれど、期待に則した額じゃなかったよな。
まあストリップを実際に観てたらこんな落差じゃ済まないだろう。
癒し系・・・(気になってる)

2/6

何やってるのか分からない会社がある。
怪しいシゴトをしてるんじゃないか、と底の知れなさを感じさせる会社。
データでいくとそんなに大した給料が出てそうじゃないのに、なぜかボクと同い年で年収2,000万以上。

ありえないよ。
フツーに計算したらありえない。
ごく一部だとしても、それだけトップクラスに支払えるっておかしいよ。

聞き捨てならないので、一生懸命計算してみた。
データを集めて、状況を調べる。
あれ? この職務分割はなんだ?
入社時には業務別募集はしてないのに、どうして分割されてるんだ?
これ・・・学校でいう成績別のクラス分けか。

そう考えれば納得がいく。
同じ条件で募集、シゴトをさせる中でできないヤツを閑職へ回していく。
会社が決めていて、職名と条件が違うというコトは当然給料も違うだろ。
きっと一人暮らしできるかどうかの、かつかつの給料だ。

気持ち言い掛かりも入ってるが、そんなに外れてないと思う。
離職率が知りたいな。
そこに答えがあるハズなのに、あってしかるベキ資料が見当たらない。
隠蔽工作だ、きっと。

使い捨てられて終わるか、30才で2,000万もらうか、夢を追うにはいいタイプの会社かも知れない。
でも、オトナの思惑に踊らされているという自覚は持ってないときっと食べられる。
ジブンがオオカミに話し掛けているのを知っていないと、生き延びるコトはできないだろう。
同じアホならなんとやら。

それもいいな、とかちょっと思ったりしている。
バリバリ働いて結果を出していくのもいいじゃない。
ここで冒頭に返るが、結局シゴトはなんなのだ。
それが分からないと、ダメ。
好きなシゴトでないと、続けられないだろう。

ヒトは地道に働くべきか。
怪しいリスクは負わぬが吉か。
2,000万円欲しいなあ。

2/7

久しぶりに戯曲を買って読んでいる。
学生の頃は一生懸命読んでたもんだけれど、最近めっきり読んでなかった。
戯曲って売れないから、文庫にならないんだよね。
ハードカバーだから当然高いしね。
専門店に行かないと置いてないし、学生には敷居も高かったなあ。

ちなみに読んでるのは野田秀樹の「20世紀最後の戯曲集」。
三本立てで1,500円。
安いなあ。

戯曲を読んでるヒトって少ない。
シェイクスピアでさえ、戯曲版を読んだヒトはそんなに多くはない。
ましてや愛読書と言い切れるヒトはどれくらいいるやら。
おもしろいんだけれどね、シェイクスピア。

戯曲は読むのにテクニックとコツと想像(創造)力がいる。
具体的に言うと、アタマの中に舞台を想像(創造)するのだ。
それをしないで読むと、単にセリフを追うだけになる。
そしてはい終わったでそれきりだ。
それでもいいんだけれども。

とにかく実際に舞台に接さないとダメだろうな。
なんならTV中継でもかまわない。
オペラやミュージカルでも、音楽だけ聴くのと舞台をイメージしながら聴くのとは雲泥の差。
是非、やってみて欲しい。

ようするにボクは演出家になった気分で戯曲を読むワケだ。
ひとつひとつ、たんねんに積み上げていく。
時間をかけてゆっくりと進めていく。
前へ前へ、横へ横へ、上へ上へ、下へ下へ。
未来も過去も現在も、全てがこの手の中にある。

だいぶん演出の手クセが落ちてきている。
ボクが白紙に近づいてきているのか。
なまっているのじゃなく、フラットになっていると思いたい。
そこに今度は何を書こうか。

強がっていても、不安でいっぱいである。
ヒトの想像力は、こうやって失われていくのか。
また何か書いてみようかな。

今度はそっちに手クセがついてたり。
まんじゅうこわい。

2/8

ポテチ食べたい。

色々と食べたいものはあるけれど、食べたいなあと思ったらそうする。
ただし、その前に一日空ける。
それでもまだ食べたければ、食べるコトにしている。
これはどこで仕入れたやり方だったかな。
忘れたけれど、そのヒトに感謝。
確かモトは禁煙法だったと思うけれど。

禁煙というのも辛いものだ。
でも、あれも吸いたいという欲求自体は秒単位でしか続かないと聞いた。
その瞬間が耐えられないか。
あとはやはり、吸うという行為にも飢餓感があるのだろうな。
ニコチンうんぬんと同じようにな。

習慣を止めるのは、それまでのジブンを否定するコトだ。
だからこそ、改革には痛みがともなうのか。
自業自得ともいうけれど、変化への対処とも言える。
テキトーに言ってる。

どうにかしてそれまでのジブンを振り落としたいと頑張ってはいるのだけれど、なかなかうまくいかないね。
ボクらはみんな、習慣でがんじがらめになっている。
ひとつひとつほどきながら、逃れないといけないんだ。

禁煙はそんなに辛かった覚えないんだけどなあ。
もう10年以上前だし、いい想い出になってるのか。
おお、青春の想い出。

お弁当が出たのでお昼を久しぶりに食べた。
ナチュラルに半分しか食べられなかった。
胃が縮んでるんだろうなあ。

でもイマはポテチ幻想に搦め取られそう。
逃げ出した先にはきっとラーメンが待ってる。
触手のように伸びてくるラーメン。
サイドにはカレーとハンバーガー。
ああ四面楚歌。

2/9

たろすけ父からたろすけ宛に電話。

「もしもし」
はいはい。
「家の整理しよったらな、お前の高校生の時の写真出てきたんや。」
はあ。
「ものすごようけあってな、びっくりしたんや、お前スマートやでー。」
ほって(捨てて)くれ。
「もうアルバムに貼ってもた。」
やれやれ。

「そいでな、お前、○○さんとこのお母ちゃん憶えてるか。」
うん、憶えてる。どないしたん?
「うん、あのな・・・」
(死んだんか?)
「あの人の親戚筋の人と今日話しよってな、娘が東京でOLしよるらしい。」
(ヤな予感)
「ほいでまだひとりなんやと。○○くん(ボク)にどうな、って言われてな。」
(やっぱり)
「まあまあ、見合いとかいうような形式ばったもんと違うて、別にわたしらもそっちへ行くわけじゃないし。」
というコトは、向こうでもイマ、同じハナシがされてるワケやな。
「そうそう。そやからまだ先やし。」

「ほんで身上書というか、釣書をつくらなあかんねな。」
ああ、そうやね。
「お前とこへ送って書き込んでもろてもええんやけど、そんなことしたらお前いつまでもやらまい?」
あー、そうやも知れへん。
「そやからこっちで適当に書き込んで作っとくさかいにな。」
はあ。(お父さん、戦術としては正しいけど、行動としてはものすごく間違ってる。)

「向こうの釣書も来るさかいに、来たら送るわー。べっぴんさんかどうかは知らんけど。」
まあ釣書の時点で断られるかも知れへんし。
「まあそういう可能性もある。気に入られる可能性もあるで?」
ないない。

この辺でボクはもう、ししおどしのある店ってどこだろう、とか考えてる。
かこーん。
やっぱり外せない条件ってあるじゃない。

「また進んだら連絡するさかいにな。」
んー。

がちゃり。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・お父さん、もしかして写真は。

2/10

すでに先方の写真と釣書がこっちにむけて発送されたらしい。
やる気満々だな、おい。
ボクのやる気のなさと反比例するかのようなテンションである。
正直、ちょっと困ってる。
まあなるようになるさ。

お見合いって言ったらやっぱりししおどしだろうとボクは考えるのだが、どうだろう。
ヒトそれぞれ、持ってるイメージがあると思う。
やっぱりせっかくお見合いするなら、きちんとカタチを作りたいよね。

まずはホテルで和室。
お互いの両親と世話役がいて。
女性は和服、男性はスーツ。
本人たちはあまりハナシ弾まず。
時々沈黙の中に響くししおどしの音。
かこーん。
ひとしきり周囲が話したら、世話役の発声。
「あとは若い人にまかせて。」
ホテルの庭園を散歩。
「御趣味は?」
「お花を少々。」

ここら辺までクリアされる席を用意してからお見合いとか言ってもらいたいもんだな。
終わったら打ち上げとかありそうだな。
撮影もしとこう。

最悪かこーんはテープでもいいよ。
ただし、見えないところでかけろよ。
彼女に未練を残した以前の恋人なんてのもオプションで用意して。
ラストシーンも各種取り揃える。

「もうしわけありません、彼は、悪い人ではないのですが、」
(彼女を制して)
わかります。あなたを思うあまりに先走ってしまったのでしょう。
「・・・」
あなたは?
「?」
あなたは、彼のコトをどう思っているのです?
「・・・ごめんなさい。」
(走り去る、相手の女性。見送るたろすけ。)
・・・お幸せに。

お見合いシミュレーション、終了。
いつでもこい。

2/11

姉からメール。
“会う前に穏便に断るなら、返事を下さい”とのコト。
いい姉を持った。
でも、もう遅い。
んじゃないかな?
たぶん?

まだ現実味がないので、ちょっと真っ当にはコメントできない。
でも、ヒトごととしてなら楽しいよね。
イマのボクは、その状態に近い。
ジブンのコトなのだと気付いてない。
困ったね。

現実にその瞬間に立ち会った時、ボクは何を思うのだろう。
少なくともあまりいい思いはしてないと思う。
結婚願望がないヒトに向かってお見合いだなんて、神に対する冒涜だとは思わないのだろうか。
信じてないクセに、こんな時ばっかり。

釣書は届いてなかった。
というコトは、ボクのも向こうにはまだ届いてないだろうな。
こういう時に、男が断るっていうのは、ルール違反だよねえ。
ルール? マナー?
お見合いマナーか。
出会い系サイトとは違うよね、きっと。
結婚前提だもんね、最初っから。
うわあ、やばい。
それを口にしたとたん、緊張してきた。

そ、それでもきっと、ししおどしの音がボクを正気に戻してくれるさ。
なんだ、そんな効能があったのか。
クオークカードを入手しておく方が確実だとも思うけれど、気は心ですよ。

かこーん。はっ。
かこーん。はっ。
結構忙しいな。
我に返る時間ばっかりで、現実に返る瞬間が無いような気がするな。
気付くとものすごくいい感じに会話を運んでるジブンとかを発見しそう。
お前そこはきっちりと締めとけ。
ジブンの首を絞めるコトになるぞ。

最初にきっちり断っとけばよかったかなあ。
夏休みの宿題を先送りにする感覚でテキトーに受け過ぎた。
困るのは、未来の自分だな。
あれ? それって、他人ってコト?

2/12

いつもならネタになりそうなコトもあったのだけれど、今日ベツのコトを言うと怒られそうだ。
だから続き。

釣書と写真が着いた。
詳細は省くとして、写真が、あの、いわゆる“見合い写真”なのにびっくり。
きちんと装丁されていて、写真の上には薄い紙が閉じられている。
急いで作ったようには見えないぞ。
何回使ったんだろう、いったい。

ボクの見合いセットが用意されてたとは思えない。
というコトは、スナップに毛が生えた程度の写真が送られているハズだ。
いつの写真かも、どんな写真かも分からない。
どんなのでもよいが、高校生の時のはさすがに。

しかし・・・おおよそボクに薦める娘さんだとは思えないな。
バリバリのお嬢様じゃないか。
一流大学に付属高校から通っている。
マジでお茶とかお花とかヘタすりゃピアノかバイオリン?
音楽つったらクラシック?
ロックなんてきっとビートルズっくらいしか知りません。
うわあ。

おかしいなあ、最初はそんな形式ばったお見合いじゃないとか言ってたのに。
こんな形式そのままな写真と釣書が来ちゃったら、もうそういうワケにはいかないぞ。
こりゃ本格的にししおどしのあるホテルなりを探さないと。

大きな流れに落ちてしまいそうな予感。
正直、写真と釣書にはあまりいい印象がない。
多分向こうもそう思ってる。
共通項がほとんどない。

だいたいたろすけ父だって、ボクのシゴトについては正確には把握してないハズだ。
どんなふうな釣書が作成されたんだろう。
何書かれてるのかわからない、釣書というよりもまるで内申書じゃないか。
当時のあれの中身も見たかったなあ。

今後の予測としては、相手から会う前にお断りの連絡が入るのが第一。
共通点がなさ過ぎるよ。
恋愛じゃないんだろ、お見合いでしょ?
そんな違いを楽しむ余裕はないハズなんだけどなあ。

それよりもボクからだんだん、状況を楽しむ余裕が失われつつあるな。
困ったな。

2/13

写真には、“要返却”と注意があったので父宛に送り返した。
意識的に電話等はしていない。
よって今日は進展はない。

ちょっとポイントを整理してみようと思う。
ニッキ上には書かれていないコトもあるし、ここまで反響があると思わなかったので。

まず、たろすけ父的な最初の目論み。
・相手は同郷である。故にボクが実家に引き上げる時にも連れ帰りやすい。
・友人の親戚なのであるから、怪しくはないだろう。
・現在東京にいるのなら、ボクの重い腰を上げさせるのも比較的楽なのではないか。

ボク的な最初の目論み。
・まあ、親なりが付いてこないのであれば、そうそうシリアスなお見合いにはならないのではないか。
・かわいかったりおもしろかったりすれば引っ張ればいい。
・そうでなければ断られるようにしむければいい。
・どのみち真面目にお見合いする気はさらさらないし。
・そもそも結婚する気がさらさらないし。

現実
・相手にはすでに写真・釣書が用意されていた。
・相手は29才、一流企業OL。
・見合い写真は昨年夏に作成されている。
・本籍が関東である。故に相手の両親等が付いてくる可能性がある。
・予想以上にお嬢さんである。
・何話していいのかわかんねえよ・・・
・見た目のコトはこの際触れまい。

掲示板にて教えていただいたトコロによると、お見合い写真は成人式の際に撮ってしまうコトが多いという。
そうではなくて、最近の写真で作成したというコトは評価してもよいだろう。
成人式の写真だったら、それこそこちらも高校生の時の写真で応酬してるな。

父的には本籍が関東だというのがいちばんの予想違いだと思う。
どうやってボクを引き戻すか、というのは結構父的にはポイントのハズなので、これは結構デカい。
実家のモチベーションもきっと下がり気味であろう。
そうなっていて欲しいという期待もあるが。

とにかく賽は投げられたのだ。
次は相手の番である。
とりあえずの望みがひとつ。
30までに結婚しようという焦りだけは持っていて欲しくない。

ちょっとその賽、見せやがれっ!
ガリッ、てめえ、これはなんでえ!
あ〜れ〜。

なんだなんだ。

2/14

写真が家に着いたかを確認する為に父に電話をしてみた。

もしもし。
「ああ、もしもし。」
写真は着いたかしらん?
「いや、着いてないぞ。」
ああ、そう。送ったから、多分明日には着くやろうと思うわ。

「で、どやった。」
んー、正直イマイチ。
「あー、そうかー、まあ向こうが会いたいと言うたら会わなあかんやろうけれども。
 そこから先はもう、あかんのやったら婉曲に婉曲に、こう。」
どやねん。

結局ボクから断ってはいけないというコトだな。
姉からは、父に断わりの電話を入れてもらえ、という発言もあったが、やはりこれは立場の違いか。
でも、ボクもこういう時に男から断わりを入れてはいけない気がする。
男女同権ではなかったのか。
これはフェミニストな考え方なのかな。
ボクはジブンをあまりフェミニストだとは思わないのだけれど、この辺はどうなのだろう。
よくわからないなぁ。

んで、向こうからは何か言うてきた?
「それがねえ、まだ何にも言うてけえへんのよ。」
宮本武蔵やな。
「はっはっはっ、お前、負けるんか。」
あっ。

鞘だけは投げ捨てないようにしよう。
つうかあれはへ理屈だろ、武蔵。
どう考えたってジャマじゃん、鞘。
ジブンは鞘もへちまもない武器持って来といて、ボッ、ボクはそんなコトでは動揺しないぞう!

とにかくイマのボクは“待て”の状態である。
ここからの何かしらの進展は、先方のボクの写真と釣書への印象にかかっている。
うわあもう、ジブンがそんなカタチでじっくり値踏みされようとは。
バーゲン期間はまだのはずだが。

2/15

今日は進展がない。
ちくしょう、待たせやがって。
家族会議とかに計られてるとおもしろいのにな。
紛糾してたりして。

さて、これからオフである。
どうなるかわからない。
ホントに、集団をまとめるの向いてないんだよ。
そこに才能があれば、まだ芝居やってたかもな。
すぐに芝居の才能の底が見えて終わってたかもな。

オフ自体の成功・不成功はともかくとして、ボクがへべれけになるのは間違いない。
だから先に書いておく。
これがアップされるのは、オフが終わってからだが。
悲しい気分でアップしてるか、いい気分でしてるか。

昨日、久しぶりに感想モノを書いたワケだが、何の為に書いているのかよく分からなくなった。
“読んだヒトが観に行きたくなるように”書いているつもりなのだが、
それだけなら単独テキストにするよりも、ニッキの中で書いた方が読んでもらえる。
もっと違う方向性を持って感想モノを書いていくベキだとか、色々と考えている。

何が言いたいのかというと、みんな「猟奇的な彼女」を観に行って語り合おうよ、というコトであろう。
そろそろひとりで観に行くのも飽きたよ。
選択肢があってもひとりで行くコトがあるだろうけど、イヤでもひとりなイマよりはずっとマシだろう。
ワガママかなあ。
ワガママだなあ。

期待は裏切られるものだと相場が決まっているけれども、裏切られるにも限度というものがきっとある。
そうそうひどい目にはきっとあわないさ。
というか、ひどい目ってなんだ。
ありえないだろ。
沖田が好きなヒトに悪いヒトなんていないさ。

そんな夢を見たところで、そろそろ行こうと思う。
楽しく過ごせますように。
ぱんぱん。(拝んでる)


 

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