まずはテールを取り付けます。最も相性が良いのはジーロンだと思います。水になじんだ時のキラメキ、適度な重さが水面での姿勢にちょうどいいと感じています。
ボディー材はグースバイオット。虫の体節を表現するリブが巻くだけで勝手にできるのも良いですね。それにとてもナチュラルです。取り付ける方向は写真で見る右側に節目がくっきり見えるようにバイオットをとりつけてください。なぜかって?何度かやってみるとわかると思いますよ(笑)
アイの手前まで巻き上げます。リブはきれいに出ましたか?ここで瞬間接着剤を塗っておくとフライは丈夫になります。
ウィングとなるCDCをとりつけます。ファイバーだけをむしりとって使います。むしるときCDCがバラケてしまうと感じた人はフロータントのドライシェークを指につけてからむしってみましょう。少しはマシになります。CDCの色はどんな色でも良いですが、白っぽい色のほうが実績は高いです。あまった部分は少し残し加減で切りそろえます。
次にハックルを巻きます。茶色、またはジンジャー系の白っぽい色でもよいでしょう。レッグのイミテーションですからパラッと巻きます。浮力がほしい場合はキッチリ密に巻くのも悪くはありません。状況に合わせて巻きましょう。
ウィングのCDCを切りそろえ完了。初心者には何のイミテーションかわからないかもしれませんね。メイフライのイマージャーなんですが、いずれにしても実績の高いフライには違いありません。

ラストチャンス・クリップルのタイイング

これもとても有名なパターンですね。ラストチャンスという名前はレネ・ハロップさんの命名。

名前の通り、祈りを込めて、ラストチャンスにかけるフライ。テール側を水面下に沈め、CDCの部分をインジケーター(ウイングですかね)として斜め45度の角度で半沈状態を作ります。ごく自然なイマージャーを模していると共に、フッキングの良さは抜群です。はっきり言って釣れちゃいますよこのフライ。ボックスには必ず入れておきたいですね。」これは、「レネ・ハロップの世界」というHPからの抜粋です。

アメリカのスプリングクリークで大活躍のフライですが、もちろん日本の渓流でも通用するパターンです。

レネ・ハロップさんといえば、これ以外にもノーハックルサイドワインダーなども有名ですよね。もちろんわたしも巻いたことはありますが、あくまで自分用ということで処理しています(笑)。

Trout Hunter: The Way of an Angler 
レネ・ハロップさんの著書です。洋書ですが、写真を見ているだけでも楽しいですよ。

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