
渓流シーズンももう終わりかなというトアル日曜日、マンションのベランダでは近所迷惑になるだろうと近場の瀬田川のほとりでやってみました。
それが、最後にこんな結末を迎えるとは誰も予想できなかったでしょう。その結末とは・・・・。
わたし以外の家族みんなが、「この味きらい」と、2口目に箸がすすまなかったのです(涙)。
しょせん、この味は酒の飲めないやつにはわからんのだと自分に言い訳しながら、次は何時やってみようかと懲りずにいるわたしなのでした。
スモークは、以前からフィッシングキャンプなどで友人がやっていて、わたし達にふるまってくれていました。ですから私自身いつか自分でもやってみたいと思っていたのです。しかし、どんな機材が必要で、下ごしらえやら何やらがとても面倒に感じていたのも事実。やってしまえば、何を難しい事考えていたんだろうと思うくらいアッサリできてしまい、拍子抜けでしたけど(笑)。
さて、わたしが使った機材(笑)はダンボールでできたスモーカーです。けっこう前からオークションのアラートを設定していたのですが、けっこう高価だったり扱いが大変そうだったので二の足を踏んでいました。そんなとき、友人から、「そんなん買わんでも、ダンボールでできるよ」と言われ、目からうろこでした。それでも自分で作るには知識がなさ過ぎましたので、クラフト製品を買うことにしました。
さて、買ったのはいいのですが、今の私に一番の障害は「どこでやるか」でした。マンションのベランダでやると近所迷惑なのは目に見えていますし・・・・。
やってみてわかったのですが、真冬の寒い時期で窓をあけない時ならマンションのベランダでも大丈夫ですね。出る煙はそれほどでもないと感じました。ただ、私のようなダンボールせいのスモーカーの場合は常に目を離さないことは大前提です。途中で燻製の具合を見るときと、最後に火を消すときくらいが一番煙が出るときですから。
そんな事で、私は初めてということもあり、近所に流れる瀬田川まで行って燻製をする事にしました。照れ隠しに(?)ロッドとバスバグを持っていったのですが(ブラックバスでも釣りながら時間をつぶそうとして・・・)、燻製のほうが気になって結局ロッドは出しませんでした。
たくさんのバス釣りのカップル(何でカップルが多いんでしょう?)が、煙を出すダンボールをいぶかしげに(洒落です)見ているのを結構楽しみながらスモークが出来上がるのを楽しんでいたわけです。
今回挑戦したのはチーズ、市販のソーセージ、シシャモの3品。
チーズは例の丸いケースで三角に切ったプロセスチーズ。アルミを全部とるのではなく下側を残しておくのがミソ。温薫ですから、いくら溶けないチーズでも溶けちゃうんですよね。
下の部分は燻製にならないのですが、気になる人はひっくり返してもいいかも・・。でも、十分おいしいですよ。
ソーセージは、2袋でいくらで売っているごく普通のあら引きソーセージ。燻製が終わって、すぐでもおいしいですが、一晩冷蔵庫で寝かせて、食べるときに炙ってもおいしいですよ。
シシャモも同じく。市販品はほどよく乾燥してますし燻製にむいているようです。乾燥していて塩気のあるもの、これなら何でも行けそうです。友人の話では、甘塩の鮭、かまぼこ、たまごもいけるとか。
ダンボールの場合は、ウッドティップよりスモークウッドのほうが簡単で安全にできるようです。今回わたしが使ったのもクルミのスモークウッド。肉も魚もOKとのことでした。スモーク中もものすごくいい香り。これは楽しい・・・と感じた一瞬でした。
2時間で完了。ソーセージはその場で一本いただきましたが、香り(煙)に少しむせる感じはあるものの・・・ウマイ!もともと市販品は保存料が入っていますから、燻製した今回のソーセージも少々の保存はききます。2〜3日冷蔵庫で寝かせるほうがよりおいしいかもしれません。
さて、悲劇はここから。
意気揚揚と我が家へ帰ったわたしは誇らしげに燻製の品々を愛妻と愚息に披露したのですが・・・。
「クサ・・・!」
・・・・・・・・・・・・・・・。(泣)
こんなにうまいもの、なかなか手に入らないのに。この味をわからない君達は不幸ものだ。
滋賀県の名物で「フナ寿司」と言うのがありますが、好きという人ときらいと言う人ははっきりわかれるもの。燻製はもう少しメジャーな食べ物と思っていましたが、結局わたしの酒の肴としかならなかったようです。メソメソ。
でも、めげずに次回は管理釣り場で釣ったイワナに挑戦してみます。ハイ!
ダンボール製のスモーカー
は自分でも作れますが、実際やってみるとけっこう手間だったり、高くついたりします。クラフト製品を買ってみるのも、スモークを始めるにはいいきっかけになるかも。とにかくやってみようかなと思う人にはお勧めです。とにかく安いですからね。
![]()