H16.5.27 天増川 快晴 気温27 

今日は、息子が学校の実力試験です。
ということで、普段から「釣りに行く」と言うと冷ややかな視線をおくってくるところに、今回はさらに輪をかけたブーイングがまきおこりました。

まるで、ハリーポッターがダーズリー家から逃げ出すように、朝早くみんなが起きないように息をひそめ、マンションの玄関を出るや一目散に車に飛び乗った私でした(なんかキャスティングにご不満でも
?(笑))。

普段は渓流釣りというと一人で行くことが多いのですが、今回は前からの約束もあり職場の後輩二人の渓流デビューに立ち会うことになりました。管理釣り場では、何とか釣りになる二人でしたが、渓流ではどうなりますことか。

さて、日券を売っているお宅に朝7時ころ着いたわたしたち3人。遊漁券売り場がごく普通の田舎立ちの家ということで初めての二人はびっくり。

それにしても、いつも笑顔で迎えてくれるおばちゃんに会えると思うと、また来ようと思ってしまう単純なわたしです(笑)。天増川は日券を購入することでおばちゃんが渓流の入り口の鎖があけてくれます。この川は、この鎖で守られているのでしょうかね。

鎖をあけてもらうとそこからは林道。舗装のされていない川っぷちの道を車の底をすらないように気をつけながらどんどん上流にむかいます。

わたしのいつもの場所まで
30分くらい。そこは、自然の真ん中です。車を降りて、まず目にしたのが鹿の骨。「足の部分かな。」「いつ食われたんだろ。」道端でこんなのを見るのは初めてですからなんとなく落ち着かず、川のほうに蹴り落としたら「パシッ」と音がして割れてしまいました。

ところで、二人は、どんなフライを持ってくるのだろうと思っていましたが、一人はタイイングも少々するので、エルクヘアカディスを中心に60本ほどのバリエーション。もう一人は、タイイングは半分あきらめたということで大型釣具店で購入したフライを少々。この川で、わたしにとって外れのないのが黄色のコカゲロウパターンですので、前夜までに少々多めに作っておいたフライをプレゼントしておきました。

まだ、朝も早いですからコーヒーでも飲んでゆっくりとしようか・・・・と思っていたら、二人は早々に着替えて準備OKのようす。そうそう、わたしもはじめた頃はそうでした。

渓流でのコツを伝授した後、二人はわたしの知っている釣れるポイント
2箇所にそれぞれ散っていきました。渓流でのコツ?そう、ポイントに不用意に近づかないこと。そんなことしか教えない私は鬼か?

さて、二人に自分の知っているポイントを教えてしまった私は、仕方なく二人がとうてい入ってこないだろう上流まで陸路を歩き、入渓。ただでも広くない天増川ですが、ここまでくるとかなり川幅も狭くなり、木々も覆い茂っています。

パイロットフライは
#16カーフテールをポストウィングにしたコカゲロウのパラシュートダン。ちょっとした落ち込みから流れ出しにかけてうまく流せたなと思った2投目でした。パシッとでたのは、天増川のアベレージサイズのヤマメでした。

ドライフライに出てくれるのは小さめの魚ばかり。でも、ここにはいるだろう、というポイントに必ずいてくれるのが天増川のいいところです。その後も、フライを見にきたり、食いそこねたり、午前中チビちゃんたちと遊んでもらって昼食です。

さて、後輩二人はというとフライをいっぱい持ってきたMaさんは魚の顔を見られないとか。フライも木の枝にとられ、フライボックスにたくさんあったフライもいまやスカスカに。管理釣り場ではないのですから、そうそう魚の顔は見れませんがMb君も、釣れないもののフライに魚が反応してくれていたみたいで、午前中を楽しく過ごしたようでした。

昼食後、パーコレーターで入れたコーヒーを飲んだ後、二人は早くも川に出発。二人とも上流へ行ってしまいましたので、今度は私は下流へ行くことにしました。原則このような川ですから、人が一度入ると魚は出てこないのですが、川に不慣れな人の後ですから何とかなるだろうと、竿抜けしそうなところ(フライを流していないだろうところ)を中心に流してみました。案の定、イワナ君とヤマメちゃんをフィッシュオン。それをきいたMb君はあとで悔しがっていました。

さて、Maさんは昼からの再挑戦で1匹あげたようでした。ヤマメのようでした。よろこぶMaさんを横目にMbくんも奮闘するも結果、釣果なし。渓流デビューはこうして終わったのでした。

さて、では反省会を。Maさんは1匹釣ることができましたが、午前中の話しのとおり、魚が見えない。いえ、フライが見えなかったようです。管理釣り場ではよく見えるフライも、流れのある渓流では慣れるようになるまで見えない。白いウィングも、白泡と一緒になって見にくいのです。少しだけ、釣っているのを見てましたが、フライに魚が反応しているのに気づいていない。だからあわせられなかったんですね。

Mb君もフライが見づらいといっていましたが、午前中の話では魚の反応を見ることはできました。でも、フックしない。端的に考えると、魚が反応したときにすでにフライにはドラッグ(水流にフライが引っ張られること)がかかっていたと考えられます。

それでも、天増川の魚はそれほどフライにスレていませんから食いつきに来るのですが、水流より速いフライに魚が追いつけないのでしょうか。また、何度もこのようなことが起こるときは、フックがぼけていないか疑ってみることも必要です。草や木に引っ掛けたりすると、ティペットが切れやすくなっているばかりでなく、フックが丸くなっていることも考えられます。時々フックを砥いでおくことでフッキングミスも減ることがあります。

さて、私はというと、それほど釣ったわけでもないのに満足してしまって虫を見てたり、山を見てたりと早々に釣ることをやめてしまいました。心残りは、ドライで釣りになることに甘んじて落ち込みの下にいる大物が見えたのみもかかわらず釣り損ねたことです。どうやったら釣れるのでしょう(笑)。もっと、まじめに釣りをしないとだめでしょうかね。

あとの二人も楽しんでくれたようです。それでは、また来る日まで、今日釣ったイワナ君もヤマメちゃんも大きくなっててね。

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