フックをセットしスレッドで下巻きをした後、テールのマラブー(赤)を取り付けます。ボディーがスリムに仕上がるよう、又はボディーに段差ができないように、ウェトフライのボディーを巻く時と同様にテール材など次の行程も出来るだけマテリアルはシャンクの長さ全長で留めるようにします。
次にテール側に、ハックル、リブとなるコパーワイヤー、オーバーボディーとなるピーコックハールの順番で取り付けます。この順番はボディーをドレッシングする際の後側からの順番です。
ボディーとなるダビング材(ここではニンフダブ)をスレッドによりつけ準備OKです。
ダビングボディーをアイのすぐ手前まで巻き上げ完了します。
ダビング材をうまく巻き上げるコツは、スレッドによりつけたダビング材の端をはじめにフックに2回ほど回して絡め、その後は指でスレッドごとダビング材をつまみ、スレッドをねじるようにフックに巻いていきます。
ピーコックハールをフライの背中の部分にまっすぐ置き、アイの手前でスレッドで留めます。
コパーワイヤーでリビングしていき、アイの手前でカットします。
最後にハックリングして完了です。
テールのマラブーの長さは現場で調整します。私の場合、管理釣り場ではケッコウ長めの方がいい印象があります。
ハックルも魚によって嫌われる場合がありますので、必要に応じて短くカットしてもいいと思います。

キャタピラのタイイング

以前、滋賀県の大戸川にあった(正確には今もありますが)すれっからしの虹鱒を釣らせる管理釣り場で、大物を釣った思い出のフライです。回りくどい言い方ですが、かなり有名だった大戸川にじます釣り場は、すでに管理人が変わったことに加え上流のダム計画、上空にまたがる第二名神高速道路の陸橋など数年前とはかなりその渓相を変えています。
 回顧はそれ位にして、そんななかなか初心者には難しい管理釣り場で、このキャタピラフライは私と私の友人に特大のニジマスを釣らせてくれたのでした。テールの赤いマラブーがニジマスにきくんでしょうかね。あれから数年たった今でさえ私のフライボックスにはこのフライは入っています。

パーフェクトフライタイイング
イワイ・イワナやブナなどよく釣れるパターンの考案者、岩井渓一郎さんの本です。ロングリーダーシステムに適したフライパターンもたくさん紹介されています。もちろんロングリーダーシステムを使わない人にも人気のあるフライが多いですよね。

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