
一日中フライフィッシングを楽しめるっていうことほど楽しい人生はありません。しかも一年中楽しめるなんて、ものすごいことです。そんな趣味、他にありますか?
朝、出勤時間には電車の中でFF雑誌を読み、その日の夜にまくフライを選んだり、週末に行く川の下調べや、キャスティングのイメージトレーニング。会社からの帰りに、途中でプロショップに立ち寄りマテリアルを選んだり、消耗品のリーダーやティペットを買い足し。夜には近くの公園でキャスティングの練習をする人もいれば、わたしのように水割りを片手に新作のフライに挑戦したり。
ちょっと強引なところもありますが、実際フライにはまった人って、会社のパソコンの壁紙はきっと自分の釣ったニジマスだったりするんですよね。
FF雑誌と言えば、あなたはどんな雑誌を思いうかべますか?ちょっと前までわたしが好きだったのはStreamSideって言う雑誌だったんですが、もうなくなってしまいました。FF雑誌の老舗的な雑誌が「フライの雑誌」そのまんまのネーミングです(笑)。これを読んでいる人は結構なマニアですよね。次に有名な雑誌と言えば「Fly Fisher」と「Fly Rodders」。わたしがいつも電車の中で読んでいるのはこの2つの雑誌です。初心者にやさしいのは後者のほうですかね。最近は本屋さんに行かなくても送料無料でインターネットで買えるんですから、便利な世の中になったものです。
一年をベースにスケデュールを見てみましょうか?早いところでは2月に解禁、遅くても3月には本州の川も解禁になります。
一応のセオリーとしては、早春はミッジ(フライの種類で、特に小さいフライを総称でこう呼ぶ場合もあります。)でシラメ釣り。少し暖かくなってきたらコカゲロウやガガンボ(水生昆虫の種類です)の季節。夏は山岳渓流でテレストリアル(陸生昆虫)を使ってイワナと遊ぶ。秋、禁漁前は大きめのフライで大きく育ったあまごと勝負。
でも、ほとんどの川は10月から2月まで禁漁になります。月に一度くらいしか釣りに行けないわたしでも、ちょっとさびしい季節です。
しかし、Fly Fisher はあきらめていません。(笑)最近は管理釣り場も数が増えてますし、トイレや食堂などの施設も充実してきていますので、女性には川よりも管理釣り場のほうが便利なこともあります。川ではめったに出会えないような大きな虹鱒やイワナを釣ることができるのも管理釣り場の魅力です。
また、おいしい魚にこだわる管理釣り場もあって、ここで釣ってきたイワナやニジマスで燻製を作って楽しむ人もいます。わたしもそのうちやってみようと思うのですが、こればっかりはマンションのベランダでやると近所迷惑でしょうしね。
そして、この禁漁の季節にこそ、多くのフライフィッシャーがやるのがランディングネットなどの道具作りです。フライと違って一日で何本も作れるというわけではないので、時間をかけて、次のシーズン用にとびきりこだわった一本を作るのもいいでしょう。
作る場所がない? 私は、ごくありきたりのマンションに住むサラリーマンですけど、作ってますよ。
木を切りだすのはDIYショップで、あとはベランダでけずったり塗装したり。ね、できるでしょう。
ネットの部分を自分で編む人もいます。さすがにわたしもそこまでの時間はないので、こればかりはリリースネット(穴があいた生地で、ミシンでできる)にするか、どうしてもクレモナ糸にこだわる場合は安くオークションで出てくるのを待ってみたりします。
どちらにしても自分だけの、世界で一本だけのネットができるわけです。
Fly Fishing は一日中、一年中 楽しい!