不育症への医学的アプローチ

 流産と自然淘汰 まずはこちらからどうぞ。フレーム対応で見れます。
「流産」の基本的とらまえ方についてまとめたものです。流産の頻度、自然淘汰としての流産について説明しています。はじめてこのサイトに来られた方はこちらから読まれるとよいのかも・・・
 不育症とその治療
不育症の主な原因とその検査について非常によくまとめられています。私自身、検査内容や結果の確認に大変役立ちました。
 産婦人科における抗リン脂質抗体症候群 
2003年6月に入手した最新の資料です。以前ご紹介したものと重複するところもありますが、東海大の不育外来で行われている抗PE抗体をはじめとする抗リン脂質抗体陽性患者への治療についてより詳しく述べられています。
 妊娠維持と自己抗体 
2002年8月に発表になった最新レポートで、東海大の不育症外来が得意とするところを知る一番の資料と思われる。
 抗リン脂質抗体症候群(APS)における母子相関
1999年4月10〜13日に開催された日本産科婦人科学会学術講演会のシンポジウムにて発表された内容を紹介しています。私はこれで頭の中がすっきり整理できました。血液凝固12因子についても言及されています。是非ご一読あれ!!!
 不育症分野における新しい概念 
最新版「不育症とその治療」とでもいいましょうか?1999年11月時点での最先端の知見を紹介して います。Th1/Th2バランスって?!お初の医学用語に関しては注釈をつけてみましたが、それでもかなりむずかしい・・・ ディープな世界にはまってしまいそうです。
 不育症診療の最近の進歩 
内分泌異常が流産の原因になり得るのか証明されていないことが多い・・・?興味ある話ではありませんか?!
 子宮形態異常と不育症 
不育症の原因のひとつである子宮形態異常について、子宮卵管造影写真と共に紹介します。
 抗リン脂質抗体と不育症 
2000年versionです。妊娠初期流産を繰り返す不育症と妊娠後期に胎児死亡を起こすそれとは、血液凝固異常の傾向が異なる?!世界最先端の知見と抗リン脂質抗体の奥深さにはまってください。
 妊娠初期の習慣流産患者と抗PE抗体との関連について English version
抗PE抗体と習慣流産との関連に関してはこれまでも紹介してきましたが、本資料は実データに基づくより詳しい内容となっています。
 抗PE抗体IgMと妊娠中期以降の子宮内胎児死亡との関係 English version
英語だけど恐れることなかれ、その気になれば筋はたどれます。但し、医学用の辞書が必要かな。ひとつ苦労して読むとその次の論文は意外に読めたりもする。Let's try!
 抗PE抗体の臨床的意義 
あらためて抗PE抗体の紹介です。抗PE抗体の検査を受けていない方には是非読んでほしい内容です。
 免疫・血液凝固学からみた不妊症〜妊娠初期反復流産
私自身の症例と重なるところも多く、特に「4.第12因子に対する自己抗体」は興味深く読みました。
 抗PE抗体陽性、並びに12因子欠乏不育症患者の治療成績データ
東海大学病院ならでは、の貴重なデータだと思います。治療法を選択する際、参考になるのではないでしょうか。
 習慣流産と血液凝固第12因子欠損症  English version
原因不明の初期流産と血液凝固12因子欠損症との関連は世界最先端の知見ということで、未だ解明されていないことも多く、その治療法も確立されていないとのことですが、私自身、この12因子が低活性ということもあり、主治医から資料を頂きまとめてみました。悪戦苦闘の産物です。
 不育症に対する免疫療法の適応の原則
夫リンパ球移植に代表される免疫療法の適応の原則について、あらためて紹介します。
 習慣流産予防のための免疫療法の効果検証 
「THE LANCET」という医学専門誌に夫の単核球細胞免疫治療の効果を検証する論文が掲載されました。かなりショッキングな内容ですが、ご参考までにご一読ください。