第7回 敵地乗り込み作戦
  • 子供達は一般的に夏休みという。最後の夏休みに私は、東京・横浜に行った。今回の目的は、巨人−阪神21回戦を東京ドームに行き我らの阪神タイガースを応援することだった。前日(27日)から乗り込んだ為に当日の対横浜戦が甲子園で試合をやっている。東京では中日−巨人(ナゴヤ)の中継をしている。阪神は途中経過のみしかわからない。いらいらしてくる。ご飯を食べたところでおやじに無理してNHKBS1の阪神−横浜の中継にしてもらった。そのおやじも阪神のことより横浜が負けることを祈っていた。なんと、横浜に勝ったのだ。私がわざわざ横浜スタジアムがある関内まで行ったことがきいたのだ。
  • 困ったことに投げる投手が昨日は川尻が投げたために今日(28日)は、一体誰が投げるのかわからなくなってしまった。23日に山村が入ったために順番通りいくと井上なのにずれて川尻と思っていた。
  • 東京ドームについてファンサービスとしてスポンサーの日テレが開局45周年ということでうちわのプレゼントをしていた。私は真のタイガースファンがただであっても、ファンサービスであっても敵の物をもらったら何の意味もない。何のための敵地乗り込み作戦なのかわからなくなってしまう。これこそが大阪の意地を見せなくてはならない。
  • 売店では、いやらしいほど巨人のグッツをうっている。馬鹿は珍しいように買っている。甲子園の方が情緒ある。売店の人に「日本ハムの試合の時はたくさん置くのですか。」と尋ねると、「いや、このままです。」という返事だった。同じ球場を使っている日本ハムはかたみが狭い。近鉄、ダイエー、ロッテはなかった。大阪ドームにある2階の店のほうが上だ。松井がホームラン打つたびにテレカを製作するのには呆れた。よく暇なことをしていますね。国会議事堂の売店にも巨人のテレカを売っていた。売店の人に聞くと国会用と巨人軍のテレカ制作会社が同じそうだという。
  • 席の後ろを見ると放送関係者がいる。中西清起(日刊)、掛布、川藤、衣笠(TBSの放送)、大矢(ニッポン放送)、広岡(ラジオ日本)、別所(プロ野球ニュース)、江川(日テレ)と大物ばかりがいた。この日は、前回の阪神戦(お盆)で川相が犠打の日本新記録達成記念の式典で系列の関谷(日テレ)アナが登場する。始球式に木村佳乃さんが出てくる。巨人の読売系列の日本テレビが秋にスタートするドラマの宣伝とか。ますます肩身が狭くなる。阪神先発は中込であった。私が試合を見るといつも中込である。観客席の力強い阪神ファンは5%ぐらい。そして、スパイの阪神ファンは3%。残りは巨人ファン。どうも江戸っ子のタイガースファンは東京ドームに入られないのか。はたまた、入るだけの勇気がないのかなあ?巨人読売グループは阪神ファンに売らないようにしているのか。わが国で一番ファンが多いのは阪神タイガースであるのは当然なのに。甲子園では80%ぐらいが阪神ファンである。東京ドーム椅子の座りごこちが悪い、それにしても大阪ドームの内野席は最高です。 あのダンスもなんですか。大阪ドームのOSKの方が上だ。あういうことではだめだ。
  • 予期していたことが起こってしまった。高橋を抑えて次は、元木に気をつけなければならないと思っていた瞬間ホームラン打たれる。6回、吉田豊彦が大乱闘する。この人本当によくわからん投手だと嘆く。ますます、八百長試合になって行く。しかし、巨人には3割打者がいないのだ。うちは、坪井、今岡と若い選手ががんばっている。騒ぎすぎた高橋は新人王の資格はない。四捨五入したら3割になると言うばかな巨人ファンがいた。巨人の選手のやじを飛ばす。横のおばさん(といっても20代)は高橋が出てくると「キャーよしのぶ」と叫ぶ。私はいつも言っている口に出せないやじをとばす。少し酔ったおじさんは阪神の悪口を言い出す。そちら側の耳をラジオのイヤホンで防ぐ。巨人金石の引退試合に近いことをし始める。アレには笑った。別所さんのガハハハがいるようだ。あの球団のすることすべてがいやらしい。野村ヤクルトが長嶋攻撃をしているこたはなんとなくわかる。あういうことをしているとプロ野球の発展はまずはないですよ巨人軍オーナー。

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