第29回 大晦日恒例の出来事
  • 大晦日恒例の出来事がある。「年越しそば」を食べる。「除夜の鐘」。最近は「カウントダウンイベント」に出かける。TVの番組といえば「紅白歌合戦(NHK)」、「レコード大賞(TBS系)」「年忘れ日本のうた(テレビ東京系)」である。これは全て歌番組であり、毎年かかさずやっている。「ドラえもん」の3時間スペシャル番組もそうだが。圧倒的に強い「紅白歌合戦」に視聴率を持っていかれる。民放の裏番組を作るのにも苦労をしているようだ。2001年はアントニオ猪木氏の番組が14%前後をとったようである。今回は「紅白歌合戦」について考える。
  • 11月頃から「出演者がどうだ。」とか「曲目は?」と騒ぎ出す。「どうしてこの人が出ないでこの人?」というようなコメントが多い。NHKは国民から受信料をとっている。明らかに国営放送である。職員は「うちは国営放送ではありません!」と言い張る。NHKのよさもあるが、御堅いところが多い。老若男女が一度に楽しめるようにするのには難しい。演歌もニューミュージックも流さないといけない。受信料をとっているし、視聴者からの反発要素になる。最近の歌手は「紅白は出ません」という人が多い。あのNHKホールで生で歌わないといけないという過酷な条件がある。大晦日の夜は東京でいないといけない。カウントダウンのコンサートをするのなら東京近辺でしかできないことになる。年末を海外で過ごそうとしても紅白終了の翌日元日に出かけないと行けない。NHKは、どうにかして出場させるような姑息な手を使っている。番組のテーマ曲を歌わせ紅白に出場させる手法。民放で成功したまたは、オーディション・企画番組で歌手になった人を逆引き抜きする手法。NHKのアナウンサーや朝ドラの出演者を民放が引き抜くのは良くあるが。テレビの「パクリ」は酷く多い。
  • これだけはもうやめて欲しい。小林幸子と美川憲一(ようやく実名が出てきた)の衣装対決である。歌よりこちらの方へ目がいってしまい、何をしたいのかがぼやけてくる。
  • だから、大晦日の晩はいやなのだ。番組がつまらない。まだ、映画のビデオを見ている方がましだ。

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