第20回 プロ野球的巳年ジンクス!?
  • 9月16日を過ぎたというのに、パリーグは3チームの熱戦で大変なことになっている。セリーグは、ヤクルトにマジックが点灯している。ほぼヤクルトで間違えがないだろう。セリーグは、勝ち星で勝敗を決めているのでややこしいのが実情である。我が阪神タイガースには何も影響がないのだ。
  • パリーグ3強をおさらいすると、西武・近鉄・ダイエーのことである。少し前までは、日本ハムを除く5チームで争うという事態になっていた。オリックスが落ちた辺りでこの3チームに絞られてきた。西武は今シーズンカブレラ、マクレーンの新外国人の活躍があっても、松坂が駄目。他が打てないなど5割を行ったり来たりしていた。近鉄から勝てないし、前川に勝ち星を献上する。ダイエーには20年連続勝ち越しを決めた。やはり誤算は、開幕のロッテ戦だろう。今年ロッテと相性が悪く。千葉マリンで一時期勝てないこともあった。近鉄はどうか、ダイエーを苦手にしている。投手陣が打たれてもあの打線で打ち返す。昭和60年の阪神タイガースに似ている。タイガースの方が投手陣はまだよかった。ダイエーも投手陣で苦しめられたとおもう。
  • 今年は2001年であり、巳年でもある。2リーグ分裂後リーグ優勝したチームを調べたら次のようになった。「1953年:セ・巨人、パ・南海、1965年:セ・巨人、パ・南海、1977年:セ・巨人、パ・阪急、1989年:セ・巨人、パ・近鉄」であった。セリーグはすべて巨人が、パリーグはすべて関西の球団が優勝していることがわかる。この結果を当てはめると、「セ・巨人、パ・近鉄」になる。しかし、突っ込んでみるとセリーグは関東の球団、パリーグは親会社が鉄道経営ということになると、「セ・ヤクルト、パ・近鉄または西武」ともいえる。パリーグがどうなるかである。こんな事が12年前にもあった。近鉄・西武・オリックスが最後まで接戦になり僅かながら近鉄がリードして優勝した。前年近鉄は10・19川崎球場でのロッテとダブルヘッダー戦があり、2戦目が時間切れ引き分けになった。優勝戦線最後になるとロッテがいやらしく感じる。
  • それにしても、日本一になっていないのが近鉄だけになった。過去3度挑戦したが駄目だった。1989年は一番近かったが悪夢の4連敗をしてしまう事態があった。
  • 今年の近鉄だが、ローズ・中村がすごい!あのバース・掛布をしのぐ勢いだ!脇を固める選手もよく打つ。先頭の大村・つなぎの水口・中村の後の礒部・吉岡・川口は、ホームランが出るわ打つわで大活躍。いてまえ打線より「いってまえ打線」になっている。ローズがブライアントのようにホームランを量産している。投手陣がしっかりしていないのが欠点。ラソーダ氏のことを忘れてはいけない。バーグマン・パウエル・ギルバートを連れてきた。関口・益田を途中で譲り受けた。あの手この手で営業サイドも頑張っている。パリーグ全体の盛り上げ方もそうだ。
  • さて、私自身西武ライオンズの優勝を望んでいる一人です。99年の開幕戦を西武ドームで見たことと松坂大輔が西武に入団したことで近鉄ファンを辞めて西武ファンになりました。西武は何とか優勝争いをするのですが今年はまだのぞみがある!去年はいいたくない結果があった。先発投手陣が一番安定している。セリーグの勝ち星順位なら有利なのだが…。引き分けがないからだ。
  • 巳年ジンクスはこれまでのパターンに当てはまるのでしょうか?

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