富士登山


富士山下山道・砂走りより富士山を眺める


日本一の山に2度目の挑戦です!前回は真の頂上(3776m)まで到達できなかったので(一応の頂上まで入ったのですが・・・)今回こそは!の気持ちで臨みました。

8月3日
 泊り勤務明けで会社を退社、JR山科駅に急行しました。前回、4年前にも泊り明け→青春18切符→そのまま夕方から登山→下山というハードスケジュールで登ったのがいけなかったと反省?し、またもや18切符で今回は横浜まで、そこで一泊するというスケジュールで挑みました。幸い横浜まで全部座れたので助かりましたがやはり鈍行電車での旅は長い!山間の田舎道を通る電車なら風情なんかも楽しめるのですが京都〜横浜だと東海道線なので結構都会が多く、疲れます。
京都→米原→名古屋(昼食・駅弁ですが味噌カツを買いました)→浜松→熱海→横浜→桜木町で乗り換えました。電車の中での駅弁はうまい!


 



 横浜駅に着いたのは18:30頃でした。すぐにホテルに荷物を置いて中華街にうまいもんを食べに行こうということで目指します。中華街の近くには横浜スタジアムがあり、この日は横浜−中日戦をやってました。中日強いですが阪神もまだまだ諦めません!!!







 中華街は人が多いと聞いており、夏休みだったので覚悟していきましたが思いのほか少なく、快適に過ごせました。僕の地元の神戸の南京町は屋台が多く、みんなそこで買って食べ歩くというスタイルが多いのですが横浜は屋台は少なく、店で食べるのが主流のようです。一品一品注文するのもよし、コース料理(夜でも2000円くらいからあります)で少しずつ味わうのもよいと思います。写真右端は関帝廟といって三国志の蜀の将軍、関羽雲長が祀られています。商売繁盛の神様として崇められているとのことです。この関帝病は日本の多くのところにあるそうです(神戸・南京町にもあります)。雑貨屋さんなんかを見ながらホテルに戻り明日に備えました。


8月4日〜5日

 


 
 登山は夕方からを予定していたので昼間でゆっくり寝て、近くにあるカフェで昼食をとり、横浜から国府津へ、乗り換えて御殿場へ。そこからバスに乗り富士山須走口5合目に到着です。5合目とはいえ海抜2000mあるので涼しいです!








5合目登山口にはお土産屋さんが並んでおり、登山用の杖なんかを販売しています。杖には各合目で焼印を押してもらえます(有料)。また食事もできますし、おにぎりも作ってもらえるようです。また、しいたけ茶というお茶をもらえるのですがしいたけが苦手な僕は飲むのにかなり苦労しました。飲んだ後に鼻にくるのがまさに拷問です(+_+;)鼻をつまんで飲み干しました。でもおかげ?で店のおばあちゃんから杖を貸してもらうことができました。買っても持って帰るのが邪魔やなと思ってたので助かりました。18:30頃に登山開始!高山病にならないようゆっくりと歩を進めます。しばらくは映画、ブレアウィッチ・プロジェクトに出てくるような不気味な森の中を進みます。1時間半ほどで新6合目に到着です。この”新”というのが曲者で、この後”本”6合目が待っています。そして新7合目、本7合目・・・と初めて行った人には6の次は7と思わせておいて6の次も6と気持ちを萎えさせてくれます。僕も前回はそうでした。今回はわかってたので最後まで体力的には問題ありませんでした!がやはり標高が高くなるにつれ高山病がじわじわと僕の頭を蝕んでいたのです・・・




 登山のおおよその歩行時間は写真の通りです。こうやって見ると意外と近いと思われるかもしれません。しかし高山病になる人は8合目くらいでなる人が多いようです。僕は頂上についてからだったのでまだ耐えれましたがいったんかかってしまうと低いところに下りないとなかなか治らないと思います。予防法はゆっくりと登ることくらいなので早くになってしまう人は途中の山小屋で仮眠してそこで体を慣らす人も多くいてます。また途中から他のコースの人と合流するので頂上でご来光が見たければゆっくりしているとそこで渋滞に巻き込まれて登山道の途中からご来光を見るハメになりますので注意してください!









 
8号5勺、3450mです。外国人の方も多く登っています。ここで途中の山小屋は終わりです。あと少し、がんばりましょう!服装についてですがこの日の8合目で5℃です。平地の1月くらいの寒さだと思ってください。登ってるときは体も温まり、寒さもあまり感じませんが止まるとやはり寒いです。おすすめはCW−Xのようなスパッツとシャツもそういうタイプのピッチリした化繊のものが汗の乾きも早く、密着しているので暖かいです。僕はそれに長袖のTシャツと下はジャージで十分でした。後、止まってる時用にダウンジャケットを持って行きました。




この狛犬が見えたら頂上はすぐそこです。まだこのときは高山病も来てなかったので「やっと着いたな〜」という感じでした。前回はこの時点でズキズキきていたので頂上でのご来光も諦め、下山途中でのご来光でしたが今回は頂上で見るぞと気持ちを入れなおします。頂上の山小屋ではうどんやラーメンなどある程度のものが食べれます。値段は800円〜1000円くらいです。外が寒いため、山小屋はすぐ人でいっぱいになります。うどんを食べましたがなんか店の人は結構高圧的で登山者の足元を見て商売してる感じがしたし、登山者は配給の食糧を待つ人に見えてなんか不思議な感じがしました。ちなみに缶ジュースは400円、ペットボトルは500円です!

 

いよいよご来光を拝む時間がやってまいりました!午前4:30頃真っ暗な空の向こうからゆっくりと朝焼けが始まり、4:45頃はるかかなたの地平線から太陽が登っていくのがはっきりと見えました。ここまで登ってきたのはこのためでもあるんだと実感できる時です。梅雨明けの一週間くらいが一番いいそうです。あまりの美しさにああ〜とかおお〜とかくらいしか言葉が出てきません。

ご来光を拝んだ後、真の頂上、3776mの三角点を目指してお鉢巡り開始です。頂上付近でもアップダウンが多く、僕もここら辺でついに高山病になってしまいました。頭痛も激しかったのですが気合で乗り切って歩ききることができました。途中では郵便局(写真左)があり、ここで郵便物を出すと富士山頂の消印が押されます。多くの人が出してました。そして写真真ん中が真の頂上で旧気象台、3776m地点の2等三角点です。北緯35度21部38.261秒、東経136度43分38.515秒、標高3775.63mが正確な数字になります。そして、写真右、これは何だと思いますか??これは富士山頂上から見た地上に映る富士山の影なのです。これも登った人にしか見ることのできない代物でしょう!頂上に登ったよりもいい景色かもしれません。


 頭痛もひどいので早く降りようということで下山道=砂走りから一気に駆け下りました。このコースは地面が砂と瓦礫でできていて一歩歩くと砂がズズズ・・・とずれるので一歩でだいぶ進むことができるのです。登りは7時間ほどかかったのに下りは2時間でした。人生と一緒で落ちるときはあっという間です(笑)ただ、速句降りることができる代わりに写真のように前の人の砂埃がひどく、汗をかいた顔中にくっつきまくりです・・・マスクやタオルで顔を覆っていかないと大変です。下山後、バスに乗って御殿場まで戻りましたが降りてきてほっとしたのか疲れが一気に出て爆睡でした。






8:30に下山したのですがずっと起きてたために時間感覚がおかしくて変な感じがずっとしてました。時の栖(ときのすみか)という温泉施設で汗を流して再びバスに乗り、箱根は強羅に向かいました。初めて箱根方面に行きましたが山の中だけあって涼しかったです。坂の多い街でケーブルカーで街の中を移動します。









この写真はおまけで強羅の旅館の前にいたヒキガエルです。最近ヒキガエルなんか見たことなかったのですごく新鮮でした。触るとゴツゴツしてて子供の頃は何でも平気で触ってたのを思い出しました。近くにいた子供は「怖い〜」ってゆってました。








8月6日



 昨日の疲れもどこへやら、たいした筋肉痛もなく日ごろの運動が功を奏しているなと思いながらケーブルカーに乗り、早雲山下車、ゴンドラに乗り換えて大涌谷を見に行きました。この日は暑く、人も多く、しかも硫黄のにおいがプンプンでしたが関西にはこんなところはない(と思う)ので結構楽しめました。ただ、交通費が高すぎます。ケーブルカーも10分ほどしか乗らないのに410円もするし、ゴンドラも往復で2000円ほどします。いろいろなところを回るのならフリーパスがいいでしょう。







 帰りも18切符で帰らないといけないので昼ごろに箱根を後にしました。箱根湯本まで登山鉄道に乗りましたが勾配がきついので途中で運転士と車掌が3回交代して少しづつ下っていきます。途中下車して地ビール園に行ったのですが日曜日だったので1時間以上待たないといけないと言われ諦めましたが横に同じ会社がかまぼこ屋さんも開いておりそこでも地ビールが飲めました。小田原まで出て、お土産を買い、そこから京都まで7時間くらいかかりました。もう富士山も完全登頂したし、高山病はいやなので2度と登らない?と思います。箱根はもう一度ゆっくり着たい街だなと思いました。